日曜洋画劇場 日曜洋画劇場の概要

日曜洋画劇場

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/06 06:23 UTC 版)

土曜洋画劇場

日曜洋画劇場

日曜エンタ・日曜洋画劇場
ジャンル 映画番組
出演者 淀川長治 ほか
オープニング 歴代オープニングを参照
エンディング 歴代エンディングを参照
製作
制作 テレビ朝日
(旧NETテレビ)
放送
映像形式モノクロ放送(土曜洋画劇場時代)→カラー放送(日曜洋画劇場(第1シリーズ)より)[1]
音声形式放送作品による
外国語作品:吹替・第2音声原語
放送国・地域 日本
土曜洋画劇場
放送期間1966年10月1日 - 1967年4月1日
放送時間土曜 21:00 - 23:00
放送分120分
日曜洋画劇場(第1シリーズ)
放送期間1967年4月9日 - 2011年10月9日
放送時間日曜 21:00 - 22:54
放送分114分
日曜洋画劇場(第2シリーズ)
放送期間2011年10月16日 - 2013年3月31日
放送時間日曜 21:00 - 23:10
放送分130分
日曜エンタ・日曜洋画劇場(不定期放送)
放送期間2013年4月7日 - 2017年2月12日
放送時間同上
放送枠日曜エンターテインメント

特記事項:
作品により枠拡大・遅延の場合あり。放送時間と編成の項を参照。
2013年4月7日からは『日曜エンターテインメント』(単発特番枠)内で映画を取り上げる場合に『日曜エンタ・日曜洋画劇場』の二重冠での不定期放送に移行。さらに、20:58 - 21:00に『今夜の日曜洋画』も別途放送開始。 近畿広域圏では、1975年3月30日までは、毎日放送ネットされた。
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2013年3月31日までは単独枠として毎週放送されたが、2013年4月7日以後は単発特番枠日曜エンターテインメント』(以下『日曜エンタ』)の一企画扱いとして、映画を取り上げる場合に『日曜エンタ・日曜洋画劇場』の二重冠での不定期放送という形に移行していた。

番組を終了するまでは、テレビ朝日の看板番組の一つであった。また長寿番組としても知られ、映画番組としては放送期間が日本の歴史上最長であった。


注釈

  1. ^ サンテレビでも、このタイトルで映画を放送していた時期がある。また、テレビ北海道(テレビ東京系列)では『土曜スペシャル』の未放送ストック(関東近郊の以外の内容など)がない場合にもこのタイトルで不定期放送されることがある。
  2. ^ ただし、土曜日の映画枠そのものは1977年6月まで『土曜映画劇場』に改題(解説者は別人)したうえで継続されている。
  3. ^ トリック』・『西部警察 SPECIAL』・『相棒』など
  4. ^ 『志村&所の戦うお正月』2020年1月1日放送分より。
  5. ^ 放送開始40周年および『ロッキー・ザ・ファイナル』の日本公開記念も兼ねた『ロッキー4/炎の友情』の2007年4月22日放送分で、1995年9月17日放送分の解説をそのまま使用するなど。
  6. ^ ちなみにこの枠が地上波初放送だった。
  7. ^ この日に限り、主人公・サリーとマイクの字幕の色はそれぞれ体の色にちなんで水色と黄緑だった。
  8. ^ 12月24日には同シリーズの一環として、土曜日の同時間帯に特別枠として『バイオハザードV リトリビューション』を放送。公式サイトなどでは『日曜洋画劇場』の放送作品の一つとして扱われているが、あくまで『土曜プライム』枠外特番の扱いであり、『日曜エンタ・日曜洋画劇場』としても放送されていない。
  9. ^ 当初の放送時間は20:54 - 21:54で、その後16:30 - 18:00枠へ移動したのち、2020年10月より再び21時台となる(現在の放送時間は21:00 - 21:55。特番放送時は繰り下げ放送)。
  10. ^ 地上波レギュラーを一旦終了した後、深夜枠並びにAbemaTVで復活した。
  11. ^ 地上波のゴールデン・プライムタイムの映画番組は他にサンテレビ兵庫県)が土曜日に放送している。
  12. ^ その後、同LPは20Y-101、18Y-1と2回LPにて再発売されている。以上3回出た内、FX-8062と18Y-1の2枚については、国立国会図書館に所蔵されている。
  13. ^ 「可能な限り収録には参加する」「他局と仕事が重なった場合、NETの仕事を必ず優先する」の2つ。
  14. ^ 後に発売された同作のDVDには、劇場公開版とマクレーン役のみ樋浦に差し替えたDVDオリジナル版の2種類の吹き替えが同時収録。野沢逝去後に公開された『ダイ・ハード/ラスト・デイ』の劇場公開版では、野沢の弟子に当たる中村秀利がマクレーンを担当し、その息子役には野沢の実子である野沢聡が起用され、樋浦は前作と同じく後発のソフト(吹替の帝王版)でのみ差し替えの形で担当となった。
  15. ^ 劇中に洗剤を大量に使うシーンがあり、翌2008年以降から番組終了まで洗剤を扱うメーカーがスポンサーに入ったが、関東ローカルほかで放送された。
  16. ^ 交渉人 THE MOVIE タイムリミット高度10,000mの頭脳戦』の公開を記念しての放送であるため翌週に順延。追悼企画のため、当番組で映画ではなくテレビドラマを放送する異例の回になった。
  17. ^ 放送9日前に発生した東日本大震災が要因だと思われるが、番組中では特に理由には言及しなかった。ちなみに13日の該当枠は震災に関するANN報道特別番組を放送していたが、当番組は元々休止し、『ドラマスペシャル・砂の器』第2夜を放送する予定だった(その振り替えは9月11日に実施した)。
  18. ^ 予定されていた15分延長は、両作品とも未実施。
  19. ^ 深夜に不定期(主に『金曜ナイトスクリーン』または『土曜映画劇場』枠内)で放送されていた。
  20. ^ 1972年1月から日本テレビ系列の同時ネットに変更、以後岩手朝日テレビ開局まで日曜洋画としては岩手では未放送、映画作品に限りTVI『ウイークエンドシネマ』およびIBC岩手放送『土曜映画劇場』で放送されたことがある。
  21. ^ 月曜ロードショー』というタイトルで月曜深夜に遅れ放送。ただし淀川の解説シーンはカット。秋田朝日放送開局までの半年間は未放送。
  22. ^ 同時ネット。
  23. ^ 日曜21:30 - 23:25に放送。
  24. ^ 当初は21:30より数週遅れネット - 1975年10月より同時ネット。NKTでの最終回は次回予告を、番組テーマをBGMにした終了告知に差し替え。
  25. ^ 『土曜洋画劇場』として深夜に放送を開始。このため『三宅裕司のいかすバンド天国』を擁する『平成名物TV』はネットされなかった。その後、金曜深夜に『ウィークエンドシアター』として放送。但し、ともに解説の部分は削除されていた。
  26. ^ 当時の免許エリアは岡山県のみ
  27. ^ 13:00 - 14:54に放送。番組テーマ曲を独自に差し替えていたほか、地元企業もスポンサーに加わっていた。
  28. ^ 土曜ワイド劇場』とともどもに不定期放送だったが途中打ち切り(時期失念)。
  29. ^ ゴールデン映画劇場』というタイトルで土曜深夜に1か月遅れで放送(1970年代には不定期でフジテレビの『ゴールデン洋画劇場』の時差ネットあり)。
  30. ^ 土曜ロードショー』というタイトルで土曜深夜に放送(スポンサーもMRTサイドで差し替え)。
  31. ^ スペシャルドラマ『西部警察 SPECIAL』(フルネット局では同年10月31日に放送)を遅れネット。同作品の宮崎ロケに制作協力したため。
  32. ^ これとは別にテレビ朝日水曜21時枠刑事ドラマの映画化作品も放送された。
  33. ^ 土曜深夜に『土曜ロードショー』として、日曜洋画劇場3に水曜ロードショー(日テレ系)1の割合で放送されていた。

