クレア編
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「バイオハザード リベレーションズ2」の記事における「クレア編」の解説
『インフィニット・ダークネス』の事件から5年後の2011年。クレア・レッドフィールドはNGO団体「テラセイブ」の職員として、バイオテロや薬害の被災者救済で世界を飛び回る日々を送っていた。ある日、クレアはテラセイブ本部で催されたパーティーに参加。そこには新人職員のモイラ・バートンもいた。2人はクレアの兄クリス・レッドフィールドとモイラの父バリー・バートンを介して知り合い、今は親しい友人同士となっていた。2人はパーティーで、互いに冗談を言い合う楽しい時間を過ごしていたが、パーティー会場に突如、謎の特殊部隊がなだれ込んでくる。特殊部隊により機密情報漏洩とスパイ嫌疑という身に覚えのない罪をかけらたクレアは、必死の抵抗を試みるも薬で気絶させられてしまう。 クレアが意識を取り戻すと、そこは見覚えのない古びた施設の檻の中だった。腕には謎の腕輪が取り付けられており、クレアが立ち上がるとなぜか檻の扉が解錠される。状況を飲み込めないまま、檻から抜け出して歩いていると、道中で自分と同様に捕まっていたモイラを発見。すると、なぜかモイラの檻の扉も解錠され、2人は謎の施設内を探索する。ところがその最中、ゾンビに似た異形の化物に遭遇。さらに、その化物は一人の女性を襲い追いかけていた。クレア達は女性を助けるべく追いかけ、何とか化物を退けるが、既に女性は致命傷を負って血だらけになっており、クレア達の目の前で息絶えてしまう。その女性は、クレア達と同じテラセイブ職員のジーナ・フォリーだった。その後、クレアはモイラにも武器が必要だと考えるが、モイラは幼少期のトラウマが原因で銃だけは使いたくないと言ったため、道中で入手したバールを武器に使うことにする。 その後もしばらく施設内を探索していると、腕輪から突然オーバーシア(監視者)と名乗る謎の女の声がして、「ヴォセクへ向かえ、そこで全てが始まる」と告げる。未だに状況を飲み込み切れない中で歩を進め、化物たちを振り切って辛くも施設の外に出ると、電波塔を発見。2人はそこへ向かう。そして、クレアが電波塔の上まで登り電源のレバーを引き、モイラは電源の回復を確認すると、涙声で必死に救難信号を発信する。そしてクレアは、周りの風景をみるとそこには見渡す限りの大海しかなく、自分たちのいる場所が絶海の孤島であることを知る。
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クレア編
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「バイオハザード リベレーションズ2」の記事における「クレア編」の解説
オーバーシアの指示を受けたクレア達は、その指示に従い漁村にある酒場"ヴォセク"へと向かった。ヴォセクにたどり着くと、そこにはアフリクテッド達から辛くも逃げてきていた、同じテラセイブ職員のガブリエル・チャベス(ゲーブ)とペドロ・フェルナンデスがいた。ゲーブは、目が覚めたら森の中にいて仲間のエドワード・トンプソンが殺された事を、クレアは、廃墟の収容施設で目覚めジーナが殺された事を、それぞれ伝え合った。それからはしばらくヴォセクの中を調べていた所、またしても腕輪からオーバーシアの声がして、これから始まる実験のためにウイルスを全員に投与した事を知らされる。一同は驚愕の表情を浮かべ、言い知れない恐怖を抱きそうになるが、クレア達はとりあえずヴォセクを出て漁村の調査に乗り出していく。 村を調査する過程でゲーブは、1機のヘリコプターを発見した。クレア達は村内を探索し、ペドロと協力しながらヘリに必要なバッテリーと燃料を入手。後はヘリを修理するだけとなり、ゲーブにそれを任せることにした。だがその時、突如けたたましいサイレンが村に鳴り響き、それが合図だったかのように次々とアフリクテッド達がクレア達を襲撃してきた。クレア達はヴォセクに籠城し必死の抵抗を続けるが、ペドロが恐怖に耐え切れなくなり、体内のウイルスが発症。異形の姿に変異して自我を失い、持っていたドリルを振り回してクレア達に襲い掛かって来た。クレア達は必死にかわしながら逃げ回っていたが、間一髪のところでテラセイブ幹部のニール・フィッシャーが救援に現れ、クレアとモイラはどうにか村からの脱出に成功する。 ペドロが発症前に「腕輪の通信は電波が阻害されない高い所から発信されている」と言っていたのを受け、3人は市街地の中心に建つ塔を目指すことにした。しかし、道中またもアフリクテッド達に襲撃され、ニールはクレア達を逃がすために囮となって走り去っていった。クレアとモイラはそのまま市街地を進んでいくが、その途中、クレア達と同じ腕輪を付けている白服の少女に出会う。少女の話から、彼女はテラセイブの施設からこの島に連れて来られたことが判明する。その後、3人は敵を退けながらどうにか塔の前の道にたどり着くが、その時ゲーブが操縦するヘリコプターが頭上に現れた。これでようやく脱出出来ると思った矢先、ゲーブの腕輪から「ルール違反よ、グレーゴル」とオーバーシアの冷たい声が聞こえ、ヘリが突然故障。ヘリは成す術なく、そのまま建物に激突し炎上した。さらに、先程まで一緒だった少女もクレア達の前から姿を消してしまう。
