コンパクト性とは? わかりやすく解説

コンパクト空間

(コンパクト性 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/02 08:25 UTC 版)

数学 > 位相空間 > コンパクト空間

位相空間がコンパクト: compact, /kəmˈpækt/[1])であるとは、後述する所定の性質を満たす「性質の良い」空間であり、

主要概念

コンパクト性

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/06/11 22:51 UTC 版)

位相的性質」の記事における「コンパクト性」の解説

コンパクト: 空間コンパクトとは、任意の開被覆有限部分被覆を持つときに言う。文献によってはこの条件で決まる空間準コンパクトであるとし、準コンパクトかつハウスドルフ空間だけをコンパクトと呼ぶものがある。コンパクト空間は常にリンデレーフかつパラコンパクトである。したがってコンパクトハウスドルフ空間正規になる。 点列コンパクト: 空間点列コンパクトとは、その任意の点列収束する部分列を持つときに言う。 可算コンパクト: 空間可算コンパクト英語版)とは任意の可算開被覆有限部分被覆を持つときに言う。 擬コンパクト: 空間が擬コンパクト英語版)とは、その上任意の実数連続函数有界となるときに言う。 σ-コンパクト: 空間σ-コンパクトとは、それが可算個のコンパクト部分集合合併となっているときに言う。 リンデレーフ: 空間がリンデレーフとは任意の開被覆可算部分被覆を持つときに言う。 パラコンパクト: 空間パラコンパクトとは、任意の開被覆局所有限な細分を持つときに言う。パラコンパクトハウスドルフ空間正規になる。 局所コンパクト: 空間局所コンパクトとは、各点コンパクト近傍からなる基本近傍系を持つときに言う。これとはやや違う定義もいくつか用いられる局所コンパクトハウスドルフ空間は常にチホノフである。 超連結コンパクト: 超連結コンパクト (ultra-connected compact) 空間 X において、任意の開被覆全体集合 X を含まなけれならない。空でない超連結コンパクト空間モノリス呼ばれる最大の開な真部分集合を持つ。

※この「コンパクト性」の解説は、「位相的性質」の解説の一部です。
「コンパクト性」を含む「位相的性質」の記事については、「位相的性質」の概要を参照ください。

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