江〜姫たちの戦国〜
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放送
通常放送時間
- 総合テレビ
-
- 本放送 日曜20:00 - 20:45
- 再放送 土曜13:05 - 13:50
- 衛星第2テレビ(BS2)
- 日曜22:00 - 22:45(難視聴対策放送)
- 3月27日(第11回)まで
- デジタル衛星ハイビジョン(BShi)
- 日曜18:00 - 18:45
- 3月27日(第11回)まで
- NHK BSプレミアム(NHK BSP)
- 日曜18:00 - 18:45
- 4月3日(第12回)から
- ※アナログ放送は解説なし
ダイジェスト
これまではワンセグ2のみで放送されていたが、2011年4月の改編より、放送当日の日曜深夜=月曜未明の原則として24:05-24:10に総合テレビで5分間のダイジェスト版(字幕あり、解説なし)を放送する。土曜日の11:20-11:25に再放送が行われる。また、ドコモ スマートフォン動画で、放送翌日から次回放送日まで閲覧することも可能だった。
放送日程
- 第1回、第46回は拡大版(75分間)。
- 第13回の地上波放送は、統一地方選挙特番のため、開始時刻を19:10に前倒し。
- スペシャルドラマ『坂の上の雲』第3部を大河ドラマの枠を拡大して放送するため、通年で放送される大河ドラマとしては例年よりも少ない放送回数(11月27日最終回・全46回放送)となった。
放送回 | 放送日 | サブタイトル | 演出 | 江紀行 | |
---|---|---|---|---|---|
第一回 | 1月 9日 | 湖国の姫 | 伊勢田雅也 | 小谷城跡(滋賀県長浜市) | |
第二回 | 1月16日 | 父の仇(かたき) | 伊勢上野城跡(三重県津市) 安濃津城跡(三重県津市) | ||
第三回 | 1月23日 | 信長の秘密 | 竹生島(滋賀県長浜市) | ||
第四回 | 1月30日 | 本能寺へ | 総見院(京都府京都市) 正倉院(奈良県奈良市) | ||
第五回 | 2月 6日 | 本能寺の変 | 本能寺跡(京都府京都市) | ||
第六回 | 2月13日 | 光秀の天下 | 西教寺(滋賀県大津市) | ||
第七回 | 2月20日 | 母の再婚 | 野田雄介 | 清洲城(愛知県清須市) | |
第八回 | 2月27日 | 初めての父 | 北の庄城址・柴田公園(福井県福井市) | ||
第九回 | 3月 6日 | 義父(ちち)の涙 | 賤ヶ岳古戦場(滋賀県長浜市) | ||
第十回 | 3月20日 | わかれ | 北の庄西光寺(福井県福井市) | ||
第十一回 | 3月27日 | 猿の人質 | 伊勢田雅也 | 田丸城址(三重県玉城町) 松ヶ島城跡(三重県松阪市) | |
第十二回 | 4月 3日 | 茶々の反乱 | 千利休屋敷跡(大阪府堺市) 待庵(京都府大山崎町) | ||
第十三回 | 4月10日 | 花嫁の決意 | 野田雄介 | 大野城(愛知県常滑市) | |
第十四回 | 4月17日 | 離縁せよ | 佐屋三里之渡跡(愛知県愛西市) | ||
第十五回 | 4月24日 | 猿の正体 | 伊勢田雅也 | 大坂城跡(大阪府大阪市) | |
第十六回 | 5月 1日 | 関白秀吉 | 勝竜寺城公園(京都府長岡京市) 細川ガラシャ隠棲地跡(京都府京丹後市) | ||
第十七回 | 5月 8日 | 家康の花嫁 | 吉田努 | 浜松城公園(静岡県浜松市) | |
第十八回 | 5月15日 | 恋しくて | 大溝城址(滋賀県高島市) | ||
第十九回 | 5月22日 | 初の縁談 | 野田雄介 | 聚楽第跡(京都府京都市) | |
第二十回 | 5月29日 | 茶々の恋 | 北野天満宮(京都府京都市) | ||
第二十一回 | 6月 5日 | 豊臣の妻 | 伊勢田雅也 | 妙教寺(京都府京都市) | |
第二十二回 | 6月12日 | 父母の肖像 | 田中正 | 持明院(和歌山県高野町) | |
第二十三回 | 6月19日 | 人質秀忠 | 伊勢田雅也 | 小田原城天守閣(神奈川県小田原市) 早雲寺(神奈川県箱根町) | |
第二十四回 | 6月26日 | 利休切腹 | 田中正 | 郡山城跡(奈良県大和郡山市) | |
第二十五回 | 7月 3日 | 愛の嵐 | 野田雄介 | 大徳寺(京都府京都市) | |
第二十六回 | 7月10日 | 母になる時 | 岐阜城跡(岐阜県岐阜市) | ||
