五色定理とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 五色定理の意味・解説 

五色定理

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/02 08:42 UTC 版)

5色で塗り分けられた地図

グラフ理論における五色定理(ごしょくていり、: five color theorem)とは、領域に分けられた平面、例えばある州を郡に分けた政治地図が与えられたとき、5種類以下の色を使って、隣接する領域が必ず別の色になっているように各領域を塗り分けられるという定理である。

五色定理はそれより強い四色定理の系であるが、証明ははるかに易しく、1879年にアルフレッド・ケンプ英語版(ケンペとも)が四色定理(予想)を証明し損ねたときの論法に基づいて示せる。パーシー・ジョン・ヒーウッド英語版は11年後にケンプの誤りを発見し、それを元に五色定理を証明した。

証明のアウトライン

まず、与えられた地図に単純な平面グラフ

赤と青を交互に結んでゆくケンプ鎖。

グラフ カテゴリ / コモンズ




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「五色定理」の関連用語

五色定理のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



五色定理のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの五色定理 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS