群馬テレビ
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沿革
- 1969年(昭和44年)
- 1970年(昭和45年)
- 2月9日 - 群馬テレビ株式会社 創立。
- 2月16日 - 会社設立。設立時の資本金は6億円(設立資金3億円、授権資本3億円)。
- 1971年(昭和46年)
- 1月21日 - 日本民間放送連盟に加入。
- 3月29日 - 本社・演奏所の竣工式、マスター設備、スタジオ設備の火入れ式(電源投入式典)を執り行う。竣工時の主な装備はNEC製一式とマスター設備一式、東芝アンペックス社製ハイバンドVTR(VR-1200T) 二式、日立電子製スタジオ用カラーテレビカメラ二式(CCU二式を含む)、NEC製副調整室一式、日立電子製テレシネ設備四式、テロップ装置二式、オペーク装置二式、沖電気製STL装置一式など。
- 4月1日 - 榛名山親局(UHF48チャンネル)の送信機テストとSTLのテストを兼ねた試験電波を発射。以降、約2週間サービス放送を開始。
- 4月16日 - テストパターンを送信した後、独立放送局として開局。開局第1号番組は『開局のご挨拶』。
- 1976年(昭和51年) - 後楽園球場→東京ドームでの読売ジャイアンツ主催試合のトップ&リレー中継を開始する(2008年(平成20年)まで)。
- 1986年(昭和61年)3月31日 - 開局15周年。
- 1987年(昭和62年)12月 - 榛名山送信所(48ch親局)の送信機を全固体式の新装備に更新。
- 1989年(平成元年)6月 - CMバンクシステムを導入。従来システムはUマチックVTRとベータカムVTRの併用であった。
- 1991年(平成3年)
- 4月 - 開局20周年。
- 10月 - 副調整室更新。
- 1992年(平成4年)
- 1996年(平成8年)10月 - 第2スタジオ、第2サブ完成。
- 2001年(平成13年)4月 - 開局30周年。期間限定ロゴ「ぐんまTV」を採用。
- 2006年(平成18年)
- 2008年(平成20年)6月23日 - 地上デジタル放送ワンセグ・データ放送開始。
- 2010年(平成22年)10月1日 - スタジオのハイビジョン化。
- 2011年(平成23年)7月24日 - 地上アナログ放送終了。開局40周年。
- 2014年(平成26年)2月1日 - 画面右上にウォーターマーク表示開始[注釈 2]。
- 2016年(平成28年)- 経理システムを更新、人事・給与システムを導入、報道支援システムを導入。
- 2021年(令和3年)- 開局50周年。4月16日放送の『ニュースeye8』内で群馬テレビの歴史を振り返った。
- 2022年(令和4年)12月1日 - 主調整室(マスター)設備を更新[8]。同時にマルチ編成においてメインチャンネルとサブチャンネルの同時HD送出が可能になることから、サブチャンネルにおいて新チャンネル「GTVプレミアム」の放送を開始[8][9]。
- 2023年(令和5年)12月22日 - 取締役会において、代表取締役社長の武井和夫に対し「求められる社会的責任、使命、正常な形での報道業務を果たせない状況を改善し、県域放送局としてあるべき姿を回復させるべく熟慮を重ねた」ことを理由に解任動議が出され、賛成多数で解任された(後述)。新社長に専務取締役の中川伸一郎を選任[10]。
- 2024年(令和6年)3月 - サブチャンネル名を「GTVプレミアム」から「GTV-2」に変更。同年3月31日をもって連日行っていたサブチャンネル運用およびエムキャスでのメインチャンネル同時配信を終了。同年4月以降はスポーツ中継等において臨時でのサブチャンネル運用を行う予定。
注釈
- ^ 「GTV」の略称ロゴは、自社での使用頻度は少ないが、技術協力で参加しているTBSテレビ制作の『全日本実業団対抗駅伝競走大会』(ニューイヤー駅伝)のスタッフロールで表示されている。
- ^ ただし、同年の1月から試験的にアニメ番組に限りウォーターマークを表示していた。
- ^ デジタルにおいてはあくまで簡易的にアナログ放送をデジタルでも送出していただけに過ぎない。
- ^ 『プレイボール』『BLACK LAGOON』『Mission-E』『GA 芸術科アートデザインクラス』『日常』『アクセル・ワールド』『AKB0048』『リトルバスターズ!』『惡の華』『銀河機攻隊 マジェスティックプリンス』などを放送。『惡の華』の原作者押見修造と『日常』の原作者あらゐけいいちは共に群馬県出身である。
- ^ 中でも2020年4月の『邪神ちゃんドロップキック'』や2023年1月の『あやかしトライアングル』は製作委員会参加社以外では異例となるTOKYO MXよりも先行しての放送だった。
- ^ ただTOKYO MX等での本放送当時に本局が放送対象にならず県内で放送されなかった作品を終了後に独自で購入して放送することについては、たとえそれが小倉唯や内田彩といった群馬県出身の人気声優が出演した作品であったとしても基本的にない。
- ^ 主に日本テレビ系作品。『犬夜叉』『スケアクロウマン』『君に届け』『結界師』『蒼天航路』『たまゆら〜hitotose〜』『あの夏で待ってる』などを放送。日本テレビ系作品以外では『プリキュアシリーズ』で実績あり。
- ^ かつての公共広告機構時代から放映されていた。
- ^ 制作・技術協力の形で中継制作にも関与している。
- ^ 『ピーナッツバターサンドウィッチ』以降の作品。
- ^ 1期は2020年10月にフジテレビで再放送、2期以降及び劇場版はフジテレビ企画協力。
