けんさ‐すうじ【検査数字】
読み方:けんさすうじ
チェックディジット
【英】check digit
チェックディジットとは、データの妥当性をチェックするために付加されている桁のことである。
チェックディジットは、データ本体の値を基として一定の規則に従い算出され、多くの場合は、データの末尾部分に1桁の数値として付加される。チェックディジットの算出方法としては、モジュラス10、モジュラス11などがある。データの各桁に重みを付けたものを加算した値をベースにすることが多い。
チェックディジットが正しいからといって、必ずしもデータの値が正しいという保証があるわけではないが、それでも、チェックディジットが誤っていればそのデータは間違っていることが明確となる。チェックディジットは、本格チェックの前の事前チェックといった位置付けでの作業に有効とされる。
オンラインシステムなどでは、単なる入力ミスのような明らかな誤りはチェックディジットによってチェックアウトし、あらかじめ排除してしまえば、通信などに要する無駄なコストを省くことができる。その他、バーコードの読み取りミスへの対処、偽造データ作成の抑制のためにも利用されている。
チェックディジット
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チェックディジット(アメリカ英語: check digit)、検査数字(けんさすうじ)とは、符号の入力誤りなどを検出するために元の符号に付加される数字のこと。CD、C/Dと略される。
概要
例えば、利用者識別番号などをコンピュータにタッチタイピングするとき、入力ミスはよくある。チェックディジットは、符号(コード)が正しいものであるかどうかを検査するために符号に付加される数字である。これによって符号の冗長性を増し、誤りが発見できるようになる。また公的な証明書の識別番号はチェックディジットの計算式を非公表とすることで、偽造されたものをチェックディジットによって発見することができる。
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