エクス・リブリス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/03 19:47 UTC 版)
エクス・リブリスとは、白水社が発行する20世紀の海外文学の叢書。2009年に刊行を開始した。
概要
白水社が発行する「独創的な世界の文学を厳選して贈るシリーズ」で、欧米だけでなく中東や東アジアまでの幅広い地域の文学を、これまで80点以上刊行している。日本翻訳大賞の受賞作第1回『エウロペアナ』、第2回『ムシェ 小さな英雄の物語』などを輩出している。
「エクス・リブリス・クラシック」という、いわゆる古典文学の作品を取り扱ったサブ・レーベルも存在している。
なお「エクス・リブリス (ex libris) 」は「蔵書票(自らの蔵書に所有者の名や標語、特別なマークなどを図案化して印刷した小紙片)」の意味。
主なラインナップ
- 『ジーザス・サン』(デニス・ジョンソン、柴田元幸訳) 2009/03
- 『イエメンで鮭釣りを』(ポール・トーディ、小竹由美子訳) 2009/04
- 『通話』(ロベルト・ボラーニョ、松本健二訳)2009/06
- 『ミスター・ピップ』(ロイド・ジョーンズ、大友りお訳) 2009/08
- 『悲しみを聴く石』(アティーク・ラヒーミー、関口涼子訳) 2009/10
- 『青い野を歩く』(クレア・キーガン、岩本正恵訳) 2009/12
- 『煙の樹』(デニス・ジョンソン、藤井光訳) 2010/02
- 『野生の探偵たち』上・下(ロベルト・ボラーニョ、柳原孝敦,松本健二訳) 2010/04
- 『そんな日の雨傘に』(ヴィルヘルム・ゲナツィーノ、鈴木仁子訳) 2010/06
- 『ウィルバーフォース氏のヴィンテージ・ワイン』(ポール・トーディ、小竹 由美子訳) 2010/08
- 『昼の家、夜の家』(オルガ・トカルチュク、小椋彩訳) 2010/10
- 『馬を盗みに』(ペール・ペッテルソン、西田英恵訳) 2010/12
- 『兵士はどうやってグラモフォンを修理するか』(サーシャ・スタニシチ、浅井晶子訳)2011.02
- 『ヴァレンタインズ』(オラフ・オラフソン、岩本正恵訳) 2011/04
- 『イルストラード』(ミゲル・シフーコ、中野而訳) 2011/06
- 『デニーロ・ゲーム』(ラウィ・ハージ、藤井光訳) 2011/08
- 『ブエノスアイレス食堂』(カルロス・バルマセーダ、柳原孝敦訳) 2011/10
- 『地図になかった世界』(エドワード・P・ジョーンズ、小澤英実訳) 2011/12
- 『河・岸』(蘇童、飯塚容訳) 2012/02
- 『ティンカーズ』(ポール・ハーディング、小竹由美子訳) 2012/04
- 『ブルックリン』(コルム・トビーン、栩木伸明訳) 2012/06
- 『無分別』(オラシオ・カステジャーノス・モヤ (著), 細野 豊 (翻訳) 2012/08
- 『ビルバオ - ニューヨーク - ビルバオ』(キルメン・ウリベ、金子奈美訳) 2012/10
- 『ぼくは覚えている』(ジョー・ブレイナード、小林久美子訳) 2012/12
- 『空気の名前』アルベルト・ルイ=サンチェス (著), 斎藤 文子 (翻訳) 2013/2
- 『神は死んだ』(ロン・カリー・ジュニア、藤井光訳) 2013/04
- 『シガレット』(ハリー・マシューズ、木原善彦訳) 2013/06
- 『盆栽 / 木々の私生活』(アレハンドロ・サンブラ、松本健二訳) 2013/08
- 『緩慢の発見』(シュテン・ナドルニー、浅井晶子訳) 2013/10
- 『愛と障害』(アレクサンダル・ヘモン、岩本正恵訳) 2013/12
- 『逃亡派』(オルガ・トカルチュク、小椋彩訳) 2014/02
- 『アルグン川の右岸』(遅子建、竹内良雄,土屋肇枝訳) 2014/04
- 『かつては岸』(ポール・ユーン、藤井光訳) 2014/06
- 『エウロペアナ:二〇世紀史概説』(パトリク・オウジェドニーク、阿部賢一,篠原琢訳) 2014/08
- 『女がいる』(エステルハージ・ペーテル、加藤 由実子 (翻訳), ヴィクトリア エシュバッハ=サボー (翻訳) 2014/10
- 『遠い部屋、遠い奇跡』(ダニヤール・ムイーヌッディーン、藤井光訳) 2014/12
- 『民のいない神』(ハリ・クンズル、木原善彦訳) 2015/02
- 『歩道橋の魔術師』(呉明益、天野健太郎訳) 2015/04
- 『神秘列車』(甘耀明、白水紀子訳) 2015/06
- 『生まれるためのガイドブック』(ラモーナ・オースベル、小林久美子訳) 2015/08