第二十七回 | 7月17日 | 秀勝の遺言 | 伊勢田雅也 | 八幡山城跡(滋賀県近江八幡市) | |
第二十八回 | 7月24日 | 秀忠に嫁げ | 瑞泉寺(京都府京都市) | ||
第二十九回 | 7月31日 | 最悪の夫 | 田中正 | 秀忠誕生の井戸(静岡県浜松市) | |
第三十回 | 8月 7日 | 愛しき人よ | 野田健介 | 伏見城跡(京都府京都市) | |
第三十一回 | 8月14日 | 秀吉死す | 清水拓哉 | 醍醐寺(京都府京都市) | |
第三十二回 | 8月21日 | 江戸の鬼 | 伊勢田雅也 | 神田明神(東京都千代田区) 魚河岸水神社 遥拝所(東京都中央区) | |
第三十三回 | 8月28日 | 徳川の嫁 | 田中正 | 佐和山城址(滋賀県彦根市) | |
第三十四回 | 9月 4日 | 姫の十字架 | 野田雄介 | 越中井(細川屋敷跡(大阪府大阪市) | |
第三十五回 | 9月11日 | 幻の関ヶ原 | 伊勢田雅也 | 大津城跡(滋賀県大津市) | |
第三十六回 | 9月18日 | 男の覚悟 | 清水拓哉 | 関ヶ原古戦場 決戦地(岐阜県関ケ原町) | |
第三十七回 | 9月25日 | 千姫の婚礼 | 伊勢田雅也 | 御香宮神社(京都府京都市) | |
第三十八回 | 10月 | 2日最強の乳母 | 野田雄介 | 帯解寺(奈良県奈良市) | |
第三十九回 | 10月 | 9日運命の対面 | 清水拓哉 | 常高寺(福井県小浜市) | |
第四十回 | 10月16日 | 親の心 | 伊勢田雅也 | 春日局(福)像(東京都文京区) 喜多院(埼玉県川越市) | |
第四十一回 | 10月23日 | 姉妹激突! | 方広寺(京都市東山区) | ||
第四十二回 | 10月30日 | 大坂冬の陣 | 野田雄介 | 岡山(大阪府大阪市) | |
第四十三回 | 11月 | 6日淀、散る | 鴫野神社(淀姫神社)(大阪府大阪市) | ||
第四十四回 | 11月13日 | 江戸城騒乱 | 桑野智宏 | 皇居東御苑(東京都千代田区) 金王八幡宮(東京都渋谷区) | |
第四十五回 | 11月20日 | 息子よ | 伊勢田雅也 | 久能山東照宮(静岡県静岡市) | |
最終回 | 11月27日 | 希望 | 東京都港区 神奈川県鎌倉市 福井県小浜市 京都府京都市 | ||
平均視聴率17.7%(視聴率は関東地区・ビデオリサーチ社調べ[4]) |
東日本大震災に伴う影響
3月11日に東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)が発生しNHK全体の番組編成が特別体制に移行したため、翌日に予定されていた第9回の再放送と翌々日の第10回の放送は、ともに1週繰り下げとなった[19][20]。
大阪ダブル選挙に伴う影響
11月27日に投開票が行われた大阪府知事・大阪市長選挙に伴う開票特別番組を20:43から放送(その他の地域は21:15から放送)するため、近畿地方のみ第46回(最終回)の地上波放送の開始時刻を19:30に前倒しした。大阪放送局では両選挙の「関心が極めて高い」ことを理由に、開票特別番組をいち早く放送するための措置であるとしている[21][22]。
総集編
下記はいずれも総合テレビでの放送日程。各日2部ずつ連続放送。BSプレミアムでは2012年の1月4日と1月5日に放送。
放送回 | 放送日時 | サブタイトル |
---|---|---|
第一章 | 2011年12月29日 7:20 - 9:10 |
戦国三姉妹 |
第二章 | 三度(みたび)の結婚 | |
第三章 | 2011年12月30日 7:20 - 9:10 |
待望の嫡男 |
最終章 | 三姉妹の絆 |
注釈
出典
- ^ “NHK制作発表資料09年6月” (PDF). NHK (2009年6月17日). 2013年5月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2009年7月5日閲覧。
- ^ “NHK主役発表資料10年2月” (PDF). NHK (2010年2月17日). 2013年5月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年2月17日閲覧。
- ^ “大河ドラマ 一覧”. 2013年5月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年5月23日閲覧。
- ^ a b ビデオリサーチ NHK大河ドラマ 過去の視聴率データ
