一口メモ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/19 05:43 UTC 版)
花王ブリーチから花王ハイターへの名称変更は、類似品に対抗するための変更だったそうである。 海外でも花王製漂白剤が、現地生産又は輸出品で出ている、たとえば香港、マレーシア、シンガポールでは「KAO Bleach」のブランド名として売られている、なお中国語表記では「花王漂白水」となる、またラベルは1980年代に日本で使用されたラベルと同じである。また台湾花王では「新奇漂白水(「新奇」は日本では既に終売となっている「ワンダフル」のこと)」として、発売されている。さらにタイでは、日本と同じ「ハイター」のブランド名で販売されている、ただし表記はタイ語で表記され、下に「HAITER Bleach」と記載されている。なおタイではCMも放映されている。 現在発売されている製品の容量は、小600ml・大1500ml・特大2500mlの三種類である。 上記のうち2500mlは、1982年6月登場の商品で、小まめに使用する、家庭や会社向けに出された商品である。 2500mlの製品にはイラストで注意表記と使える物が絵書かれているが、基本の注意の絵表記のほか、窓を開けて換気をする絵と、目がチカチカする時は目を洗う絵、こんなものにお使いくださいと書かれている下に、「肌着・パンツ・ソックス・シーツ・フトンカバー・枕カバー・・・」と書かれ、シャツ・パンツ・短パン・ソックスのイラストが書かれている。 ハイターの前身の「花王ブリーチ」は、業務用として現在も発売されている。 裏ラベルのシミの用途の所は、かっては「コーヒー・紅茶・果汁・しょうゆ・インク・血液などのシミの漂白」と具体的に書かれていたが、現在は「食べ物・飲み物・血液・汗によるシミの漂白」と簡略に表記されている。 業務用では医療機関向けに、「病院用ハイター」が発売されている、容量は小と大の2種類である。 発売当初から、類似品に対抗し、自社ブランドを明確にするためか、ラベルの「ハイター」の文字の上に、「花王」と記されていたが、その後ハイター=花王製品と定着したことと、シンボルマークの横に「花王」の文字が記される様になったことからか、表示が取れた。また、類似品の多いキッチンハイターには近年、「花王」の2文字が入っていたが、2009年10月からブランドマークが変更されたことに伴い、「花王」の表示が取れた。
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