http/httpsスキームの構文例
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/19 02:51 UTC 版)
「Uniform Resource Identifier」の記事における「http/httpsスキームの構文例」の解説
http/httpsスキームの構文を使った例: スキーム 権限 パス https: // user:password@ www.example.com:123 /forum/questions/ ?tag=networking&order=newest #top ユーザー情報 ホスト:ポート クエリ フラグメント #共通構文と同じコンポーネントの解説は除く。 userinfo(ユーザー情報、認証情報)はホスト:ポートよりも先に記載する必要がある。開始の区切り文字は無く、@(アットマーク)で区切る事でユーザー情報の終わりを示す。ユーザー情報の形式はuser:passwordである。URIにユーザー情報が付加され、かつその情報が正しければウェブブラウザは認証ダイアログを表示せずプライベートページを表示させることができる。認証情報を平文で示す為、パスワードを含んだ認証情報は非推奨である。これはURL Standardでも同様である。 host(ホスト)はhttp/httpsスキームにおいて必要な権限であり、省略することはできない。port(ポート)はスキームのデフォルトポートであれば省略できる。 クエリはパスに対しての引数であるがその構文は明確的に示されてない。一般的な利用法は、「名前」と「値」の組み合わせ(名前-値ペア(英語版)、またはキーペアなど)で扱われ、構文にするとkey=valueとなり、「名前」と「値」の間は=(イコール)で結ぶ。このペアが複数存在する場合、上記構文例のように&(アンパサンド)で繋げる。クエリはWebサーバ及びクライアント側で処理できる。URL StandardではJavaScript上でクエリ文字列を簡単に扱えるようURLSearchParams()メソッドが実装されている。 フラグメントはクライアントのみ影響する。URIを決定する際、アプリケーションはフラグメントを除外してからサーバーにリクエストを送る。
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