ソープランド ソープランドをテーマにした作品

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ソープランド

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/04 15:53 UTC 版)

ソープランドをテーマにした作品

ソープランドの業界用語

基本用語

ソープ嬢
ソープランドで男性に性的サービスをする女性従業員のこと。泡姫とも呼ばれる。公には一般的な女性接客係を意味するコンパニオンと呼ぶ。
ボーイ
店内の男性一般従業員を指す。水商売では黒服と呼ばれる。主に来店前後の接客応対や、部屋の片付けの手伝い、注文への応対、送迎車の運転などをする。まれに案内役や電話受付などでコンパニオンではない女性従業員を採用している店も存在する。店によって異なるが、入店年数や経験で昇格して肩書きが変わる。肩書きなし→主任→マネージャー→店長/支配人/部長など。
新入りのボーイは、送迎車の運転や閉店後の掃除、備品補充などのコンパニオンと関わらない仕事から与えられ、徐々に入口の立番や個室のセットの手伝いや注文対応を任されるようになる。
フロント
どの店にも大なり小なり必ずフロントが存在する。ほとんどの店では、フロント担当には馴染み客を覚えている経験年数がある者しか座らせない。フロント担当は電話応対、予約管理、付け回し、会計、個室からのオーダー電話やチケットとリストの管理、コンパニオンの雑費の精算等をこなす。来店時にフロントに立ち寄らせて入浴料の会計をする店もあれば、いったん待合室に案内されてからボーイが待合室で入浴料の会計をする店とがある。
リスト
出勤・接客管理や予約を管理する紙、または付け回し担当を指す。
チケット
チケットとは、お客の名前や会員番号と指名種別、割引有無やコースや上がり時間を書いてあり、コンパニオンが利用する紙を指す。1回の接客で1枚の店と、1日で1枚の店があるが、チケットを使わない店もある。1日1枚で使用しているチケットは1回毎にフロントに戻し、1回1枚のチケットは精算時にフロントに返す。
インターホン(インター、コールとも呼ぶ)
フロントと個室や控え室を結ぶ直通電話。仕事のお知らせ、接客終了の連絡、個室からのオーダー注文、トイレなども含め他の客やコンパニオンとバッティングしないように個室の出入り許可をフロントに得る等で利用する。また、個室内でトラブルがあった際もまずインターでフロントに連絡する。入浴時間がオーバーした際はフロントからインターホンを鳴らされる。
時計合わせ
個室とフロントの時刻を一致させるため、ほとんどの店では営業開始時や、コンパニオン入れ替え時にインターホンでフロントに問合せて時計あわせを行う(繁盛店は案内が重複しやすく時間ロスが発生しやすいため)。コンパニオンによっては次の予約客の案内時間が押さないように、自主的に数分進めたりする場合もある。フロントの時計が必ずしも時報の時刻と一致しているとは限らないので、個室の時計もこれに準じることになる。
部屋持ち
指名の多いコンパニオンに専用の固定の部屋を割り当てること。高級店の場合、月収も数百万円を超える場合もあり、当然指名も取りにくい。大衆・格安店でも部屋持ちのソープ嬢を置く場合もある。コンパニオンの嗜好で、部屋内の備品常設や飾り付けが許される。
上がる
女性がソープ業界から離れること。一度やめても戻ってくる(「下がる」)女性が多いといわれる。
また、お客の入浴時間が終わることも「上がり」と呼ぶので、入浴後に男性従業員が最初にかける言葉は「お上がりなさいませ」となる。
飛ぶ
コンパニオンや男性従業員が無断で店を辞めること。大概は店の雰囲気についていけない者が多く取る行動だが、中にはソープ嬢や従業員からのいじめパワーハラスメントモラルハラスメントによって、これを選ぶ者も少なからずいる。ひどい場合には店主導で成績の悪い、または嫌われたコンパニオンや従業員へ給与を払わなくてすむように無断退店に追い込む例もあり、その場合は「飛ばし」と呼ぶ。ソープランドに限らず、性風俗や水商売全体で浸透している用語だが、場合によっては一般企業でも用いられる。
お茶をひく
女性に客がなかなかつかずに時間を持て余している状態。江戸時代の吉原では、客のいない暇な時間に実際にお茶を挽いていた[29]
現代では、客が付かずに勤務時間が終わることを指す。
口開け
その日の最初にソープ嬢に付いたお客さん。
ラスト
主に店全体での最終受付時間を指す。店毎の入浴時間によってラスト案内の時間が異なる。地域によって24時の閉店と客出しを徹底している地域と、地域によって24時過ぎまで受付をしている店があり、24時以降の表記を曖昧にするためにラストと表記する店もある。
日の出
風営法により深夜営業が出来ないため、日の出営業する店も多い。毎日違う日の出の時間を厳密に守る店もあれば、通年午前5時や午前6時を暫定の日の出として開店する店もあった。地域によっては夏至は日の出が午前4時過ぎで、冬至の日の出は午前7時過ぎになる関係もあり、それにかかる曖昧な時間として表記上だけは日の出と表記してたが、2016年(平成28年)の改正風営法の施行により、春夏秋冬や場所に関係なく午前6時以降となった。
入会金
入会金には2つの形態があり、一つは会員権のように、優先予約権や割引価格で利用出来る権利がある任意会員の入会金で、入会しなくても入店は可能。もう一つは初回来店者に必ず課している入会金とがある。金津園では前者のシステムを採用しているタイプの店が多い。
会員制
スナックの扉に貼ってある会員制と同じ意味で、店のイメージを良くしたいという願望から表記されていることが多く、多くは広告を出したり一見客歓迎している店なので意味がない場合がほとんどであるが、熊本にある老舗店など、会員の紹介がないと入浴出来ない一見客お断りの店もごくわずか存在する。
通常、入会金がない会員制の店では、一度でも入っていれば会員扱いとなり、非会員客と区別する何らかの待遇サービスや、同じ会員制度でも来店頻度がより多い常連客を対象にVIP会員制度を設け、特別な割引やより多くの情報提供サービスを行っている店も存在する。
インターネット上のみの会員制度を設け、店に来たことがない客にもメールアドレスなどの登録だけで会員用ページの閲覧サービスを提供している店も存在する。実来店の会員とネット会員2つの制度がある店では、同じ会員でも別の扱いで、予約可能時間等待遇に差がある場合が多い。