- ^ “大河「江」平均視聴率は過去10年でワースト3位、17.7%”. MSN産経ニュース. (2011年11月28日). オリジナルの2011年11月28日時点におけるアーカイブ。
- ^ “NHK大河ドラマ|過去の視聴率”. Video Research Ltd. 2021年5月16日閲覧。
- ^ a b “秀吉が「志村けんのバカ殿のよう」 NHK大河ドラマが喜劇になった”. J-CASTビジネス&メディアウォッチ. (2011年4月4日). オリジナルの2013年5月23日時点におけるアーカイブ。
- ^ “上野樹里の演技に厳しい批判「江が『のだめ』にしか見えない」”. J-CASTニュース. (2011年2月25日). オリジナルの2013年5月23日時点におけるアーカイブ。
- ^ 週刊新潮2011年3月17日号「NHK大河を陳腐なお子様ドラマにした『江〜姫たちの戦国〜』」
- ^ “NHK大河「江」はファンタジー? 上野樹里は何をやっても“のだめ”(1/2ページ目)”. MSN産経ニュース. (2011年2月19日). オリジナルの2013年5月23日時点におけるアーカイブ。
“同上(2/2ページ目)”. MSN産経ニュース. (2011年2月19日). オリジナルの2013年5月23日時点におけるアーカイブ。 - ^ “「ちょっと妹に会いに」城主の奥方あり得ない!NHK大河あまりの出鱈目”. livedoor ニュース. (2011年6月9日). オリジナルの2013年5月23日時点におけるアーカイブ。
- ^ “「江」史実との違い指摘されるもNHKは手応え”. スポーツ報知. (2011年2月17日). オリジナルの2011年2月18日時点におけるアーカイブ。
- ^ “NHK大河ドラマに「捏造」の声”. livedoor ニュース. (2011年10月28日). オリジナルの2013年5月23日時点におけるアーカイブ。
- ^ “大河ドラマの時代考証は「歴史のアリバイ工作」”. MSN産経ニュース. (2011年11月20日). オリジナルの2011年11月22日時点におけるアーカイブ。
- ^ “小和田哲男さん講演”. 読売新聞. (2011年10月24日). オリジナルの2013年5月23日時点におけるアーカイブ。
- ^ “時代を駆ける:小和田哲男/1 史実と演出のはざまで”. 毎日新聞 東京朝刊 (毎日jp). (2011年12月13日). オリジナルの2013年5月23日時点におけるアーカイブ。
- ^ 安田清人『時代劇の「嘘」と「演出」』洋泉社〈歴史新書〉、2017年、18頁。ISBN 978-4-8003-1307-2。
- ^ a b “「江」「南極大陸」ワースト―「週刊新潮」最低ドラマ賞”. J-CASTテレビウォッチ. (2011年12月21日). オリジナルの2013年5月23日時点におけるアーカイブ。
- ^ “TVは12日も特別番組…民放各局CM抜き”. YOMIURI ONLINE (2011年3月12日). AAAA-MM-JJ時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年3月12日閲覧。
- ^ “NHKドラマ 今後の放送について”. ドラマトピックスブログ(NHKブログ). NHK (2011年3月14日). 2013年5月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年3月16日閲覧。
- ^ “上野樹里もビックリ?「江」も動かした 熱すぎる大阪ダブル選”. スポーツニッポン. (2011年11月19日). オリジナルの2013年5月23日時点におけるアーカイブ。 2011年11月23日閲覧。
- ^ “大阪ダブル選:近畿で大河ドラマ繰り上げ 開票特別番組で”. スポーツニッポン. (2011年11月22日). オリジナルの2011年11月25日時点におけるアーカイブ。 2011年11月23日閲覧。
- ^ “今年の大河ドラマは滋賀が舞台!「江~姫たちの戦国~」”. 滋賀県広報(WEB). (2011年1月17日) 2017年11月20日閲覧。
- ^ “大河の舞台裏を紹介 清洲城ドラマ館「江と三英傑 絆のやかた」(愛知県清須市)”. 岐阜新聞(WEB). (2011年6月10日) 2017年11月20日閲覧。
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