オージーフットボール
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2013/09/05 18:41 UTC 版)
オーストラリアでは一般的に、オージー・ルールズ(Aussie Rules)、またメルボルンではフッティー(Footy)と呼ばれている。日本ではテレビ局のイベントでゲームが行われた際にオージーボールと名付けられてそれが定着したため、今でもそう呼ばれる。[要出典] オージー・フットボール、オーストラリアン・フットボールとも言われる。
アイルランドのゲーリックフットボールに似たスポーツで、メルボルンで発達した。ルールが整備されたのはこちらの方が先だが、あまりに似すぎていることと、メルボルンにアイルランド系移民が多かったこともあり、彼らの母国で行われていたフットボールを基に発達したと言われている。[要出典]インターナショナルルールで、GAAのアイルランド代表チームとの国際親善試合が実施されている。
競技は冬にクリケット競技場(楕円形のため、オーヴァルと呼ばれる)で行われる。
目次
- 1 概要
- 2 ルール
- 3 AFL
- 4 インターナショナルカップ
- 5 JAFL(日本)
- 6 日本代表(サムライズ)
- 7 オーストラリア以外のリーグ一覧
- 7.1 アルゼンチン
- 7.2 オーストリア
- 7.3 ベルギー
- 7.4 バミューダ
- 7.5 ブルネイ
- 7.6 カナダ
- 7.7 クロアチア
- 7.8 チェコ共和国
- 7.9 デンマーク
- 7.10 東ティモール
- 7.11 エル・サルバドル
- 7.12 イングランド
- 7.13 フィジー
- 7.14 フィンランド
- 7.15 フランス
- 7.16 ドイツ
- 7.17 グルジア
- 7.18 インド
- 7.19 インドネシア
- 7.20 アイルランド
- 7.21 日本
- 7.22 大韓民国
- 7.23 レバノン
- 7.24 マレーシア
- 7.25 ナウル
- 7.26 ノルウェー
- 7.27 オランダ
- 7.28 ニュージーランド
- 7.29 パプアニューギニア
- 7.30 中華人民共和国
- 7.31 フィリピン
- 7.32 サモア
- 7.33 スコットランド
- 7.34 シンガポール
- 7.35 ソロモン諸島
- 7.36 南アフリカ
- 7.37 スペイン
- 7.38 スウェーデン
- 7.39 タイ王国
- 7.40 トンガ
- 7.41 イギリス
- 7.42 アメリカ合衆国
- 7.43 ベトナム
- 7.44 ジンバブエ
- 7.45 内部リンク
- 8 外部リンク
概要
1858年にメルボルンでトム・ウィルズによって始められた。クリケット競技場を流用する点から、クリケット選手のオフシーズン用スポーツとして始まったという説がある。 オーストラリア国内ではラグビーリーグ、クリケットと並ぶ人気スポーツであり、オーストラリアの国技ともいわれる、オーストラリアの主要な冬のスポーツである。トップ選手はフルタイム・プロまたはセミプロが占める。特にオーストラリア南部や西部で盛んであるが、シドニーやブリスベンにもプロチームがある。
ルール
- 競技は楕円形のクリケット競技場に4本の柱を立てて、1チーム18人・交替要員4人で行う。交替は試合中いつでもできる。
- 試合は、1クォーター20分・4クォーター制の合計80分間で行われ、2クォーター終了後にハーフタイムとなる。
- プレイヤーはボールを蹴るか、ハンドボール(一方の手に持ったボールを、拳を丸めたもう一方の手で打つ。)をして進める。ラグビーのように投げるのは反則。また、ボールを持って15メートル以上進む際、フィールドにボールをつけるかバウンドさせなければならない。
- 一方が蹴り上げ、15メートル以上飛んだボールをもう一方がノーバウンドで捕球する「マーク」は、その時点からのフリーキックか、攻撃続行かを選べる。これは攻撃の絶好の起点であるため、敵味方がフライボールを奪い合う場面が頻発する。
- 真中の柱(ゴールポスト)、2本の間にボールを蹴り込むと6点(「ゴール」。ラグビーや フットボールと違い横棒はない)。ただし、キック以外の方法だと1点。キックでゴールラインを越えても、他のプレーヤーに当たっていたら1点。キックかどうかに関わらず、端の柱(ビハインドポスト)と真ん中の柱の間に通した場合、または真ん中の柱自体にボールを当てた場合は1点(「ビハインド」)、端の柱にあたった場合はボールがフィールド外に出たと見なされる。オウンゴールは、相手チームに1点が与えられるが、ゴールポストの間に蹴り込んだとしても6失点にならないため、相手チームによる「ゴール」の危険性が高いとき、敢えてオウンゴールをすることがある。ゴールポストに柱の近くにはレフェリーが待機しており、ゴールが決まると、レフェリーは真中の二本の間に立ち、両手の人差し指を体の前に向けて出すことで、正式に得点が記録される。端の一本と真中の一本の間に通すなどして1点のみの得点になる場合は、片方の人差し指のみを体の前に向けて出す。その後、レフェリーは旗を振ってもう一方のゴールに居るレフェリーに得点を知らせ、互いに現在の得点を確認する。
- キックオフ時、及びゴールが決まった場合は、グラウンド中央でレフェリーがボールを地面に叩き付け、フライボールとなったところをどちらかのチームの選手が捕球してゲームが開始される。またボールがグラウンドの外に出た場合は、その場所でレフェリーがグラウンドに背を向ける体制を取ってから、ボールをグラウンド内に放り投げる事で試合再開される。
- ラグビー同様、タックルが可能だが、膝下、または肩上へのタックルは反則とされる。
- 正式な試合では、選手への処分の裁定は試合中でなく、後日の裁定委員会で行われる。これは、選手等の抗議によって試合を途切れさせないための工夫である。
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- 1 オージーフットボールとは
- 2 オージーフットボールの概要
- 3 AFL
オーストラリアンフットボール
(オージーフットボール から転送)
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オーストラリアンフットボール(英語: Australian Football)は、楕円球形のボールを用いて1チーム18人の2チーム間で行われるフットボールである。
- ^ “Reference_ 1956 Olympic Demonstration Sport - Aussie Rules Match” (英語). Boyles Football Photos. 2020年10月4日閲覧。
- ^ “オーストラリアンフットボールとは?”. AFL Japan キッズクラブ. 日本オーストラリアンフットボール協会 (2015年). 2020年10月4日閲覧。
- ^ このような行為は公式戦では必ず禁止されます
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