- ^ 1期・2期は2022年4月より日本テレビで再放送。
- ^ これらの番組は日本テレビが運営している無料動画配信サービス「日テレ無料TADA!」に供給されており、TVerでは更にその供給を受ける形で配信されている。この経緯から、TVerでは日本テレビ系列の番組として扱われている[19][20]。
出典
- ^ a b c d e f 日本民間放送連盟『日本民間放送年鑑2023』コーケン出版、2023年11月30日、317頁。
- ^ 日本民間放送連盟『日本民間放送年鑑2021』コーケン出版、2021年12月10日、312頁。
- ^ 日本民間放送連盟『日本放送年鑑'78』洋文社、1978年12月、177頁。
- ^ 日本民間放送連盟『日本民間放送年鑑'92』コーケン出版、1992年11月、244頁。
- ^ 日本民間放送連盟『日本民間放送年鑑2003』コーケン出版、2003年11月、264頁。
- ^ [1]
- ^ 朝日新聞縮刷版 1992年4月 32ページ(朝日新聞1992年4月1日朝刊 32ページ(テレビ欄))
- ^ a b 群馬テレビが武井社長を解職 「正常な報道業務果たせない」ことを理由に 新社長には専務の中川氏 - 上毛新聞社 2023年12月22日
- ^ “第1スタジオ|スタジオ案内|群馬テレビ”. 群馬テレビ. 2016年4月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年1月6日閲覧。
- ^ a b 群馬テレビ公式(ポチッとくん) Twitter - 2021年4月1日
- ^ “第2スタジオ|スタジオ案内|群馬テレビ”. 群馬テレビ. 2016年12月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年1月6日閲覧。
- ^ “群馬テレビ:スタジオ見学:第2スタジオ”. 群馬テレビ. 2007年10月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年1月6日閲覧。
- ^ “風人の画布”. mixi公式ホームページl2019-05-11閲覧。
- ^ 三隅有里子 (2011年6月10日). “変わらないもの”. 群馬テレビ. 2011年6月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年4月25日閲覧。 “群馬テレビの局アナでもあった降旗さん、私の大先輩です!”
- ^ ジャンポケロード【公式】 (2021年4月20日). “「お待たせいたしました、お待たせし過ぎたかもしれません!」本日、午前10時から#ジャンポケロードが#TVerにて配信開始!!見逃してしまった方や県外の方、もう一度見たいという方も、ぜひご覧ください”. ジャンポケロード【公式】@janpoke_road. 2021年5月13日閲覧。
- ^ “ダイアンのガチで!ごめんやす【群馬テレビ公式】@gachigomeのツイート”. Twitter (2023年4月1日). 2023年4月15日閲覧。
- ^ “ジャンポケロード《群馬テレビ》”. 日テレ無料TADA!. 2021年5月13日閲覧。
- ^ “ダイアンのガチで!ごめんやす《群馬テレビ》”. 日テレ無料TADA!. 2023年4月15日閲覧。
- ^ a b 田所柳子 (2023年10月18日). “「ニュースはNHKに」社長発言 群馬テレビ労組が救済申し立て”. 毎日新聞. 2023年10月18日閲覧。
- ^ a b “群馬テレビ労組の救済申し立て「事実なら問題」と山本知事”. 産経新聞 (2023年10月19日). 2023年10月21日閲覧。
- ^ a b 群馬テレビ社長「取材必要ない」巡り 館林市長ら「事実なら残念」,毎日新聞,2023年10月27日
- ^ “群馬テレビ労組が救済申し立て 配置転換撤回など求める”. 時事通信 (2023年10月18日). 2023年10月21日閲覧。
- ^ a b 「「異常事態」群馬テレビ問題で山本知事が事情聴取」『産経ニュース』、2023年11月2日。2023年11月3日閲覧。
- ^ 杉浦達朗、高木智子 (2023年10月20日). “群馬テレビ労組が救済申し立て 報道巡る問題発言などで社長辞任要求”. 朝日新聞. 2023年10月21日閲覧。
- ^ 「「ぐんまちゃん」ボートレース回差し替えと「真逆の判断」 群馬テレビ社長「取材不要」発言に伊勢崎市長」『上毛新聞』、2023年11月2日。2023年11月2日閲覧。
- ^ 「群馬テレビ問題「善処を」 群馬銀頭取が社長に要請」『上毛新聞』、2023年11月1日。2023年11月1日閲覧。
- ^ 杉浦達朗「「早期解決を」 群テレ大株主の群銀頭取が見解」『朝日新聞』、2023年11月1日。2023年11月1日閲覧。
- ^ a b 田所柳子「群馬テレビ社長と労組に県が聴取 救済申し立てで 知事「異常事態」」『毎日新聞』、2023年11月2日。2023年11月3日閲覧。
- ^ “群馬テレビ武井社長を解任 取締役会で賛成多数 人事異動3年で25回”. 産経新聞 (2023年12月22日). 2023年12月22日閲覧。
- ^ “群馬テレビ社長解任「9割以上の取締役が賛成」 群馬県知事が明らかに「社員の危機感が動かした」”. 産経新聞 (2024年1月5日). 2024年1月5日閲覧。
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