沙羅曼蛇
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/08 09:07 UTC 版)
ジャンル | 縦横両スクロールシューティング |
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対応機種 |
アーケード (AC) 対応機種一覧
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開発元 | コナミ開発1課 |
発売元 | コナミ |
デザイナー | 町口浩康 |
プログラマー |
町口浩康 たけもとみつお 高取利明 みのわいくこ |
音楽 |
波多野よしあき(SE・プログラム) 東野美紀(作曲) |
美術 |
櫻井潤 よしたかみき ばんどういくこ |
シリーズ | グラディウスシリーズ |
人数 | 1 - 2人(同時プレイ可) |
メディア | 業務用基板(560キロバイト) |
稼働時期 |
1986年7月4日 1986年10月 1986年 発売日一覧
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対象年齢 | CERO:A(全年齢対象) |
デバイス |
8方向レバー 2ボタン |
筐体 |
アップライト型専用筐体 テーブル型専用筐体 |
システム基板 | GX400 |
CPU | MC68000 (@ 9.216 MHz) |
サウンド |
Z80 (@ 3.580 MHz) YM2151 (@ 3.580 MHz) 007232 (@ 3.580 MHz) VLM5030 (@ 3.580 MHz) |
ディスプレイ |
ラスタースキャン 横モニター 256×224ピクセル 60.61Hz パレット2048色 |
その他 | 型式:GX587 |
本作の日本国外版の名称は『Life Force』となっているが、この名称の作品は2種類存在する。1つは背景の一部を差し替えて国外向けに販売されたもの(タイトル画面に「STEREO SOUND」の表記がある)、もう1つはその国外版を基に多数のアレンジを施し、日本国内向けに稼動されたものである(こちらの詳細は『ライフフォース』を参照)。なお、国外版ではボイスの追加、ストーリー説明の追加などの改変がある。
アーケード版の稼働以降、ファミリーコンピュータやPCエンジンなどの家庭用ゲーム機や、MSXやX68000などの日本国内向けパソコン、Amstrad CPC、コモドール64、ZX Spectrumなどの欧州向けパソコンなどに移植された。
アーケード版は後にセガサターンおよびPlayStation用ソフト『沙羅曼蛇 DELUXE PACK PLUS』(1997年)やPlayStation Portable用ソフト『沙羅曼蛇 PORTABLE』(2007年)などのオムニバスソフトに収録された。家庭用ゲーム機版は後にWiiのバーチャルコンソールやWindowsのプロジェクトEGGなどで配信された。その他にも携帯電話アプリゲームとして携帯電話各キャリアにて配信された。
アーケード版はゲーメストムック『ザ・ベストゲーム』(1991年)において読者投票にて16位を獲得した。
注釈
- ^ コイン投入口が2つある場合はコイン投入で即残機に変換され、あらかじめ複数クレジットを投入した状態でゲームを開始または途中参加すると、そのクレジット数分の残機を最初から持ってゲームが開始する。投入口が1つの場合はコイン投入後スタートボタン押下で残機が増える。上限はゲーム開始分とあわせて各プレイヤー9クレジットまで。以降はゲーム中にコイン投入しても、残機に変換されない。店舗側のディップスイッチ設定で上限クレジットを5, 3, 1(追加不可)に減らせる。2人同時プレイで片側のプレイヤーだけがいったんゲームオーバーになり途中参加した場合は上限が回復する。
- ^ デラックスパック版では、裏技を使用しかつフォースフィールドのアイテムを取得することで4つ付けることができる。
- ^ AC版のフォースフィールドは他のAC版グラディウスシリーズの同様の装備(シールド)とは異なり地形との接触判定はない。
- ^ 「ゲーメスト」など当時のゲーム雑誌では他のゲームで同種のシステムを表現する場合に「曼蛇復活」と呼ぶこともあった。
- ^ バグと推測される。通常はゲームを開始する際に初期化されるワークエリアが、一部初期化されない模様。電源を一度切り、ある程度放置した後に電源を再投入すると、ようやく元に戻る。
- ^ 本作を含めた当時のコナミのアーケード作品には音声合成チップ「VLM5030」が搭載されており、『イー・アル・カンフー』(1985年)や『ツインビー』(1985年)などでも声での演出が用いられていた。
