非形式的解説
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/14 22:02 UTC 版)
「Luhnアルゴリズム」の記事における「非形式的解説」の解説
Luhnアルゴリズムは、チェックディジットを含む数が正しいかどうかを検証する。チェックディジットは通常、一意な番号に付与され、チェックディジットを含めた全体を認証番号などに使う。この番号は以下のようにして検証できる。 右端のチェックディジットを1番目として、偶数番目の桁を2倍にする。 2倍にしていない桁も含め、各数字の総和を求める(2倍にした桁が2桁になった場合は、それぞれを別々の数字として加える)。 この総和の下1桁が0なら(つまり、10で割り切れる場合)、この番号はLuhnアルゴリズムでは正しく、そうでない場合は正しくない。 例として、49927398716 という番号を検証する場合を考える。 右端から偶数番目の桁をそれぞれ2倍する: (1×2) = 2, (8×2) = 16, (3×2) = 6, (2×2) = 4, (9×2) = 18 それぞれの数字の総和を計算する(括弧で囲まれた数字は上のステップで2倍した桁): 6 + (2) + 7 + (1+6) + 9 + (6) + 7 + (4) + 9 + (1+8) + 4 = 70 10で割りきれるか調べる: 70 mod 10 = 0 なので、この番号は正しい。
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