けんさ‐すうじ【検査数字】
読み方:けんさすうじ
チェックディジット
【英】check digit
チェックディジットとは、データの妥当性をチェックするために付加されている桁のことである。
チェックディジットは、データ本体の値を基として一定の規則に従い算出され、多くの場合は、データの末尾部分に1桁の数値として付加される。チェックディジットの算出方法としては、モジュラス10、モジュラス11などがある。データの各桁に重みを付けたものを加算した値をベースにすることが多い。
チェックディジットが正しいからといって、必ずしもデータの値が正しいという保証があるわけではないが、それでも、チェックディジットが誤っていればそのデータは間違っていることが明確となる。チェックディジットは、本格チェックの前の事前チェックといった位置付けでの作業に有効とされる。
オンラインシステムなどでは、単なる入力ミスのような明らかな誤りはチェックディジットによってチェックアウトし、あらかじめ排除してしまえば、通信などに要する無駄なコストを省くことができる。その他、バーコードの読み取りミスへの対処、偽造データ作成の抑制のためにも利用されている。
チェックディジット
(検査数字 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/21 09:30 UTC 版)
チェックディジット(アメリカ英語: check digit)、検査数字(けんさすうじ)とは、符号の入力誤りなどを検出するために元の符号に付加される数字のこと。CD、C/Dと略される。
- ^ “ドイツの車両番号の右端の数字は何?”. 2017年1月16日閲覧。 “6桁の車輌番号の下に121212という6桁の数字を置き、縦にそれぞれを掛け合わせて、答えを並べて書く。いずれかの答が2桁の場合は、独立した2個の1桁の数字として扱い、横に合計する。この答の1の位を10から引いた数がこの管理番号になる。”
- 1 チェックディジットとは
- 2 チェックディジットの概要
- 3 概要
- 4 関連項目
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