ウェストン 【Weston】
ウエストン
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/05/20 02:29 UTC 版)
ウエストン、ウェストン(Westone、Weston)
- 1 ウエストンとは
- 2 ウエストンの概要
Weston
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/22 13:51 UTC 版)
Westonは、Waylandコンポジタのリファレンス実装であり Waylandプロジェクトによって開発されている。Cで書かれており、MITライセンスの下で公開されている。Westonは、Linuxカーネルの特定の機能に依存しているため、公式にはLinuxのみサポートしている。Westonが依存している機能は、カーネルモードセッティング(英語版)、Graphics Execution Manager (GEM) 、udevである。これらは、他のUnixライクOSには実装されていない。Linuxで実行するとき、evdev(英語版)によってハードウェアの入力を運用する。一方、バッファの運用は、ジェネリックバッファマネジメント (GBM) (英語版)に依存している。しかし、2013年にWestonのFreeBSD向けのプロトタイプportがアナウンスされた。 Westonは、HDCPをサポートしている。 Westonは、コンポジタとアプリケーション間のアプリケーションバッファを共有するためにGEMに依存している。ドックやパネルといった共通のデスクトップの機能のための"シェル"のプラグインシステムを含む。クライアントは、自身のウィンドウボーダや装飾の描画に対して責任を負う。Westonは、レンダリングのためOpenGL ESを使ったり、ソフトウェアレンダリング(英語版)のためにpixmanライブラリを使ったりすることができる。完全なOpenGL実装は使われない。なぜなら、現在のほとんどのシステムでは完全なOpenGLライブラリをインストールしている場合、GLXやその他のXウィンドウシステムサポートライブラリを依存関係のためにインストールしているからである。 Westonのためのリモートアクセスインタフェースは、2013年10月にRealVNC(英語版)の従業員によって提案された。
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