フルバック
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/22 08:39 UTC 版)
フルバック (英: fullback)
一覧
- スポーツ用語で、選手のポジションやその役割の1つ。後衛ともいい、バックス(backs, BK)のポジションの1つである。ラグビーユニオン、ラグビーリーグ、アメリカンフットボール、サッカー、ホッケーなどで用いられる。FB とも表す。元々は最後尾に位置する選手のことであったが、現在、競技によっては必ずしもそうとは限らない。
- ラグビーユニオンのポジション及びラグビーリーグのポジションの1つ。最後尾に位置する選手のこと。
- アメリカンフットボールのポジションの1つ。オフェンス・チームのランニングバック(RB)の一種で、俊敏なタイプのランニングバックと併用される。オフェンスライン(OL)やクォーターバック(QB)の後方に位置し、他のランニングバックのためのリード(先導)ブロッカーをしたり、クォーターバックのためにパスプロテクションをしたり、あるいは自らボールを持ちラインの中に突っ込んで行ったりする。かつては最後尾に位置したためにこう呼ばれるが、今では、NFLの現役選手が「ハーフバックとフルバックはセットする位置ではなくて、体のサイズがハーフとフルだからそう呼ばれる」と答えるほどに、その位置取りが変わってしまっている。ちなみに、現在の最後尾の選手はTB(テイルバック)と呼ばれる。
- サッカーのポジションの1つ。時代とともに守備の選手の人数が増えたことで、最後列に位置する選手たちは、総称してディフェンダーと呼ばれるようになった。そのため、現在の日本では使われなくなった呼び方。一方、英語圏では、最後尾にいた2人の選手が左右両サイドに開いて日本で言うサイドバックになったため、今ではそちらのポジションのことをフルバックと呼ぶ。
- 水着や下着のデザインの1種で、臀部全体を覆うデザインのこと。
- フルバックカッター(フライス (工具))
- 旧ソ連・ロシアのSu-34戦闘爆撃機のNATOコードネーム。
関連項目
フルバック
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 10:07 UTC 版)
詳細は「フルバック」を参照 フルバックは通常バックラインの数メートル後方に位置する。相手側のキックをキャッチする役割や、相手側がバックラインを破った場合はしばしば守備の最終ラインとなる。よいフルバックである2つの最も重要な特徴は、信頼できる捕球スキルとキックスキルである。
※この「フルバック」の解説は、「ラグビーユニオン」の解説の一部です。
「フルバック」を含む「ラグビーユニオン」の記事については、「ラグビーユニオン」の概要を参照ください。
「フルバック」の例文・使い方・用例・文例
- 彼はフットボールのフルバックで優秀選手に選ばれた
- 主将は彼をフルバックに起用することにした.
- ディフェンシブ・ラインへのフルバックのスマッシュ
- クォーターバックはパスをするかの様にバックする、そして、スクリメッジラインに走るフルバックへボールを投げる
- 彼はタックルされて失点したフルバックに対し、ショートパスを回した
- フルバックでプレーする
- 攻撃側のチームでフルバックの位置を守るランニングバック
- (アメフトの)スクリメージのラインからボールを運ぶことで前進しようとする攻撃チームのバック(フルバック、またはハーフバック)
- 球技で,フルバックという役割
- 球技で,フルバックという役割の人
- サッカーやホッケーなどで,ライトフルバックというポジション
- サッカーやホッケーなどで,ライトフルバックというポジションに就く選手
- 東福岡は初優勝タイトル獲得に失敗したが,東福岡のフルバックの山本選手は,「悔いはない。いつか後輩達が優勝してくれると確信している。」と語った。
- 後半19分,桐蔭学園の右ウイング山田雄(ゆう)大(た)選手のトライが決まりそうだったが,東海大仰星のフルバック野口竜(りゅう)司(じ)選手にサイドラインから押し出された。
- 試合が始まって7分後,日本はフルバックの五(ご)郎(ろう)丸(まる)歩(あゆむ)選手によるペナルティゴールで3点を獲得した。
フル・バックと同じ種類の言葉
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