入浴料
入店時にフロントなどで男性従業員に支払う、風呂に入るための料金[30]。必ず別途サービス料が請求される。
サービス料
入浴料とは別に個室でコンパニオンに直接支払う料金[30]。しかし、コンパニオンから店へ雑費やフリー紹介料など、何らかの形で店側に支払うシステムになっており、サービス料が全額コンパニオンの収入になるわけではない。入浴料の支払い時に一緒にサービス料を支払う店も存在する。
総額
ソープランドでの客が払う総額の料金、入浴料とサービス料と指名料がその内訳。入浴料や指名料が無料や割引になっている場合や、時間帯ごとに変わる店もある。入浴料に別途消費税が発生する店もあるので、事前に電話などでの問い合わせをすることが望ましい。
入浴料無料
来店客を増やすために店が行うシステムの一つ。入浴料は無料でもコンパニオンへのサービス料は必ず発生する。早朝や早い時間帯に行っているケースもあるが、終日入浴料無料をうたっている店も存在する。入浴料に相当する金額をコンパニオンへのサービス料からの負担で賄われるので、サービス料が全額コンパニオンの報酬となるわけではない。
割引
割引を設定している店では、割引分を店が負担している場合と、コンパニオンが負担している場合とがある。
本指名
一度接客されたコンパニオンを再度指名すること。「裏を返す」や「リピート指名」とも言われる。同じ指名でも割引での入浴や、写真やパネルでの再指名は、本指名とはならない。全ての店舗は、コンパニオンへ本指名でのリピート来店顧客を増やすよう指導しており、本指名が多いコンパニオンは店からも優遇されるが、本指名が少ないコンパニオンは退店させられるので、コンパニオンは本指名を増やすために接客に励んでいる。本指名の場合は、店がコンパニオンへ報酬を上乗せしている。店内略語は本指(ほんし)。
店のシステムによっては、コンパニオンへの指名を本指名とする条件に、電話予約や以前入浴した際のコンパニオンの名刺の提示を求めるシステムの店も存在する。
フリー
本来、接客するコンパニオンを店にお任せする意味であったが、競争の激化で、来店後の写真やパネルでの指名もフリーとなる店が大半になった。店が客を紹介しているという建前で、コンパニオンへのサービス料から店に報酬を支払うシステムを採用している店も大半であり、総額が高くなる程、本指名とフリーでコンパニオンの報酬額の差が広がる。
フリーでも、来店時刻での予約は可能である。初来店の客は、一切指名が出来ないシステムの店舗も存在する。
写真フリー・店内パネル指名
店舗に来店してから店が準備してあるアルバムで、コンパニオンを指名すること。サービス競争の激化から、フリーでも写真で選べるようになった経緯上、他の風俗とは違い、客側からは店内で写真指名しても、指名とは言えずにフリー扱いとなる店がほとんどである。本指名やネット指名とは異なるので、コンパニオンの指名ポイントにもならず、報酬も上がらないシステムが一般的である。
一度接客したコンパニオンに、写真フリーやパネル指名で入浴する場合は、入浴するまでの間に店に一度接客経験がある旨を伝えないと、店舗がフリー同様となり、コンパニオンの指名獲得数とならず、本指名と比較して報酬も減るシステムの場合が多い。
パネマジ
パネルマジック略語。写真やプロフィール記載と実際の容姿とが大きく異なること。あまりにも違う場合は個室に案内される前に拒否可能だが、店側が様々な理由(あるいは難癖)をつけて交代させない場合が多い。
ただしパネルマジック自体は、性風俗産業ではごく当たり前の集客手段であり、大手ではAdobe Photoshopの技能・技術を必須とし、写真加工の専門部署を置いている所もある。
その一方で、顧客の口コミや悪評を恐れ、または店舗がソープ嬢の容姿に絶対の自信がある場合は、親バレや友人バレを防ぐ目的で、目や口や顔のボカシを最低限入れるだけで、容姿の写真加工をしてないと顧客にアピールしたり、指名時にコンパニオンを顧客の前に並ばせる店舗があり、パネマジ対応が別れている。
吉原年齢
一種の年齢詐称。嗜好は人それぞれで、事情を知らず若い嬢と遊びたい場合は注意が必要。入店時に決めた年齢なので、実年齢と乖離がある。長期在籍者でも20代前半のままであるが、中には実年齢表記の店もある。熟女好みも実年齢を確認した方が良い。
インターネット指名・雑誌指名・P指名
インターネットや雑誌でのコンパニオン紹介を見て予約で指名すること。ほとんどのケースが初対面であるため、写真フリー同様にコンパニオンの指名ポイントとならず、本指名より報酬も減るシステムの場合もある。
アルバム
入浴後の客を対象に、他の在籍女性を紹介するアルバムを用意している店も存在する。雑誌やインターネット上では顔写真を出していないコンパニオンもアルバムでは顔を確認出来る写真を掲載していることがほとんどである。
指名ランキング
通常は本指名の数の多い順のランキングであるが、ロングコースでもショートコースでも同じ数(客数のみ)で計算したり、逆にポイント制を設けて120分コースでは3P、60分コースでは1P等、時間換算以上のポイント制を与えたりする計算の店や、本指名とネット指名数の総合でランキングを決めている店や、指名数ではなくネットのアクセスランキングを基に作成していたり、店によっては本指名率でのランキングの場合もあったりなど、店によって色々なカウント方法と順位付けシステムがある。
本指名数ランキング上位のコンパニオンでも、一部の顧客による貸し切り状態も考えられるため、純粋にリピート本指名顧客数の多いコンパニオンであるかはランキング上では分からない。
指名ノルマ
コンパニオン同士を競争させるために、指名ノルマを課す店も多い。目標をクリアするとボーナスがあったり手取りが上がる店や、逆にノルマ以下だと手取りが下げられる店と同じノルマといえども色々違う。
切り返し
コンパニオンと対面してから行う延長のこと。店によっては延長用の時間設定と料金が別途ある場合もある。フリーでも切り返しでダブル以上にした場合、2枠目以降はコンパニオンへの本指名となる。
手取り(バック)
雑費を引く前の段階のコンパニオンの取り分に当たる金額。客が払うサービス料と一致しないことが多い。
雑費
コンパニオンが使う店内の消耗品などの代金を店に払うこと。雑費が存在しない店は稀である。フリー扱いの客が多く付くと雑費が増える店もある。
付いた客数で雑費が決まる場合と、1回出勤分で雑費が決まる場合があり、1客分100円 - 1日最大30,000円以上まで様々ある。