- 『ムシェ 小さな英雄の物語』(キルメン・ウリベ、金子奈美訳) 2015/10
- 『ミニチュアの妻』(マヌエル・ゴンザレス、藤井光訳) 2015/12
- 『軋む心』(ドナル・ライアン、岩城義人訳) 2016/02
- 『ポーランドのボクサー』(エドゥアルド・ハルフォン、松本健二訳) 2016/05
- 『ブラインド・マッサージ』(畢飛宇、飯塚容訳) 2016/08
- 『わかっていただけますかねえ』(ジム・シェパード、小竹由美子訳) 2016/10
- 『鬼殺し』上・下(甘耀明、白水紀子訳) 2016/12
- 『10:04』(ベン・ラーナー、木原善彦訳) 2017/02
- 『ピンポン』(パク・ミンギュ、斎藤真理子訳) 2017/05
- 『至福の烙印』(クラウス・メルツ、松下たえ子訳) 2017/07
- 『死体展覧会』(ハサン・ブラーシム、藤井光訳) 2017/10
- 『ソロ』(ラーナー・ダスグプタ、西田英恵訳) 2017/12
- 『酸っぱいブドウ / はりねずみ』(ザカリーヤー・ターミル、柳谷あゆみ訳) 2018/02
- 『ぼくの兄の場合』(ウーヴェ・ティム、松永美穂訳) 2018/07
- 『ここにいる』(王聡威、倉本知明訳) 2018/08
- 『西欧の東』(ミロスラフ・ペンコフ、藤井光訳) 2018/10
- 『郝景芳短篇集』(郝景芳、及川茜訳) 2019/03
- 『海の乙女の惜しみなさ』(デニス・ジョンソン、藤井光訳) 2019/04
- 『回復する人間』(ハン・ガン、斎藤真理子訳) 2019/05
- 『モンスーン』(ピョン・ヘヨン、姜信子訳) 2019/08
- 『よそ者たちの愛』(テレツィア・モーラ、鈴木仁子訳) 2020/03
- 『シャルロッテ』(ダヴィド・フェンキノス、岩坂悦子訳) 2020/05
- 『忘却についての一般論』(ジョゼ・エドゥアルド・アグアルーザ、木下眞穂訳) 2020/08
- 『私はゼブラ』(アザリーン・ヴァンデアフリートオルーミ、木原善彦訳) 2020/09
- 『恥さらし』(パウリーナ・フローレス、松本健二訳) 2020/12
- 『もう死んでいる十二人の女たちと』(パク・ソルメ、斎藤真理子訳) 2021/02
- 『断絶』(リン・マー、藤井光訳) 2021/03
- 『行く、行った、行ってしまった』(ジェニー・エルペンベック、浅井晶子訳) 2021/07
- 『眠りの航路』(呉明益、倉本知明訳) 2021/08
- 『スモモの木の啓示』(ショクーフェ・アーザル、堤幸訳) 2022/01
- 『ケンジントン公園』(ロドリゴ・フレサン、内田兆史訳) 2022/03
- 『人類対自然』(ダイアン・クック、壁谷さくら訳) 2022/04
- 『大丈夫な人』(カン・ファギル、小山内園子訳) 2022/05
- 『アイダホ』(エミリー・ラスコヴィッチ、小竹由美子訳) 2022/07
- 『フォレスト・ダーク』(ニコール・クラウス、広瀬恭子)2022/08
- 『家の本』(アンドレア・バイアーニ、栗原俊秀)2022/09
- 『反乱者』(ジーナ・アポストル 、藤井光)2022/10
- 『グリーン・ロード』(アン・エンライト、伊達淳)2022/12
- 『遠きにありて、ウルは遅れるだろう』(ペ・スア、斎藤真理子)2023/01
- 『クルーゾー』(ルッツ・ライザー、金志成)2023/02
- 『アーダの空間』(シャロン・ドデュア・オトゥ、鈴木仁子)2023/03
- 『過去を売る男』(ジョゼ・エドゥアルド・アグアルーザ、木下眞穂)2023/04
- 『終わりのない日々』(セバスチャン・バリー、木原善彦)2023/05
- 『未来散歩練習』(パク・ソルメ、斎藤真理子)2023/06
- 『真の人間になる 上・下』(甘耀明、白水紀子)2023/08
- 『アミナ』(賀淑芳、及川 茜)2023/10
- 『大仏ホテルの幽霊』(カン・ファギル、小山内園子)2023/12
- 『恐るべき緑』(ベンハミン・ラバトゥッツ、松本健二)2024/2
- 『別れを告げない』(ハン・ガン、斎藤真理子)2024/03
- 『小さくも重要ないくつもの場面』(シルヴィー・ジェルマン、岩坂悦子)2024/4
- 『母の舌』(エミネ・セヴギ・エヅダマ、細井直子)2024/08
- 『傷ついた世界の歩き方』(フランソワ=アンリ・デゼラブル、森晶羽)2024/9
- 『ブリス・モンタージュ』(リン・マー、藤井光)2025/2
エクス・リブリス・クラシック
- 『火山の下』(マルカム・ラウリー、斎藤兆史監訳、渡辺暁,山崎暁子訳) 2010/03
- 『パリ』上・下(エミール・ゾラ、竹中のぞみ訳) 2010/11
