HtoH&T.K系統の怪文書の特徴
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 05:11 UTC 版)
「松本サリン事件」の記事における「HtoH&T.K系統の怪文書の特徴」の解説
「一考察」の他にもHtoH&T.K名義の怪文書が19個確認されている(追伸含む)。 フォントサイズを大きくする特徴がある。誤字脱字、ふざけた表現や下品な言葉も多い。精神科医の野田正彰は、文体から見て2人以上が関わっている可能性を指摘する。 引用する新聞は基本的に読売新聞であり、読売に「一考察」を犯行予告文と誤解され報道された時には抗議文を送っている。 オタク的知識が豊富。軍事・化学関係から、京急線快特車両(おそらく京急2000形か)の窓についてまで言及。 青葉郵便局消印で怪文書を送りつけるなど、横浜市在住なのか横浜駅及び横浜駅を通る路線に関してこだわりがあり、知識を披露したりあざみ野駅近くの調査に出向いたりしている。 様々な予測や予言をしている。当たった例としては、地下鉄サリン事件、オウムのボツリヌス菌培養、自動小銃密造事件など。逆に横浜駅異臭事件を教団の犯行と確信するなど外れたものもある。 金丸信、久米宏、オウム含む宗教団体全般、超能力などに対して批判的。特に松本智津男(ママ)、上祐史浩、青山吉伸を敵視。ただしオウム信者でも早川紀代秀や石井久子に対しては感情的にならず、早川に至っては「優秀な管理職」と褒めている。
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