税金
店がコンパニオンから徴収する雑費の一種のような位置付け。サラリーマンや自営業者の所得税や源泉徴収とは全く別物である。地域によっては組合や自治体に納める費用であったり、客の入浴料分の消費税をコンパニオンに負担させる店もあるが、そのような取り決めのない地域の店の場合は単なる店の収入源となっている場合も多くある。店によってはコンパニオンの手取りから雑費を引いた手取りから店で税金という名目で10%分をさらに徴収する店も存在し、コンパニオンがこれで所得税を納めていると勘違いしているケースも多く存在する。
ボーナス
ソープランドの男子従業員(ボーイ)は、盆暮れのボーナスや賞与の制度がなかったことから、コンパニオンがボーイ達をねぎらうために自主的にボーナスを与えていた習わしが、時代とともに自主的という名の強制となり、金額も店が主導で定められるように変化していった。コンパニオンの出勤日数や稼ぎの金額は関係なく一律であることが多い。
店主導の強制徴収となってしまった近年では雑費同様に店の収入源となるだけで、全額がボーイの手に渡ることはまれである。
大入り
店の売り上げが一定目標以上に達した場合、店の経営者から従業員に大入りが出る店もある。
確認電話
予約時に、指名かどうかにかかわらず、来店意思を確認するために店が指定した時間までに客に意思連絡をさせるシステムのこと。システムによっては数回必要になる場合もある。確認電話を決められた時間までにしなかった場合キャンセル扱いとされ、他に入浴を希望している客が優先される。
送迎車
駅から離れた場所にある店舗は、駅からの往復を無料サービスする送迎車を持っている場合がある。送迎車として高級外車や高級車を使う店が多く、店外でのサービス競争のひとつとなっている。送迎車待ち合わせ場所は、店への最短出口や最寄り駅でない場合もある。送迎車を使う際は予約時に店に希望する必要がある。
姫予約
店がコンパニオンの予約を開始する前に、コンパニオン自身があらかじめ客の予約を取り次いで店に予約を入れること。コンパニオン自身が客を選ぶことができる唯一の方法である。コンパニオンとの連絡先交換を禁止している店が近年では多くなってきているため、姫予約が出来る店は限られてきている。
出禁(できん)
出入り禁止のこと。客がソープ嬢や店に対して明らかに多大な迷惑をかけた場合には、入店禁止措置(店舗からの半永久的なパージ)が取られる場合がある。例えば結婚を迫ったりストーカー行為をした場合などである。店の禁止事項を守れない客、店にふさわしくない客、コンパニオンから接客するのが苦痛だとクレームが出た客も出入り禁止となる。店単位での出入り禁止と、コンパニオン単位の出入り禁止が存在するが、特に悪質と判断された客に対しては系列店や同地区に存在する他店舗にも出入り禁止とする措置が取られる場合もある。
アンケート
コンパニオンの接客内容に関して、男性従業員が客に満足度等をリサーチすること。アンケートの内容次第でコンパニオンが指導されるケースもある。アンケートはコンパニオンが希望すると閲覧が可能であるのが一般的である。恒常的な定期的なアンケートのほかに、その店での初出勤の場合や入店後日の浅いケースでは、店によるフォローの一環として男性従業員が客に聞き取り調査することもある。
振替
事前にコンパニオン指名予約をしているにもかかわらず、客を来店させてから店の勝手な都合で他のコンパニオンでの入浴を強引に勧められること。元々出勤していないコンパニオンで来店予約を受けたり、出勤中のコンパニオンの予約をダブルブッキングで受けたりするケースの他、店側が優遇しているコンパニオンに客を付けるために振替するケースもある。
外出
裏メニュー扱いで、本指名のトリプル(3枠分又は5時間以上が多い)以上でコンパニオンと外出を許可している店もある。基本的にコンパニオンが外出用の服装を準備する必要があるために事前予約が必要であり、決められた時間までに店に戻らなくてはいけない。コンパニオンが拒否した場合は外出ができない。外出しても店に戻ってきて店内で残り時間を過ごすことも可能である。店によっては外出前に行動範囲を制限したり、身分証明を求めるのが一般的である。
薬物検査
コンパニオンが麻薬や禁止薬物を店でも使用していたことが捜査で明らかになった店では、店にも強制捜査が入り、営業停止等の処分を科せられ、営業不可能となると経営に大きな痛手を与えることになるため、店が強制で薬物検査を実施する店もある。
衛生管理
ソープランドの求人などの項目でよく使われているが、何の衛生なのか明記されることもなく、諸事情から性的サービスを連想させる単語を明記できない理由もあり、『衛生管理万全で安心』と書いてあっても、性病検査結果提出義務のない店や、コンドームを使わない接客サービスが売りの店も多く存在し、ほぼ意味のない言葉となっている。
案内所・紹介所
風俗街の片隅で紹介業を営む店が存在し、ポン引きとは違って路上での営業はせず、店舗形式で営業している。地域によって呼称や営業形態がさまざまであり、いかにもという案内所から、喫茶店を装ったものまである。店が決まっていない客に店を紹介し、入浴が決まったらお店の送迎等で目的のお店に案内されるのが一般的である。案内所のメリットは、風俗街に不慣れでも予算と目的に合った店を紹介してもらい、数店から写真などで選ぶことも可能である。この時の写真はインターネット等の写真と異なり、写真フリーの写真同様に目線等が入っていない写真であることが多い。基本的に紹介した店からバックマージンを得て成り立っているので、客が紹介料を負担することはない。
ポン引き
路上での客引きの担当を指す言葉だが、ソープランドの場合は多くの地域で店の前の路上での客引きはもちろん、店の入り口に立つことも自治体条例で規制されていることが多く、ソープランド関係でのポン引きとは、路上で違法営業の風俗店へ客引きしている人を指すのが一般的である。違法営業故、深夜も営業していることが多い。男性とは限らず、女性も存在する。2004年(平成16年)7月には、吉原で割烹着を着た老婆が路上で客引きをし、売春防止法の斡旋容疑で逮捕されたケースも存在する。
本(単位)
客を数える単位は、人では無く『本(ぽん)』である。
カラ出勤
店側が実際には出勤していないソープ嬢を、出勤していると偽る行為。人気の高いソープ嬢が出勤しているように見せかける、あるいは実際よりも多くのソープ嬢が出勤しているように見せかけることで、客からの反響を増やすことを目的に行われることがある。

