チェック‐デジット【check digit】
読み方:ちぇっくでじっと
《「チェックディジット」とも》番号などの入力や読み取りの誤りを検出するために、番号の末尾に付加される数字。数字に加えて文字や記号を用いることもある。バーコード・ISBN・クレジットカード番号などに利用される。検査数字。チェック数字。CD(check digit)。
[補説] チェックデジットは一定の計算式により、各桁の値を用いて算出される。例えば、「ISBN9784095012131」のチェックデジット(末尾の1)は、偶数桁の値の和を3倍して得た75に、奇数桁の値の和24を加えた値99の下一桁を10から引いた値として得られる。ただし、下一桁が0となった場合、チェックデジットは0となる。
チェックディジット
【英】check digit
チェックディジットとは、データの妥当性をチェックするために付加されている桁のことである。
チェックディジットは、データ本体の値を基として一定の規則に従い算出され、多くの場合は、データの末尾部分に1桁の数値として付加される。チェックディジットの算出方法としては、モジュラス10、モジュラス11などがある。データの各桁に重みを付けたものを加算した値をベースにすることが多い。
チェックディジットが正しいからといって、必ずしもデータの値が正しいという保証があるわけではないが、それでも、チェックディジットが誤っていればそのデータは間違っていることが明確となる。チェックディジットは、本格チェックの前の事前チェックといった位置付けでの作業に有効とされる。
オンラインシステムなどでは、単なる入力ミスのような明らかな誤りはチェックディジットによってチェックアウトし、あらかじめ排除してしまえば、通信などに要する無駄なコストを省くことができる。その他、バーコードの読み取りミスへの対処、偽造データ作成の抑制のためにも利用されている。
チェックディジット
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/21 09:30 UTC 版)
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チェックディジット(アメリカ英語: check digit)、検査数字(けんさすうじ)とは、符号の入力誤りなどを検出するために元の符号に付加される数字のこと。CD、C/Dと略される。
概要
例えば、利用者識別番号などをコンピュータにタッチタイピングするとき、入力ミスはよくある。チェックディジットは、符号(コード)が正しいものであるかどうかを検査するために符号に付加される数字である。これによって符号の冗長性を増し、誤りが発見できるようになる。また公的な証明書の識別番号はチェックディジットの計算式を非公表とすることで、偽造されたものをチェックディジットによって発見することができる。
チェックディジット
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/04/16 06:05 UTC 版)
「ISO/IEC 7812」の記事における「チェックディジット」の解説
最終桁がチェックディジットである。Luhnアルゴリズムで算出し、算出方法はISO/IEC 7812-1 附属書B に記載されている。
※この「チェックディジット」の解説は、「ISO/IEC 7812」の解説の一部です。
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