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「バイオハザード リベレーションズ2」の記事における「クレア編」の解説
ナタリアを見失ったクレア達は、塔の入口でニールのメッセージを見つける。そこには一言「工場へ行け」とだけ書かれており、2人はナタリアとニールを探しつつ工場へ向かう。しかしその工場も、オーバーシアのテリトリーであった。突然オーバーシアから「神々の処刑場、そこに答えはある」と言われ、工場内に潜入するが、そこで待ち受けていたのは彼女の仕掛けた罠であった。工場はかつて食品加工の施設だったようだが、オーバーシアによって、数々の残虐な仕掛けや凄惨な光景が散りばめられた狂気の施設へと変貌を遂げていた。2人は協力しながら、いくつもの罠を乗り切り、ニールの捜索を続ける。だが突如、異国の言葉でのアナウンスが聞こえ出し、二人がシャッターを開けた先では紅蓮の炎が酒造棟を包み込んでいた。2人は協力して化物を掻い潜りながら進み、辛くも爆発寸前の工場から脱出に成功する。 その後、クレア達はそのまま地下下水道を通って塔の最上階を目指す。地下下水道から塔内にある墓場を通り、ようやく最上階に繋がるエレベーターがある広場にまで辿り着いたが、その一室にあったファイルを目にしたクレアは愕然とする。自分達テラセイブのメンバーをこの島に拉致させたのはニールであり、彼はオーバーシアの協力者だったのだ。クレアはモイラに案じられつつ、オーバーシアの元へ向かおうとエレベーターに乗り込む。ところが、そこにはフラフラのニールがおり、クレアに倒れ込んできた。「これが、俺のやり方だ。」と告げるニール。クレアはニールを気遣おうとするが、既にオーバーシアによってウロボロス・ウイルスを投与されており、みるみるうちに異形の姿に変異してしまう。クレア達はクリーチャー化したニールとが対峙し、苦戦の末にニールを倒す。その後、エレベーターで最上階に行こうとするが、復活したニールがクレア達を襲撃、下に転落してしまう。ニールにのし掛かられて身動きが取れないクレア。その隣に倒れるモイラと落ちたハンドガン。モイラは幼い頃の銃を持てなくなったトラウマと恐怖を振り払い、ニールにトドメの銃撃を何度も撃ち込み、息の根を止めさせた。クレアは驚きながらも、ニールの遺体から抜け出し、改めてエレベーターに乗り込み、オーバーシアの元に向かっていった。
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「バイオハザード リベレーションズ2」の記事における「クレア編」の解説
オーバーシアの計画した非道な実験に巻き込まれたクレアとモイラ。だが、2人の長い戦いも終わりの時を迎えようとしていた。裏切り者のニールを退け、オーバーシアのいる塔の最上部へ迫るクレア達であったが、同時にアレックスがナタリアに施した転生の儀が完了してしまう。数々の罠をくぐり抜け、ついに対峙したオーバーシアとクレア達。しかし彼女は、不気味に「実験は成功した」「我々の救い、それは死である。」と言い残すと、拳銃で自らのこめかみを撃ち抜いて自殺してしまう。訳が分からないまま、混乱する2人。だがその直後、塔の爆破シーケンスが作動。オーバーシアに何も聞けなかったことに悔しさを抱きながらも、クレア達は崩落の始まった塔からの脱出を余儀無くされる。道なき道を進み塔内を死に物狂いで走り抜け、ようやく下層近くまで来たが、突如瓦礫がクレア目掛けて崩落。それを見たモイラはクレアを庇って前に突き出すが、自らは瓦礫の下敷きになってしまう。悲痛の叫び声を上げるクレアに「クレアだけでも逃げて」と告げるモイラ。何としてもモイラを助けたかったクレアだが、塔崩落まで幾ばくもない、泣く泣くクレアは、壁に空いた穴から海に飛び降りて、一人で塔から脱出したのだった。 その後、満身創痍で孤島から生還を果たしたクレアは、とある病院の集中治療室へ運ばれる。その最中、朦朧とする意識の中でバリーの呼び掛けに気付き、意識を辛うじて浮上させた。バリーから「モイラは?一緒じゃないのか?」と聞かれるが、クレアは涙を流して「ごめんなさいバリー。救えなかった。」と告げた。絶望のドン底に突き落とされたバリーは、治療室の前で項垂れるしかなかった。
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