営業スタイル

2回戦
2回目のプレイのこと。マットで一度性交した後、休憩しベッドで2度目の性交をする場合が多い。必ずしも2回全て射精することを指すわけではない。一度も射精に至らなくても、入浴休憩ないしはマットなどを挟み3回行為に臨んだ場合は3回戦となる。
2輪車
ソープ嬢2人と同時にプレイをすること。3人の場合は3輪車と呼ぶ。
ダブル
1コマの価格設定しかない店で客が2倍の2コマ分入ること。例えば60分2万円の店で、120分入ることで料金も倍の4万円になる。3コマ分180分であれば6万円の「トリプル」となる。
NN
ノースキン中出し
NS
コンドームなしでのプレイ。中出しとは限らない
即即
シャワーや入浴前にプレイすること

用具

スケベ椅子
ソープ嬢が客の体を洗う際、客が座る凹字型の椅子[30]。座った時、男性の股間を洗いやすくするため、座る部分が縦に開口している。男性客をこの椅子に座らせ、ソープ嬢が椅子の縦開口に腕を通して男性客の股間を洗える。スケベ椅子を発明したのは、かつて大森海岸にて営業して閉店したソープランド「歌麿」の店長という説がある。また、子爵家の出で実業家西四辻公敬が開発したとの説もある。1977年(昭和52年)ごろから普及した[30]。座高が高いため腰への負担がかかりにくいことや、股間を洗いやすいことなどから、腰痛痔疾などに悩む人が個人的に購入することもある。
近年では「介護者が洗うのが楽」という理由から、介護用品としても利用されている。
くぐり椅子
アクリルくぐり椅子(座面補強があるタイプ)
スケベ椅子の座高をさらに高くしたもので、ソープ嬢が下に潜る形になる[30]。スモーク色のアクリル板など薄く強度のある材質を折り曲げた形をしており、仰向けになったソープ嬢が寝そべって通過できる。男性客をこの椅子に座らせ、ソープ嬢が通過しながら男性客の股間を舌で舐め上げて洗える[30]。通販で購入できる程度の値段のものや、ソープランドでの使用を主な目的として頑丈に作られた値段の張るタイプのものは、座面裏側が補強目的で二重になっている物がある。座面が補強されているタイプが一番値段が高く、値段は10万円程度し、このタイプの色は、茶色、透明、赤、紺、ガラス色などがある。また、同色・同アクリル素材の桶などの小道具も存在する。
スケベ椅子と同じく、身体的事情を抱えた個人用品や介護用品としての需要がある。
ゴールドチェア・ピンクチェア
ゴールドチェア(黒)
スケベ椅子の発展形(言葉による形状の説明は困難が伴う)。岐阜の金津園をはじめ、広く使われているが詳細は店舗によってことなる。
両者は、色による差のみでなくその構造にも差が見られる。名称と色は多くは一致するが必ずしも一致しない場合がある。
ゴールドチェアは椅子状で、人の字状になっている。色はピンク、赤、黒、緑がある。客は最初はチェアに跨がるような状態で、顔を穴の部分にして上部両側にあるハンドルを持ってうつ伏せ状態から始まり、ソープ嬢から舐めや胸洗い、壷洗い、アナル舐め、椅子潜り、シックスナインなどを受け、うつ伏せでのサービスが終わると仰向けになる。仰向けうつ伏せ両面からサービスがあるので、難易度は後述のピンクチェアより高度である。また、ゴールドチェアの簡易版としてシルバーチェアも存在し、こちらの大きさは小さく、色は銀色である。ゴールドチェアとシルバーチェアは、金津園でのみサービスを行っている。ゴールドチェアの略称は「GC」。
ピンクチェアはゴールドチェアと比較すると形状が複雑であるが、仰向け状態のみのサービスであることから、サービス自体はそこまで複雑ではない。客はリクライニングした椅子のシート状の部分に仰向けに位置する。このシートには客が足を置くアームを供えており、アームには必ずタオルを巻いて使用する。客の位置するシートの下に入るようにソープ嬢が位置するシートが設けられている。このシートにソープ嬢が位置することにより、よりバリエーションのあるサービスを可能にする意図がある。ピンクチェアは金津園の他に沖縄にも設置店がある。色は金、赤、ピンク、黒などがある。ピンクチェアの略称は「PC」。
これらチェアの使用方法には各人の流儀があり、さまざまな使用上のテクニックが存在する。
浴槽
高級店では家庭用より長さ方向にかなり大き目の浴槽を用いる。ジェットバスなどが設置された店もある。浴槽には介護用の手すりが設けられているものが多く、客はこの手すりで自身の体を支えることにより、お湯の浮力を応用したサービスを受けられる。また、客の頭が当たる浴槽の縁に小さなエア枕を付けてくれるところが多い。
ベッド