- 『ピランデッロ短編集 カオス・シチリア物語』(ルイジ・ピランデッロ、白崎容子,尾河直哉訳) 2012/07
- 『危険な関係』(ラクロ、桑瀬章二郎,早川文敏訳) 2014/01
- 『潟湖(ラグーン)』(ジャネット・フレイム、山崎暁子訳) 2014/11
- 『スクープ』(イーヴリン・ウォー、高儀進訳) 2015/05
- 『マナス』(アルフレート・デーブリーン、岸本雅之訳) 2016/03
- 『イーヴリン・ウォー傑作短篇集』(イーヴリン・ウォー、高儀進訳) 2016/07
- 『キャサリン・マンスフィールド傑作短篇集 不機嫌な女たち』(キャサリン・マンスフィールド、芹澤恵訳) 2017/03
- 『マーティン・イーデン』(ジャック・ロンドン、辻井栄滋訳) 2018/09
- 『ポリー氏の人生』(H・G・ウェルズ、高儀進訳) 2020/01
- 『つわものども 誉れの剣1』(イーヴリン・ウォー、小山太一訳) 2020/07
- 『いかさま師ノリス』(クリストファー・イシャウッド、木村政則訳) 2020/11
- 『士官たちと紳士たち 誉れの剣Ⅱ』(イーヴリン・ウォー、小山太一訳) 2021/10
脚注
参考文献
関連項目
- 「フィクションの楽しみ」 - 水声社の現代海外文学の叢書
- 「フィクションのエル・ドラード」 - 水声社の現代海外文学の叢書
- 「新潮クレスト・ブックス」 - 新潮社の現代海外文学の叢書
- 「文学の冒険」 - 国書刊行会の現代海外文学の叢書
- 「ルリユール叢書」 - 幻戯書房の海外文学の叢書
外部リンク
https://www.hakusuisha.co.jp/search/s6986.html 白水社のエクス・リブリス
蔵書票
(エクス・リブリス から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/01 21:16 UTC 版)
蔵書票(ぞうしょひょう)ないし書票(しょひょう)は、本の見返し部分に貼って、その本の持ち主を明らかにするための小紙片。より国際的には「だれそれの蔵書から」を意味するラテン語エクスリブリス(ex libris)と呼ばれ、英語ではブックプレート(bookplate)。ただしエクスリブリスとは本来、「本がどこに帰属するか」を示す言葉であり、蔵書票のみならず本の見返しに記入された手書きの署名や、特定の大学が所蔵している蔵書もエクスリブリスに該当する。殊にフランスにおいては、そういった認識が一般化した時代があった[1]。
紙片には挿し絵に「ex libris」という言葉と蔵書の持ち主(票主)の名前を添えることが多いものの、ex libris の文言を示さなくても蔵書票として成立する。18世紀以前はEx Bibliotheca(だれそれの書庫あるいは蔵書など)や、蔵書票を示す文言を入れない紙片も頻用された[2]。初期[いつ?]には、紋章や肖像画に個人および家系のモットーを書き入れた図案が好まれた。持ち主の階級や爵位、職業や故郷を示す絵柄、本や書斎に関する絵柄など、多様な図案が用いられ、版種も、銅版画、木版画、リノカット、石版画、孔版を用いており、また最近ではデジタル印刷など様々である。著名な芸術家や巨匠の手になる例は美術品として収集の対象にもなっている。
歴史

蔵書票が誕生したのは15世紀のドイツとされており、その背景に製紙技術の発達と、グーテンベルクの発明した活版印刷によって大量生産が可能になった書籍の普及がある。現存する最古の蔵書票は1450年–1470年頃のヨハンネス・クナベンスベルク[誰?]による木版刷りで、図柄がハリネズミであることから「ハリネズミ書票」と呼ばれる。これと並んで古い例は1480年頃の蔵書票でブクスハイム(オーバーバイエルン県)の修道院に残され、こちらは木版に手彩色を施し、図柄は盾を支える天使である。
初期の15世紀に主流であった木版の蔵書票は16世紀になると、アルブレヒト・デューラー、ルーカス・クラナッハ、ハンス・ホルバインなどの巨匠も手がけ、エングレービング(凸版)やエッチング(化学処理)などの技法を取り入れて精巧に作った例も現れて、やがて蔵書票はヨーロッパ中に広まっていった。ルネサンス期の特徴は、持ち主を表す紋章や肖像画に個人のモットーを入れた図案が好まれた点であり、16世紀末から17世紀初頭以降に入ると(バロック期)モチーフは書斎や本や寓意をこめた図柄も増えていく。アーツ・アンド・クラフツ運動やアール・ヌーボーの影響で19世紀末に多様な図案が現れ隆盛し、専門の団体「ドイツ・エクスリブリス協会」は1891年に設立された。
