力価
タイター
力価
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/19 15:39 UTC 版)
力価(りきか、米: titer、英: titre)は、生物学における濃度(活性)の測定法の1つである。
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- 1 力価とは
- 2 力価の概要
力価
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/12 21:00 UTC 版)
溶液の濃度を表す単位として、力価 (タイター) というものが用いられることとなる。これは化学において主にmmol/Lの単位が主に慣習として用いられることから使用される単位である。 力価の単位は、それらと同じように単位体積あたりの質量であるが、基準となる試薬とちょうど反応しあうだけの試薬の重量を示す。 簡単のため、次の例を用いる。 例、基準として5 mgの水酸化ナトリウム試薬がある。これを塩酸溶液1 mLで中和したとする。 このとき、塩酸水溶液1 mLには5 mgの水酸化ナトリウムを中和する力があると考えることができる。このことから、力価は基準となる水酸化ナトリウム試薬5 mgを1 mLで中和する塩酸の濃度と考えることができ、塩酸の濃度は水酸化ナトリウム力価5 mg/mLと表すことができる。 力価はグラム当量に関係するため、規定度に容易に換算することができる。二つを表す式を比較すると、力価=mg/mL 規定度=mg/mL×グラム当量 であり、すなわち 力価=規定度×グラム当量 である。 定量分析などにおいては、力価を正確に測定するため、いくつかの基準試薬(シュウ酸など)から何回かの滴定を行い決定する。
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力価
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/11/18 18:29 UTC 版)
モルヒネの2,100倍、アルフェンタニルの70倍とされている。
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