自治体条例や保健所などによって制限されていない地域を除き、あからさまなベッドは置かず、マッサージ台やソファベッドのような台にタオルやマット類を敷いて即席ベッドに仕立てて使用する。
ローション
潤滑をよくするための液体で、業務用の濃縮されたものを使用時に希釈して用いる。家庭で個人的に用いるものに比して、大量に使用して、椅子やエアーマットなどでの独特のサービス(ローションプレイ)に活用している。湯冷めしないよう、熱めのお湯で希釈するなど配慮されている。かつては海藻由来の成分(アルギン酸など、海藻の粘り成分)を含んでいたため、海藻で作られているとの誤解も多いが、現在の製品は高分子ポリマー(たとえばポリアクリル酸ナトリウム)などの水溶性で乾燥しにくい合成材料からなっている。ピンク色のローションの方が肌が荒れにくい高級品とされ、高級店などではピンク色のローションを目にすることが多い。金津園などでは、パックに入った濃縮されていないローションを用いているケースもある。
ゼリー(潤滑ゼリー)
プレイ用のローションと混同される場合もあるが、プレイに使うローションとは異なり、希釈せずに粘膜を保護し、性交痛を軽減するために用いられる。プレイに使うローションは水道水で希釈するため時間経過により雑菌が繁殖することから、粘膜保護用には薄めないで使う専用品の潤滑ゼリーを用いるのが一般的である。製品としては、実際の医療現場で使われているグリセリン主体として製薬会社が製造したものから、高分子ポリマーを主成分とするものまでさまざまである。
コンドーム
市販のものを用いており、主に業務用144個(グロス)入りで安価で購入出来る製品を使用している。サイズはS - LLまで様々である。雰囲気を壊さないように各々必要なサイズと接客中に使われそうな数のコンドームを枕元やベッド周辺に、封を開けたものをタオルに挟んで事前に用意しておくのが一般的である。陰茎に挿入する寸前に、なるべく客に悟られないように、口を使ったフェラチオで装着してくれる(これを「フェラかぶせ」と呼ぶ[31])ので、客はいつ装着したか分からないままサービスを楽しめる[31]。また、客が射精して精液が溜まったコンドームも、なるべく客に悟られないよう体を離すときに上手に取り外し、こっそり捨ててくれる。
なお、ノースキン(NS、後述)の時は、なるべく膣から客の精液が漏れ出さないようにして体を離し、洗い場で膣から精液を洗い流している。
スチームバス(サウナ)
顔だけを出して入るスチームバス(サウナ)が置かれていることがある。通常使われることはないが、自治体の条例でサウナとしての営業を認められている都内などでは、営業時間中に常にスチーム機能が使える状態となっている。色は様々あり、材質はスケベ椅子と同じような素材で作られていることが多い。
遮蔽
部屋の内部を隠す用具のことを指す。東京都や埼玉県の場合は、個室の扉に室内が見えるようにガラス窓を付けることが義務付けられているが、普段はタオルで見えなくすることを遮蔽という。扉の窓の大きさや材質は、地方公共団体の条例で異なるが、神奈川県では扉自体がガラス扉であることが義務付けられているので、シーツのような大きい布で覆うケースがある。地域によってはプラスチック板で覆っている店も存在する。広島県では、個室そのものの存在が禁止なので、カーテンを用いて入浴中に他の客と顔を合わさないように配慮されている。
エアーマット
空気で膨らむビニール製の大型マットで、浴場の洗い場で使用する。一般的にアダルトグッズ店などで販売されている海外製のものとは異なり、業務用はより頑丈なビニール製で国内で製造されたものを使用している。色は一般的にシルバーが多いが、業務用ではシルバーの他に金と白も存在し、一般で手に入るアダルトグッズのエアーマットでは近年透明などのバリエーションもある。頭の部分を「枕」と呼ぶほか、足の方にも枕が付いたタイプがあり、足の枕を「足山」と呼ぶ場合もある。身体を乗せる筋状や山状になっている部分は「山」と呼ばれ、マットの種類や大きさを区別する上で山と枕の数で分別する。一番大きいとされているタイプでは両枕で山が9山あるタイプ(「9本マット」と呼ばれる[32])で、高級店ではほとんどこのサイズが用意されている[32]。洗い場が狭い店などでは8山の少々小さい両枕タイプを使用したり、もっと狭い洗い場の店では頭枕のみのマットを使用している店もある。頭枕にタオルをかけて男性が横たわり、女性からローションを用いてのサービスが通常の使用方法である。
どのタイプのマットでも、使用後にシャワーで流すだけでは垢やローションがこびりついている場合があるので、丁寧に洗って拭き上げることを指導していない店では衛生面に注意することも必要である。