出典

  1. ^ a b 全国朝日放送株式会社総務局社史編纂部 編『テレビ朝日社史 : ファミリー視聴の25年』全国朝日放送、1984年2月1日、377頁。NDLJP:12276014/459 
  2. ^ a b “日曜洋画劇場45周年 淀長さん解説再放送”. 日刊スポーツ. (2011年9月15日). https://www.nikkansports.com/entertainment/news/p-et-tp0-20110915-835256.html 2022年2月6日閲覧。 
  3. ^ a b 松本明子 (2006年9月13日). “「日曜洋画劇場」オヤジの支えで40周年”. 産経新聞. https://web.archive.org/web/20061008033019/http://www.sankei.co.jp/enak/2006/oct/kiji/03tvtvoyaji.html 2022年2月6日閲覧。 
  4. ^ テレビ朝日 1986, p. 13
  5. ^ a b テレビ朝日 1986, p. 36
  6. ^ テレビ朝日 1986, p. 12
  7. ^ テレビ朝日 1986, p. 15
  8. ^ テレビ朝日 1986, p. 25
  9. ^ テレビ朝日 1986, p. 14
  10. ^ テレビ朝日 1986, p. 36
  11. ^ a b 宮川翔 (2017年3月10日). “映画の地上波放送はどう変化?『日曜洋画劇場』終了とフジテレビ『アナ雪』批判から考える”. Real Sound. https://realsound.jp/movie/2017/03/post-4351.html 2022年2月6日閲覧。 
  12. ^ a b “淀川長治さん解説の日曜洋画劇場30周年”. 産経新聞. (1996年10月16日). オリジナルの2001年6月22日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20010622061913/http://www.sankei.co.jp/mov/db/961202backup.html 2021年1月23日閲覧。 
  13. ^ “テレ朝『日曜洋画劇場』50周年 淀川長治氏がOP映像で復活”. オリコン. (2016年10月28日). https://www.oricon.co.jp/news/2080638/full/ 2017年3月12日閲覧。 
  14. ^ アフレコ現場リポート”. テレビ朝日. 2014年11月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年6月14日閲覧。
  15. ^ a b c d e 「テレビと共に 93 タレント繁盛記 アテレコ=35」『読売新聞』、1969年12月30日、朝刊、18面。
  16. ^ 木下浩一『テレビから学んだ時代――商業教育局のクイズ・洋画・ニュースショー』世界思想社、2021年。ISBN 9784790717614 
  17. ^ a b “福吉健 インタビュー”. 20世紀フォックス. オリジナルの2017年9月16日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20170916225108/http://video.foxjapan.com/library/fukikae/interview/interview19/ 2022年2月6日閲覧。 
  18. ^ a b c d e テレビ朝日 1986, p. 106-107
  19. ^ テレビ朝日 1986, p. 103
  20. ^ 福島民報』1973年7月1日 - 1975年9月28日付朝刊テレビ欄。
  21. ^ 『福島民報』1970年2月1日 - 1981年9月27日付朝刊テレビ欄。






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