ウォッチドッグとは? わかりやすく解説

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ウォッチドッグ

別名:ウォッチドッグタイマー
【英】watchdog

ウォッチドッグとは、システム正常に動作しているかどうか監視するためのデバイス総称である。

ウォッチドッグは、システム上で動作しているそれぞれのアプリケーション定期的に信号を送らせている。一定周期経過してウォッチドッグに信号を送らなかったアプリケーションがあれば、そのアプリケーションハングアップなどの異常状態に陥っていると判断しCPU割り込みをかけてアプリケーション停止した再起動したりする。

また、インターネット上ウェブサイト監視するツールのことをウォッチドッグと呼ぶこともある。この場合のウォッチドックでは、定期的に監視先のウェブサイトアクセスしたり、そのレポートオンライン閲覧することができるようにしたりしている。

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ウォッチドッグタイマー

(ウォッチドッグ から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/06 17:04 UTC 版)

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ウォッチドッグタイマー (watchdog timer) は、コンピュータシステムにおいて定期的に発動することで、システムが機能し続けていることを確認させるためのタイマーである。

概略

ウォッチドッグタイマー情報を示すwdctlのスクリーンショット

メインのプログラムがハングアップなどの不正な状態に陥ってしまい、規則的なウォッチドッグ操作(「犬をなでる」とも呼ばれる「サービスパルス」の書き込み)が行なわれなかった(タイムアウト)場合に、例外処理が実行される。例外処理は、ハングアップしたシステムを正常動作に戻すことを目的としてシステムをリセットする場合が多いが、電源切断によりシステムを強制停止させるものや電源を切断した後に再投入するものもある。

確実さのため、ハードウェアに組み込まれることも多いが、ソフトウェアで実装することが必ずしも無意味ではない。「ハードウェア的には健全に見えるが、ソフトウェア的には機能していないシステム」もまた、異常として検出されねばならず、そのためには何らかのソフトウェアウォッチドッグタイマーが必要である。

障害を引き起こした問題のデバッグに役立つ情報などを媒体に保存する機能を持つ場合、ウォッチドッグタイマーはより複雑なこともある。たとえば、最初のウォッチドッグタイマーのタイムアウトによって開始された情報の保存処理がある時間内に完了しなかった場合、情報が保存されていてもいなくても、2番目のシンプルなウォッチドッグタイマーがシステムを確実にリセットさせる。ウォッチドッグタイマーが最も多く使われているのは組み込みシステムで、マイクロコントローラに内蔵されていることも多い。

また、制御システムを安全側に倒すためのトリガーとして使われることもある。たとえば、モーターや高電圧の電気出力やその他の潜在的に危険なサブシステムを、障害が解決するまで停止させておく、などである。

たとえば、 x-bit カウンタ で実装されているウォッチドッグタイマーが y MHz のクロックで動作しているシステムでは、タイマーがリセットされなければ 2x / (y×106) 秒後にシステムは例外処理が実行される。

システム内部の人間系の不全(死亡、意識不明、不在など)を検知する類似の機構はデッドマン装置と呼ばれる。

構成および動作

シングルステージ ウォッチドッグタイマー

マルチステージ ウォッチドッグタイマー

関連項目

  • 制御工学
  • 組み込みシステム
  • カウンタ (電子回路)
  • MIDI - 300ミリ秒周期で「アクティブセンシング」という信号が送られている。この信号を受信できないと断線していると判断する。
  • デッドマン装置 - システム内の人間系が正常に動作しているか確認する類似の仕組み(鉄道車両の運転士やロボットのオペレーターなどの不在や意識不明を検知する機構)。

外部リンク


ウォッチドッグ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 02:45 UTC 版)

EXTERMINATION」の記事における「ウォッチドッグ」の解説

実験用が、リキッドによる浸蝕変化した姿。クリーチャーウィークポイントであるコア口内にあるため、実質的に弱点呼ばれるものが取り除かれている。普段はフォート・スチュワート内にある通路などを番犬のように歩き回っており、侵入者および浸蝕状態にない生命体発見する排除するために攻撃態勢をとる。口内から吐き出される緑色液体と、口に備わっている牙を使って攻撃してくるため、攻撃時はウィークポイントであるコア露出した状態になる。

※この「ウォッチドッグ」の解説は、「EXTERMINATION」の解説の一部です。
「ウォッチドッグ」を含む「EXTERMINATION」の記事については、「EXTERMINATION」の概要を参照ください。

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