日本では本の持ち主を示す蔵書印が用いられてきたが、プラハ出身の画家エミル・オルリックが1900年(明治33年)に文芸誌『明星』に紹介して知られるようになり、画家や版画家が版画仕立ての蔵書票の製作が始まった。著名な芸術家では竹久夢二や棟方志功 、武井武雄などが蔵書票を手がけている。1943年には日本愛書会が設立され、現在は日本書票協会として蔵書票の収集[4]や交換会の中心となっている[5][6]。
役割

歴史的には、本が盗まれることを防ぐ役割があったとされる。殊に本1冊の制作コストが莫大であった古代および中世ヨーロッパには、何とかして盗難のリスクを避ける必要があった。蔵書票が誕生する以前よりブックカースといって、盗もうとする人間を呪う言葉を本の余白に書きつける習慣があり、信心深かった中世社会に効果を表したと考えられ[7]、上記のハリネズミ書票に刻まれた文言もおおむね、この呪文の名残とされる。
また書籍を所有できる者であると誇示しようとした可能性もある。「書斎・図書館の室内」(Library Interior)に分類される例は本が貴重であった18世紀以前に見られ、書棚に本をずらりと並べた書斎や書庫を描いた蔵書票が数多く制作された[8]。ほかに紙片の蔵書票ではない例として、本の表紙に自らの紋章を箔押しし、所有を誇示する例も多く残り、これらもエクス・リブリスの一種とされ、スーパー・エクスリブリスないしスーパー・リブロスと名付けられた[9]。

20世紀以降は貼り付けて使用するよりも、一般にはコレクションの対象と認識される[10][11]。そこから発展し、蔵書票を交換する会が世界規模で開催されるようになり、愛好家同士の交流の場となっている。
ギャラリー
-
世界最古の一例(15世紀、ブクスハイム修道院収蔵)
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17世紀の例
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紋章を使用した例(18世紀)
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書斎をデザインした例(18世紀)
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ロココ様式の例、ダニエル・ホドヴィエツキ作品(18世紀)
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サー・ジョン・フォレストの蔵書票(19世紀初期)
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風景と肖像画を組み合わせた例(19世紀)
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持ち主の趣味(釣り)を表した例(20世紀)
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アール・ヌーボー様式で描いた例(20世紀)
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エロティックな意匠、フランツ・フォン・バイロス作(20世紀)
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シンプルな図案の例(現代)
作品集
海外
発行年順。
- フランツ・フォン・バイロス Ex-Libris: Ⅲ Folge(Artur Wolf Verlag、1914年)(ドイツ語版)蔵書票版画12枚。
- ミヒル・フィンゲステン『フィンゲステン・エロスの夢 : アール・デコの蔵書票』内田市五郎 編(岩崎美術社〈双書美術の泉76〉、1989年)ISBN 4753411761、 NCID BN03443885。
日本
発行年順。
- 『中田一男創作蔵票集』 第2輯(版画工房、1931)
- 丸木砂土 著「わが蔵書票」『女の絵はがき : 粋人酔筆丸木砂土集』129–p131頁(住吉書店、1956年)doi:10.11501/2934181。
- 芹沢銈介『書票・燐票』(中央公論社〈芹沢銈介全集 第23巻〉、1981.11)
- 渡辺隆次『渡辺隆次蔵書票集』(未来工房、1982.1)
- 岩佐なを 著『あかがねの独言 : 銅版画書票詩集』(画吾八書房、1985.10)
- 栃木県立美術館 編『蔵書票と插絵本展』(栃木県立美術館、c1986)展覧会図録。
- 岩佐なを 著『岩佐なを 銅版画蔵書票集』(美術出版社、2006.12)
