沙羅曼蛇
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/08 09:07 UTC 版)
キャラクター
主要敵キャラクター
- ベルベルム
- 全ステージに登場する編隊雑魚。前作に登場するファンに相当するが、登場頻度と動きのバリエーションの多さから、ガルンやビーンズも兼ねた存在で敵の主力戦闘機。赤と灰色の2種類がおり、赤の編隊は全滅させるとパワーアップアイテムが出現する。縦スクロール面に登場するものをベルベルムIIとする記述もある。
- デスハンド
- ステージ1に登場する触手。壁面から突如として発生する。弱点は赤い部分。
- オクタ
- ステージ1に登場する生物タイプの移動砲台。壁面を移動しながら弾を発射してくる。
- スパルグ
- ステージ1に登場する生物タイプの固定砲台。
- スワァーム
- ステージ1に登場するアメーバ状の敵。
- シャープ・クロッサー
- ステージ1中盤に登場する血の付いた巨大な牙。上下の地形から運動をして自機の行く手を阻む。破壊不能。
- ウルグ
- ステージ1終盤に登場する中型雑魚。見た目はただの肉塊で、網目細胞地帯で何もせずに浮遊している。弾を撃ち込むと肥大化した末に潰れる。高次周になると通常弾を出すようになる。
- ケピット
- ステージ2, 5, 6に登場する戦闘機。動きから前作のルグルに相当する。動きが前作に比べ遅い。
- アムカケムドミラ
- ステージ2, 6に登場。高速で飛来し、画面上部で静止し弾を撃った後、飛び去る。
- ファイアーガイスト
- ステージ2, 5に出現。一列編隊で出現して自機正面に軸を合わせるように動き、撃つとフォースフィールドでも防げない分裂弾を高速で打ち返す。
- サンダーミュー
- ステージ2, 5に出現する中型の敵。直接攻撃は行なわないが、画面をフラッシュさせてプレイヤーを眩惑させる。ステージ2, 5は各々スクロール方向が違うが、どちらでも同じ向きで出現する。
- フェニックス
- ステージ3に出現する火の鳥。前方・炎の海から出現し、羽ばたきながら前進してくる。大きさは色々あるが、耐久力はどれも同じ。
- ファイヤープラネット
- ステージ3に登場する火球。炎の海から出現して、自機に対して突進してくる。
- ウグ
- ステージ4に登場する戦闘機。画面奥のハッチから上昇して来る。
- グレムリン
- ステージ4に登場する移動砲台。前作のダッカーに相当。出現パターンは、すでに両端の壁にいるか、ハッチから出撃するかのいずれかである。
- バルガニス
- ステージ4に配置された固定砲台。高速のミサイル(相殺可能)を連射してくる。
- ドーム2331
- ステージ4に配置されたドーム状のハッチ。グラディウスシリーズのハッチは空中物を出すことが多いが、これは地上物(グレムリン)を発進させる珍しいタイプ。
- ファランクス
- ステージ5に登場する中型機。耐久力があり、倒すと数発の誘導ミサイル(これも破壊可能)を打ち返し弾のように発射。丸腰では破壊不能と言ってもよい。
- ザブII
- ステージ5後半に出現する時空間移動爆雷。前作のザブとは異なり自機を中心とした円周上に出現し、(自機ではなく)円の中心に突入して消失する。
- グロブダー[注釈 7]
- ステージ6に登場する対空砲火。破壊不能。
- クリスタムボム
- ステージ6に登場する敵。大量に出現し、3色に光りながら突進してくる。
- ドラム
- ステージ6に配置された固定砲台。扇状に最大8方向に弾を発射する。
- アイアンメイデン
- ステージ6に登場する敵。前作に登場したものと名前こそ同じだが、小型化されているうえ、耐久力も他の小型ザコ敵と同じ。『ライフフォース』では、グラフィックが小型のモアイに変わっている。
- モアイ
- ステージ6後半に出現。この作品のモアイはジャンプをしながらイオンリングを放つ。
注釈
- ^ コイン投入口が2つある場合はコイン投入で即残機に変換され、あらかじめ複数クレジットを投入した状態でゲームを開始または途中参加すると、そのクレジット数分の残機を最初から持ってゲームが開始する。投入口が1つの場合はコイン投入後スタートボタン押下で残機が増える。上限はゲーム開始分とあわせて各プレイヤー9クレジットまで。以降はゲーム中にコイン投入しても、残機に変換されない。店舗側のディップスイッチ設定で上限クレジットを5, 3, 1(追加不可)に減らせる。2人同時プレイで片側のプレイヤーだけがいったんゲームオーバーになり途中参加した場合は上限が回復する。
- ^ デラックスパック版では、裏技を使用しかつフォースフィールドのアイテムを取得することで4つ付けることができる。
- ^ AC版のフォースフィールドは他のAC版グラディウスシリーズの同様の装備(シールド)とは異なり地形との接触判定はない。
- ^ 「ゲーメスト」など当時のゲーム雑誌では他のゲームで同種のシステムを表現する場合に「曼蛇復活」と呼ぶこともあった。
- ^ バグと推測される。通常はゲームを開始する際に初期化されるワークエリアが、一部初期化されない模様。電源を一度切り、ある程度放置した後に電源を再投入すると、ようやく元に戻る。