- ^ 『ゼビウス』の敵キャラクターおよびそのスピンオフタイトルと同名だが無関係である。開発チームの上司に気に入られたことからフラック・アタックでも登場し、そちらでは破壊可能。
- ^ 他で出ないのは、元々がバクテリアン側の部隊名なので、いわばゲーム中に出現する敵全体を指すため。
- ^ MSX版のものに近いレイアウト。
出典
- ^ a b マイウェイ出版『死ぬ前にクリアしたい200の無理ゲー ファミコン&スーファミ』 (ISBN 9784865119855、2018年10月10日発行)、37ページ
- ^ a b c 「5月10日号特別付録 ファミコン ロムカセット オールカタログ」『ファミリーコンピュータMagazine』第7巻第9号、徳間書店、1991年5月10日、201頁。
- ^ a b c d 「10月号特別付録 PCエンジンオールカタログ'93」『PC Engine FAN』第6巻第10号、徳間書店、1993年10月1日、78頁。
- ^ 北村孝和 (2002年8月6日). “コナミ、iモード「タイムパイロット」、J-スカイ「沙羅曼蛇」など新作アプリの配信サービスを開始” (日本語). GAME Watch. インプレス. 2019年4月21日閲覧。
- ^ “J-SKYに沙羅曼蛇&けっきょく南極大冒険追加!” (日本語). SOFTBANK GAMES NEWS INDEX. ITmedia (2002年8月1日). 2019年4月21日閲覧。
- ^ 鷹木創 (2003年5月23日). “コナミ、505iシリーズ向けに「沙羅曼蛇」と「ときめき2ショット」” (日本語). ケータイ Watch. インプレス. 2019年4月21日閲覧。
- ^ 大久保有規彦 (2006年4月7日). “i-revo、「沙羅曼蛇」のファミコン/MSX/PCエンジン版を配信” (日本語). BB Watch. インプレス. 2019年4月21日閲覧。
- ^ a b c d e f g Dr.KILL「沙羅曼蛇」『Beep』 3巻、9号、日本ソフトバンク、1887年9月号、14 - 15頁。雑誌 17659-9。
- ^ 「GRADIUSII INTERVIEW」『グラディウスポータブル 公式ガイド 〜レジェンド オブ I・II・III・IV・外伝〜』、コナミ、2006年3月9日、60頁、ISBN 978-4861551116。
- ^ a b c “Life Force for NES (1987)” (英語). Moby Games. Blue Flame Labs. 2017年5月5日閲覧。
- ^ “Life Force for Amstrad CPC (1988)” (英語). Moby Games. Blue Flame Labs. 2017年5月5日閲覧。
- ^ a b c d e f “Life Force for Commodore 64 (1988)” (英語). Moby Games. Blue Flame Labs. 2017年5月5日閲覧。
- ^ a b c “Life Force for ZX Spectrum (1988)” (英語). Moby Games. Blue Flame Labs. 2017年5月5日閲覧。
- ^ “Life Force for TurboGrafx-16 (1991)” (英語). Moby Games. Blue Flame Labs. 2017年5月5日閲覧。
- ^ a b “沙羅曼蛇 まとめ [ファミコン]” (日本語). ファミ通.com. KADOKAWA CORPORATION. 2015年2月11日閲覧。
- ^ a b “沙羅曼蛇 まとめ [PCエンジン]” (日本語). ファミ通.com. KADOKAWA CORPORATION. 2015年2月11日閲覧。
- ^ “Life Force for Wii (2007)” (英語). Moby Games. Blue Flame Labs. 2017年5月5日閲覧。
- ^ a b “Life Force for MSX (1987)” (英語). Moby Games. Blue Flame Labs. 2017年5月5日閲覧。
- ^ a b c 「最も愛されたゲームたち!! 読者が選んだベスト30」『ザ・ベストゲーム 月刊ゲーメスト7月号増刊』第6巻第7号、新声社、1991年7月1日、32頁、ASIN B00BHEECW0。
- ^ 「ザ・ベストゲーム」『GAMEST MOOK Vol.112 ザ・ベストゲーム2 アーケードビデオゲーム26年の歴史』第5巻第4号、新声社、1998年1月17日、77頁、ISBN 9784881994290。
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