サービス

泡踊り
マットの上にローションをまき、ソープ嬢が体をすりつけて客の全身を洗う行為(自分の陰毛乳房などをタワシやスポンジのように用いる)。手で男性器を刺激しながら行うことが多い。阿波踊りの阿波と泡(アワ)をかけた言葉。発明者は「川崎城」という店の浜田嬢といわれている[32]
以前は本当に石けんを泡立てたものを用いていたので文字通り「泡踊り」だったのだが、石けんはソープ嬢の肌や陰部の粘膜を傷める[32]ため、現在はローションが使われている。そのため泡が出ない(もしくは細かい)ので、1980年代は「さざなみ踊り」とも呼ばれていた[32]。現在は「ボディ洗い」や「マットプレイ」と呼ぶのが一般的。使用されるローションは「ゼットローション」とも呼ばれるワセリンの一種で、無味・無臭・無色である[33]。ただし最近は肌を荒らしにくいボディシャンプーが出てきたため、それをローションに混ぜて泡立てて用いることもある。
広岡敬一はこのサービスとの初遭遇を、女体の持つ柔らかさが石鹸のすべすべ感で強調され、さらに肌を滑る乳首の感触がまた素晴らしく、すぐに射精に至ってしまったと述懐する。考案者である浜田がその技術を惜しみなく同僚に伝授したこともあり、泡踊りは関東のトルコ風呂を席巻した[34]
マットプレイ
ビニール製の空気マットの上に横たわった客にソープ嬢からローションで奉仕する、ソープランドならではのサービス。行為そのものにいろいろな名前がついており、行為一つ一つを技と呼ぶ。アダルトビデオのマットプレイとは異なり、終始一貫男性が受け身になるサービスであるので、うつ伏せでも仰向けでも客の手のポジションは枕に乗せておく体勢が基本ポジションで、基本的に手を出さないのがマナーである。客の好き勝手でソープ嬢の動きを止めたり、動線を邪魔するような行為をする客は、AVの見過ぎと敬遠される傾向もある。
マットプレイでは、主に身体を使って愛撫することを洗いと呼ぶ。ソープ嬢は、枕と山の間の隙間や、山と山の間や、足山と山の間の隙間に体重をかけて微妙なバランスを取って、客に体重をかけすぎないようにサービスを行う。胸で身体を愛撫する胸洗い、舐めて洗うことを舐め洗いといい、胸が豊かなソープ嬢は胸洗いを得意とする場合が多いが、マットプレイを得意とするソープ嬢でも舐め洗いと胸洗いのどちらかに重点が偏っていると、同じマットプレイでも違う体感となる。また、身体をあわせてお互いの体感を楽しむ行為を「滑る」ともいい、時間が60分程度のコースでは、時間の都合上「滑るだけ」というマットプレイを行う場合も多く、滑るだけでは舐め洗いはほとんどしないことが多い。
マットの上でローションの滑り具合を利用してマッサージを行う場合や、ローションを落とす際に塩や泡などを用いることもあり、ローションを落としながらマッサージするサービスもある。ローションはシャワーだけで流すよりも、最後に浴槽に入ってタオルを用いて撫でて落とすことでほとんど落とし残しがない状態となる。きちんとフルサービスを行うと、洗い流すまでに最低40分程度、マットプレイを売りにしているソープ嬢の場合60分程度も要してしまうので、マットプレイの前には身体を浴槽で十分暖めてから行うことが望ましい。フルサービスの場合、通常はうつ伏せから入り、途中で仰向けになり、最後は女性上位でフィニッシュに導くパターンが一般的である。
マットがないソープランドも存在する。ほとんどの高級店には大きい9山両枕タイプのマットが置いてある。保健所サイドからはマットの設置は御法度であるため、保健所の見回り期間はマットサービスができない。
逆マット(マットプレイ)
お客が女性にマットで愛撫することを指す。アダルトビデオの影響を受けたソープファンの中には逆マット愛好家もいるが、逆マットの際にローションの感覚とマットの扱いに慣れていない客に主導権を握らせることは、ソープ嬢の洗えない髪の毛や目元の化粧までローションで汚されてしまう場合や転倒などの危険もあり、次の接客に迷惑がかかるケースが多く、通常一見の客相手には敬遠されあまり行われない。
椅子プレイ
椅子を使うサービスの総称。泡で洗うだけの行為も含まれる。
「すけべ椅子」プレイは凹型の形状の椅子を用いて股間の下部の隙間から愛撫する。金色のラメのタイプが多い。
「くぐり椅子」プレイはかつて高級店の一部のソープ嬢やベテランソープ嬢のサービスとされていたが、サービス競争の激化に伴い時間の長めな大衆店や格安店等でもそのサービスを必須としていたり、「くぐり椅子」プレイ可能なソープ嬢も増えている。
椅子の座面にはタオルを用いて、座る前に暖かいお湯をかけて寒くないようにするが、くぐり椅子で一枚のタオルを座面に使うソープ嬢は椅子くぐりは行わないことが多い。
生フェラ
