だい‐ち【代地】
だい‐ち【代知】
だい‐ち【代置】
だい‐ち【台地】
だいち
JAXA(宇宙航空研究開発機構)が開発した陸域観測技術衛星の愛称。平成18年(2006)から平成23年(2011)まで5年3か月間運用され、全世界650万シーンを撮影。大規模災害の観測・情報提供、森林伐採監視・気候変動の影響監視などに成果をあげた。ALOS(エイロス)(Advanced Land Observing Satellite)。
[補説] 後継機の「だいち2号」は平成26年(2014)5月に打ち上げられた。「だいち3号」は令和5年(2023)3月に打ち上げられたが、搭載されたロケットの不具合により、ロケットとともに指令破壊された。
だい‐ち【大地】
だいち【大地】
読み方:だいち
《原題The Good Earth》パール=バックの長編小説。1931年刊。1932年刊「息子たち」、1935年刊「分裂した家」とともに三部作「大地の家」を構成し、貧農の身から大地主になった王竜(ワンロン)とその一家の3代にわたる歴史を描く。
《原題、(フランス)La Terre》ゾラの長編小説。1887年刊。連作小説群「ルーゴンマッカール叢書」の第15巻にあたる。
《原題、(イタリア)La Terra》アルチンボルドの絵画。「四大元素」と総称される寄せ絵の連作の一。板に油彩。縦70センチ、横49センチ。1566年制作。ウマ、ライオン、羊など、さまざまな動物で構成される。
たい‐ち【大痴/大×癡】
たい‐ち【大知/大×智】
だいち(だいち)(Daichi)
今月24日に鹿児島・種子島からH2Aロケットで打ち上げられ、南極と北極の上空を通る高度約700キロメートルの極軌道を周回している。開発当初はALOS(エイロス)と呼ばれていたが、一般公募で「だいち」と名づけられた。
高性能カメラなど3種類の観測装置を搭載し、地球全域の地表の様子を2.5メートルの精度できめ細かく観測する。詳細な地形の観測による地図の作成をはじめ、資源探査や大規模な自然災害の観測などの幅広い目的に利用される予定。
宇宙航空研究開発機構は28日、データ処理機能の一部で異常を検知した「だいち」について、正常な状態に復旧したと発表した。9月からの本格運用を目指すとしている。
(2006.01.30掲載)
だいち
2006年1月宇宙航空研究開発機構(JAXA)により打ち上げられた陸域観測技術衛星の名前で、高度約692km、同じ軌道にもどってくる回帰日数は46日である。衛星に搭載されているセンサーは、①パンクロマチック立体視センサー(地上分解能2.5mのセンサーが35kmの幅で直下と前方、後方の3方向に観測しており、立体視が可能となり、2.5万分の1の地形図作成が可能とされている)、②高性能可視近赤外放射計2型(地上分解能10m観測幅70kmで、可視域3波長、近赤外1波長の観測)、③Lバンド合成開口レーダ(雲や植物の影響なく地上の観測ができる波長のレーダで、観測幅70km地上分解能10mで観測)の3種がある。データの一般提供は2006年10月から行われている。2007年の新潟県中越沖地震の際の合成開口レーダのデータを使った面的な地殻変動の解析など、世界の災害状況の把握、発展途上国での中縮尺図の作成などの利用が期待されている。
だいち
名称:陸域観測技術衛星「だいち」/Advanced Land Observing Satellite(ALOS)
小分類:地球観測衛星
開発機関・会社: 宇宙航空研究開発機構(JAXA)
運用機関・会社:宇宙航空研究開発機構(JAXA)
打ち上げ年月日:2006年1月24日
打ち上げ国名・機関:日本/宇宙航空研究開発機構(JAXA)
打ち上げロケット:H-IIA
打ち上げ場所:種子島宇宙センター(TNSC)
「だいち」は質量約4,000kg、太陽電池を広げた大きさは約28mという世界最大級の地球観測衛星です。3種類のセンサーを持ち、地球全体の環境観測を高精度で行うことにより、地図作成、地域観測、災害状況把握、資源調査などに貢献することを目的としています。
だいちは3つの地球観測センサーを搭載しています。「パンクロマチック立体視センサー(PRISM)」は可視域から近赤外域を分解能2.5mで観測し、地表の3次元データを取得します。「高性能可視近赤外放射計2型(AVNIR-2)」は可視域と近赤外域の観測波長で分解能10mで地表を観測し、土地の表面の状態や利用状況、植生を調べます。「フェーズドアレイ方式Lバンド合成開口レーダ(PALSAR)」は地表に発射したマイクロ波の反射波を観測することで陸地を調べます。昼夜・天候によらず観測することができです。
地球上空700kmの太陽同期準回帰軌道を約100分で1周しており、同じ地点の上空に戻ってくるのは46日後ですが、災害時に緊急な観測が求められるときにはAVNIR-2センサーの首ふり機能などを用いて地球上のどこでも2日以内に観測ができるようになっています。