- 関西学院大学博物館開設準備室 編『本に貼られた版画 : 蔵書票の美』関西学院大学博物館開設準備室〈原野コレクション 1〉、2008年。 NCID BA87973835。
参考文献
本文の典拠。主な執筆者、編者の順。国立国会図書館の会員登録をすると、インターネットで読める資料を含む。
- 今村喬「〈稀靚本GUIDE豪華本・限定本〉詞画集と蔵書票集」『版画芸術』第16巻第60号、阿部出版、1988年4月、198頁、doi:10.11501/7947708。。
機関誌『書窓』の掲載記事。
- 川西祐三郎「學燈の蔵書票」『書窓』第17巻第1号、日本愛書会書窓発行所、1944年2月、doi:10.11501/1774437。
- 恩地孝四郎「EX・LIBRIS」『書窓』第3巻第6号、日本愛書会書窓発行所、1936年12月、575頁、doi:10.11501/1774372。
- 式場隆三郎「票私見」[12]。
- 谷中安規「堂庵蔵票ばなし」[13]
- 日本愛書会「[1]」『書窓』第4巻第4号、日本愛書会書窓発行所、1937年5月、doi:10.11501/1774376。
- 日本愛書会「「蔵書票特輯—〔書窓〕2月号」」『書窓』第5巻第3号、日本愛書会書窓発行所、1938年1月、364頁、doi:10.11501/1774380。
- 平塚運一「蔵書票」[14]。
- 藤森静雄「蔵票雜筆」[15]
- 前川千帆「藤森静雄 蔵書票を作って」『書窓』第5巻第4号、日本愛書会書窓発行所、1938年2月、391頁、doi:10.11501/1774381。
- 棟方志功「蔵書票」[16]。
- 棟方志功「蔵書票の作意とその選択」[17]。
- 山口進「黒い太陽の蔵書票」『書窓』第15巻第2号、日本愛書会書窓発行所、1943年3月、364頁、doi:10.11501/1774426。
- 山口進「蛇足「蔵書票」の事」『書窓』第15巻第4号、日本愛書会書窓発行所、1943年5月、doi:10.11501/1774428。
- 守洞春「海棠園蔵書票」『書窓』第3号、日本愛書会書窓発行所、1944年4月、doi:10.11501/1774439。
- 洋書
- ENGLISH BOOK-PLATES. York Street, Covent Garden, & New York: George Bell & Sons. (1894). pp. 45 , 51 ,53
- FRENCH BOOK-PLATES. York Street, Covent Garden, & New York: George Bell & Sons. (1896). p. 8
- (英語) GERMAN BOOK-PLATES. George Bell & Sons. (1901). pp. 46-50
- Almack, Edward (1908). Bookplates. A・C・マクラーグ. pp. 12-13
脚注
出典
- ^ George Bell & Sons 1896, p. 8
- ^ George Bell & Sons 1894, pp. 45, 51, 53
- ^ Almack 1908, pp. 12–13
- ^ 『書窓』 1936, p. 575, 恩地孝四郎「EX・LIBRIS」
- ^ Parfit 1982
- ^ 『書窓』 1937, p. 95, 第4巻第4号「〔書窓〕蔵書票頒布会」
- ^ George Bell & Sons 1901, pp. 46–50
- ^ George Bell & Sons 1901, pp. 267–279
- ^ George Bell & Sons 1901, pp. 4–5
- ^ 今村 1988, p. 198
- ^ 式場, p. 591
- ^ 『書窓』 1936, p. 591
- ^ 『書窓』 1938b, p. 399
- ^ 『書窓』 1938b, p. 405
- ^ 『書窓』 1938b, p. -395
- ^ 『書窓』 1937, p. 595
- ^ 『書窓』 1938b, p. 3
関連項目
外部リンク
- 日本大百科全書(ニッポニカ)、図書館情報学用語辞典『蔵書票』 - コトバンク
- The Bookplate Society
- [2] (2017年12月31日時点のアーカイブ版)FISAEは頭字語、Fédération Internationale des Sociétés d’Amateurs d’Ex-Libris。1953年に第1回の総会を開いた(オーストリアのクーフシュタイン)
- 日本書票協会
- エクス・リブリスのページへのリンク