多くのソープランドは生でフェラチオを行うが、格安店などになるとフェラでのスキンの着用はコンパニオンの裁量に任される場合が多い。
大衆店や高級店で生でのフェラチオが必須サービスになっている場合でも、真性包茎や重度の仮性包茎、性感染症の疑いがある場合は、コンパニオンの裁量でフェラでのスキンの着用サービスが許されている。
即即
即尺(入浴前にフェラチオを行う)・即ベッドのサービスを指す。高級店ではほぼ必須のサービスではあるが、それ以下の価格帯の店でも即即を売りにしている場合もある。
即即が必須サービスであっても、悪臭・恥垢・排泄物などの残留で体の汚れが著しい場合や性感染症の疑いがある場合は、衛生上の理由で即即はしなくてもよいと指導されている。その場合、入浴までの間はスキン着用でのフェラサービスに切り替えたり、先に入浴させたり、疾患部分と接触するサービスを断るかはコンパニオン側に選択権がある。
潜望鏡
ソープ嬢と客が一緒に風呂に入り、客が腰を浮かせ、勃起した男性器が水面上に出たところをソープ嬢が口で愛撫する行為[30]。男性器を潜望鏡にたとえている[30]
つぼ洗い
客に指を立てさせ、その指をソープ嬢の膣に差し入れて洗う行為[30]。指だけでなく勃起した男性器をソープ嬢のに差し入れることもあるが、洗いが目的なので数秒で終わり本格的な性交には至らない。爪が伸びていたり鋭利な形状の場合はサービスが省略される場合もあったり、つぼ入れ中に客が勝手に指を曲げる行為も歓迎されない。
たわし洗い
客の腕や脚にソープ嬢がまたがって陰毛をこすり付けて洗う行為[30]。陰毛を「たわし」にたとえている。「ブラシ洗い」とも[30]
椅子洗い
スケベ椅子やくぐり椅子等に座った客の身体をソープ嬢が身体全体を使って洗うこと[30]。石鹸の泡で洗うだけの「ボディ洗い」と、ローションを使用した「椅子プレイ」、「くぐり椅子」等の椅子を使う行為全般の大意で利用される場合がある。
指入れ
つぼ洗いと同意だが、ソープ嬢の性器が損傷を受ける原因のほとんどが客の手による過度な刺激に原因があり、一見伸びていないような爪でもかなりのダメージを与えたり、ゼリーが指入れや激しい扱いによって乾いてしまい、特に入り口付近の摩耗が大きくなるので、入り口付近の粘膜が裂傷を起こす。接客が続くソープ嬢は、自身の体を守るために指入れをさせないソープ嬢がどの価格帯の店にも存在する。メインサービスはあくまでも本番であるため、激しい指入れや乾いた性器への無理な愛撫は嫌われる行為であり、次の接客に支障をきたしたり治癒までに日数を要するような損傷を与えた客は出入り禁止となる場合もある。
花時計
挿入したままソープ嬢が回転すること。通常は女性上位で行うが、椅子で挿入中に回転するアクロバティックなプレイも存在する。
NS
「ノースキン」の略で、サービス時にコンドームを使用しないこと。かつては「ジュンナマ」とも呼ばれていた[32]。ソープ嬢は避妊のため経口避妊薬を毎日服用する。かつてはコンドーム不使用が当然であった時代もあり、その時代にはコンドーム使用はソープ嬢に対する侮辱として扱われたこともある[32]。現在は性感染症予防のためコンドームを使用しているソープ嬢が多い。コンドームの使用は格安店か高級店かどうかにあまり関係がなく、店の方針やソープ嬢によるところが大きい。関東圏以外の地域の高級店はコンドーム使用率が低い傾向がある。
中出し(ND)
「ノースキン」で膣の中に射精すること。
お清め(フェラ)
客が射精した後、精液などの付着した性器をフェラチオによって舐め取る行為のこと。
コスプレ
イメージクラブ(イメクラ)のサービスの要素を取り入れたシステムで、お客がソープ嬢に好みの制服や服装を指定することが出来るサービス。通常一般的なお店に関してはコスプレイサービスは行っておらず主にお店側が指定されたソープ嬢のみとなっているのがほとんどなので事前確認する方がいい。サービスを受けるに当たってソープ嬢を指名する際にフロントに予約(入浴料支払い前)する必要がある。コスプレ専門店以外のお店なら無料で受けられるのがほとんどである。
店によってはコスプレイを売りにしている専門の店もあり「コスプレソープ」、「イメージソープ」などといわれている。一般的なお店とは異なり店に在籍しているソープ嬢ならどの子でもコスプレイサービスを受けることが出来る。ベットでのプレイがメインのお店ではマットプレイを行わず(店によって異なる)ボディー洗い後や一回戦後に、ソープ嬢が制服や服装を着直した後に再プレイするのもある。料金にいたっては服装や制服によってオプション料として別料金が必要になる場合がある。また一部の店では追加オプションとしてローターやバイブなどを提供している場合があるが別料金が必要になる。
二輪車
1人の客に2人のソープ嬢でサービスすること[35]