だいちは2万5,000分の1の地図作成ができる地形データ収集を行い、日本国内やアジア太平洋地域など諸外国の地図の作成・更新に大きな威力を発揮することが期待されています。打ち上げ直後の2006年2月にはフィリピン・レイテ島で発生した大規模な地滑り、4月には噴火の兆候があったインドネシア・メラピ山、5月にはタイ北部で起きた洪水やインドネシア・ジョグジャカルタの地震被災地のようすを観測し、データを提供するなど、アジアで連続的に起きた自然災害にすばやく対応して、国内外の大規模災害の状況把握という目的に早くも威力を発揮しています。
駄市
だいち
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/26 07:12 UTC 版)
陸域観測技術衛星だいち(ALOS, Advanced Land Observing Satellite、エイロス)は、地図作成、地域観測、災害状況把握、資源調査などへの貢献を目的として宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発した地球観測衛星。開発・製造はNEC東芝スペースシステムが担当した。2006年1月24日に H-IIAロケット8号機で打ち上げられた。
- ^ アマゾンの森林伐採監視衛星利用推進サイト(宇宙航空研究開発機構ホームページ)
- ^ 2008年1月9日 読売新聞
- ^ 陸域観測技術衛星「だいち」データの地図への利用に関する改善状況について (国土地理院 / JAXA 2008年4月)
- ^ ALOS PRISMに関する研究 PRISM画像の画質向上(2002-2007) 国土地理院 神谷泉.2023年4月4日閲覧。
- ^ 陸域観測技術衛星「だいち」(ALOS)によるパキスタン・フンザ川の土砂崩れにともなう堰止湖の緊急観測結果(JAXAホームページ)
- ^ ハイチ大地震:衛星写真を公開 JAXA 2010年1月15日 毎日新聞
- ^ 陸域観測技術衛星「だいち」(ALOS)の電力異常について (JAXA 2011年4月22日)
- ^ 平成23年宇宙開発委員会(第15回) 議事録 文部科学省 2011年5月18日
- ^ “陸域観測技術衛星「だいち」の電力異常について”. JAXA (2011年4月27日). 2011年4月29日閲覧。
- ^ “陸域観測技術衛星「だいち」(ALOS)の運用終了について”. JAXA (2011年5月12日). 2011年5月12日閲覧。
- ^ “海上保安庁から「だいち」(ALOS)へラストメッセージとしてレーザー光線が伝達されました”. JAXA (2011年10月20日). 2011年10月31日閲覧。
- ^ 根本正美、下山泰志、関崎賢一「国土全域における2万5千分1地形図の整備・刊行とその経緯」『国土地理院時報』第126号、国土地理院、2014年12月26日、97-113頁、NDLJP:10167981、2023年10月30日閲覧。
- ^ 稲葉和雄「2万5千分1地形図整備,刊行の経緯」『地図』第53巻第2号、日本地図学会、2015年、51-57頁、doi:10.11212/jjca.53.2_51、2023年10月30日閲覧。
- ^ “「だいち」画像を活用した世界最高精度の全世界デジタル3D地図の整備について”. JAXA. (2014年2月24日) 2014年3月3日閲覧。
- ^ “世界最高精度の全世界デジタル3D地図を提供開始 ~世界初、5m解像度の数値標高モデルで“見る3D地図”から“使える3D地図”へ~”. 財団法人リモート・センシング技術センター(RESTEC). (2014年2月24日) 2014年3月3日閲覧。[リンク切れ]
- ^ “陸域観測技術衛星(ALOS(エイロス))の愛称募集について”. JAXA (2005年11月30日). 2015年8月9日閲覧。
- 1 だいちとは
- 2 だいちの概要
- 3 情報収集衛星との関係
- 4 名称について
だいち
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 08:42 UTC 版)
主人公。中学3年生。スポーツは得意だが、優しい性格が原因で強くなれない、優柔不断で携帯電話の無い生活は考えられないという、今時の男の子。チャレンジ精神旺盛な楽天家。本編では、基本的に操作できるのは彼だけである。「彼女のサバイバルモード」では、1人で島の探検に出て行き、頼めば食料や薪などを拾ってきてくれる。
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だいち
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アニメ版で先行登場。学校で一番のガキ大将。乱暴者でさとしにプリンをいつも要求しにきたり、ケンカになったりすることが多いが、さとしとの仲はかなりいい。
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