五色旗
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五色旗
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1912年の中華民国建国後、臨時大総統(国家元首)に就任した孫文は青天白日満地紅旗を国旗として採用しようとしたが、臨時参議院(議会)との協議の結果、かつて清朝の海軍で使用されていた旗を基とした五色旗を国旗とし、青天白日満地紅旗を中華民国の海軍旗として使用することとなった(青天白日満地紅旗は1913年から使用開始)。当初、五色旗は中華民国の国旗として各界から認知されていたが、袁世凱が政府から孫文も含めた革命勢力を追放して権力を掌握する(北京政府)と、袁世凱の施政に反発する人々を中心として五色旗に対する反発が強まっていった。 五色旗は、赤=漢族、黄=満州族、青=モンゴル族、白=ウイグル族、黒=チベット族の五族共和を意味するとされた。色と民族の対応は異説があり、中国古来の五行思想を反映したとも言われる。満州民族の王朝である大清帝国に由来する旗であることから、後に満州の地に建国された満州国の国旗に応用された。
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