- ^ 本作を含めた当時のコナミのアーケード作品には音声合成チップ「VLM5030」が搭載されており、『イー・アル・カンフー』(1985年)や『ツインビー』(1985年)などでも声での演出が用いられていた。
- ^ 『ゼビウス』の敵キャラクターおよびそのスピンオフタイトルと同名だが無関係である。開発チームの上司に気に入られたことからフラック・アタックでも登場し、そちらでは破壊可能。
- ^ 他で出ないのは、元々がバクテリアン側の部隊名なので、いわばゲーム中に出現する敵全体を指すため。
- ^ MSX版のものに近いレイアウト。
出典
- ^ a b マイウェイ出版『死ぬ前にクリアしたい200の無理ゲー ファミコン&スーファミ』 (ISBN 9784865119855、2018年10月10日発行)、37ページ
- ^ a b c 「5月10日号特別付録 ファミコン ロムカセット オールカタログ」『ファミリーコンピュータMagazine』第7巻第9号、徳間書店、1991年5月10日、201頁。
- ^ a b c d 「10月号特別付録 PCエンジンオールカタログ'93」『PC Engine FAN』第6巻第10号、徳間書店、1993年10月1日、78頁。
- ^ 北村孝和 (2002年8月6日). “コナミ、iモード「タイムパイロット」、J-スカイ「沙羅曼蛇」など新作アプリの配信サービスを開始” (日本語). GAME Watch. インプレス. 2019年4月21日閲覧。
- ^ “J-SKYに沙羅曼蛇&けっきょく南極大冒険追加!” (日本語). SOFTBANK GAMES NEWS INDEX. ITmedia (2002年8月1日). 2019年4月21日閲覧。
- ^ 鷹木創 (2003年5月23日). “コナミ、505iシリーズ向けに「沙羅曼蛇」と「ときめき2ショット」” (日本語). ケータイ Watch. インプレス. 2019年4月21日閲覧。
- ^ 大久保有規彦 (2006年4月7日). “i-revo、「沙羅曼蛇」のファミコン/MSX/PCエンジン版を配信” (日本語). BB Watch. インプレス. 2019年4月21日閲覧。
- ^ a b c d e f g Dr.KILL「沙羅曼蛇」『Beep』 3巻、9号、日本ソフトバンク、1887年9月号、14 - 15頁。雑誌 17659-9。
- ^ 「GRADIUSII INTERVIEW」『グラディウスポータブル 公式ガイド 〜レジェンド オブ I・II・III・IV・外伝〜』、コナミ、2006年3月9日、60頁、ISBN 978-4861551116。
- ^ a b c “Life Force for NES (1987)” (英語). Moby Games. Blue Flame Labs. 2017年5月5日閲覧。
- ^ “Life Force for Amstrad CPC (1988)” (英語). Moby Games. Blue Flame Labs. 2017年5月5日閲覧。
- ^ a b c d e f “Life Force for Commodore 64 (1988)” (英語). Moby Games. Blue Flame Labs. 2017年5月5日閲覧。
- ^ a b c “Life Force for ZX Spectrum (1988)” (英語). Moby Games. Blue Flame Labs. 2017年5月5日閲覧。
- ^ “Life Force for TurboGrafx-16 (1991)” (英語). Moby Games. Blue Flame Labs. 2017年5月5日閲覧。
- ^ a b “沙羅曼蛇 まとめ [ファミコン]” (日本語). ファミ通.com. KADOKAWA CORPORATION. 2015年2月11日閲覧。
- ^ a b “沙羅曼蛇 まとめ [PCエンジン]” (日本語). ファミ通.com. KADOKAWA CORPORATION. 2015年2月11日閲覧。
- ^ “Life Force for Wii (2007)” (英語). Moby Games. Blue Flame Labs. 2017年5月5日閲覧。
- ^ a b “Life Force for MSX (1987)” (英語). Moby Games. Blue Flame Labs. 2017年5月5日閲覧。
- ^ a b c 「最も愛されたゲームたち!! 読者が選んだベスト30」『ザ・ベストゲーム 月刊ゲーメスト7月号増刊』第6巻第7号、新声社、1991年7月1日、32頁、ASIN B00BHEECW0。
- ^ 「ザ・ベストゲーム」『GAMEST MOOK Vol.112 ザ・ベストゲーム2 アーケードビデオゲーム26年の歴史』第5巻第4号、新声社、1998年1月17日、77頁、ISBN 9784881994290。
固有名詞の分類
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