事件・事故


注釈

  1. ^ 中東では男性客には男性、女性客には女性の垢すり師がつくのが原則。
  2. ^ 「トルコ嬢」の名は本番サービスが主流になって以降で、当時は「体を売らない」という信条もあり指技以外の行為を求められることは恥とする気風があったとされる。
  3. ^ 接吻は心を許した相手とだけ行うという不文律があったため。このようなけじめをつけることは職業人としての誇りを保ち、人間としての尊厳を両立させることが可能である心理的な防衛として機能する。

出典

  1. ^ 広岡敬一『ちろりん村顛末記』(朝日文庫)P.19
  2. ^ 松沢呉一『エロスの原風景』(ポット出版)P.84 - 93
  3. ^ 広岡敬一『ちろりん村顛末記』P.20 - 21
  4. ^ “【北海道震度7地震】ススキノのソープが500円で風呂提供 「私たちも被災者」通常営業は休止”. 産経新聞. (2018年9月7日). https://www.sankei.com/article/20180907-CKJYDCS7INOH7FJZMIQDT7XJME/ 2019年5月16日閲覧。 
  5. ^ 公衆浴場法概要 - 厚生労働省 「個室付き公衆浴場」がソープランドに該当
  6. ^ 建築基準法 - e-Gov
  7. ^ https://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/869/051869_hanrei.pdf
  8. ^ 事件番号 昭和53う393、福岡高等裁判所、昭和53年12月7日
  9. ^ 事件番号 昭和42(あ)605、最高裁判所第三小法廷、昭和42年9月19日
  10. ^ 事件番号 昭和43う482、福岡高等裁判所、昭和44年1月29日
  11. ^ 参議院法務委員会・昭和31年5月15日 政府委員・長戸寛美発言”. 2013年4月21日閲覧。
  12. ^ 『「夜のオンナ」はいくら稼ぐか?』p.78 -
  13. ^ 岩永 p16
  14. ^ 터키탕명칭 증기탕으로 공식 변경 문화 일보(文化日報) 1997-02-11
  15. ^ 中国現代用語辞典-入浴センター(新式銭湯)(2010年10月9日時点のアーカイブ
  16. ^ 岩永 p36-38
  17. ^ 岩永 p18
  18. ^ a b 岩永 p20
  19. ^ 岩永 p18-24
  20. ^ 岩永 p19
  21. ^ 岩永 p21
  22. ^ “ソープランドとは?プレイの内容・流れ・料金など。本番はできる?” (日本語). inbee【インビー】 | 「男」と「女」の「性」のお悩み解決メディアサイト. https://in-bee.net/media/articles/83 2018年10月2日閲覧。 
  23. ^ 岩永 p19,21
  24. ^ ミリオン出版俺の旅』2010年11月号 p89「現役ソープ嬢・七住舞のフーゾク覗き穴」
  25. ^ 岩永 p27-34
  26. ^ 岩永 p34-36
  27. ^ 岩永 p23
  28. ^ 米沢りか 『アクション大魔王 第3巻』白泉社 1997年5月 p.169、『戦後性風俗大系』p.296 - p.297
  29. ^ 凡平著『志ん生で味わう江戸情緒(2)江戸の花街「遊廓」がわかる』(技術評論社、2005年)ISBN 9784774124377
  30. ^ a b c d e f g h i j k l 孝友社出版『THE SUGAR』通巻18号 p89「僕らの生活快感事典」
  31. ^ a b 孝友社出版『THE SUGAR』通巻18号 p90「僕らの生活快感事典」
  32. ^ a b c d e f g 孝友社出版『THE SUGAR』通巻18号 p88「僕らの生活快感事典」
  33. ^ 孝友社出版『THE SUGAR』通巻18号 pp88-89「僕らの生活快感事典」
  34. ^ 『戦後性風俗大系』p.232 - 236
  35. ^ ももジョブ・二輪車
  36. ^ 最近のおもな雑居ビル火災『朝日新聞』1978年(昭和53年)3月10日夕刊、3版、15面
  37. ^ 「「仕事辞めたくてやけに」 風俗店女性を絞殺 容疑男逮捕」『東京新聞夕刊』、2023年8月20日、11面。
  38. ^ a b 吉原の高級風俗店で30代女性従業員が刺殺される…20年前にも同じ店で殺人事件「またあの店なのか」”. Smart FLASH (2023年5月5日). 2023年5月7日閲覧。
  39. ^ NHKに批判殺到 大宮・風俗ビル火災の被害者を実名報道”. 東京スポーツ (2017年12月21日). 2021年5月14日閲覧。
  40. ^ 「風俗店従業員が客に刺され死亡 吉原、殺人事件で捜査 /東京都」『朝日新聞東京地方版/東京』、2023年5月6日、23面。
  41. ^ 東京・吉原「人気泡姫殺人事件」ソープランドで手荷物検査実施か 女性の安全が第一”. 東スポWEB (2023年5月6日). 2023年5月7日閲覧。





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