amid
別表記:アミド
「amid」とは、~の真ん中に・~の真っ只中にのことを意味する表現である。
例えば、「He swam amid the ocean.(彼は海の中を泳いだ。)」のように表現される。海に囲まれた状態ではあるが、海というのは単一のものだ。複数の物体に囲まれている場合は「among」、単一のものに囲まれている場合は「amid」を用いるというわけだ。ただし、「amid」と「among」は入れ替えて使うこともできるため、それほど気にしなくても問題はない。ただし、「amid」は物体だけではなく感情や思考など実体がないものに対しても使えるという点には注意が必要だ。
「amid fears(不安の中で)」、「Amid all of the criticism(批判される中)」のような表現で、「amid」を用いることができる。一方「among」は物体に囲まれている場合のみに用いられる。実体がないものに囲まれている状態を表現する場合は、「amid」と「among」を入れ替えて使うことができないため、注意しなければならない。
「amid covid-19」とは、「コロナ禍」を意味する表現である。「covid-19(コロナ)」と「amid(~の中で)」を合わせた熟語で、「コロナの中で」という意味から「コロナ禍」と訳されることが多い。
「come amid」とは、「~の最中に行われる」、「~により始まる」などの意味を持つ表現だ。「The building was constructed while the residents were come amid of their opposition to the project.(住民の反対運動が行われている最中に、ビルの建設工事が行われた。)」のように用いられる。
・He managed to do it amid difficult circumstances.(彼は困難な状況の中で、何とかそれをやり遂げた。)
・Amid much speculation, he held a press conference.(様々な憶測が飛び交う中、彼は記者会見を開いた。)
・He performed well amid a great deal of pressure.(彼は大きなプレッシャーの中で、好成績を収めた。)
・I had to go out amid a storm storm.(暴風雨の中、出かけることになった。)
「amid」とは、~の真ん中に・~の真っ只中にのことを意味する表現である。
「amid」とは・「amid」の意味
「amid」とは、「~の真ん中に」、「~の真っ只中に」という意味で、前置詞として用いられる英単語だ。動詞として用いられることはない。amidと同じような使われ方をする英単語に、「amidst」がある。「amidst」も「~の中に」など「amid」と同じ意味があり、入れ替えて使うことができるが、一般的には綴りが短い「amid」を用いるケースが多い。「amid」の発音・読み方
「amid」の発音記号は「əmíd」である。「ə」は「ア」、「mí」は「ミィ」、「d」は「ドゥ」と発音される。カタカナで表現すると、ネイティブの発音は「アミィドゥ」に近い音となる。「amid」の語源・由来
「amid」は、アングロサクソン系の古英語を語源とする英単語だ。限定詞の意味を持つ「a-」と、「中間の」を意味する「-mid」という語幹から作られている。「amid」の覚え方
「amid」は、パーツの意味を理解すると覚えやすい。「上に」を意味する「a」と、「中間」を意味する「mid」2つのパーツで「amid」という英単語は構成されている。「上に」と「中間」を合わせて、「~の真ん中に」、「~の中で」、「~に囲まれて」などの意味に繋げることができる。「amid」と「among」の違い
「among」は、「~に囲まれた」、「~の中にいる」といった意味で用いられる英単語である。複数の物体に囲まれている状況を表す時に用いられることが多い。例えば、「Among all the people in his class, he was the shortest.(クラスの中で、彼は一番背が低い。)」のように用いることができる。「amid」も「among」と同じように「~に囲まれた」、「~の中にいる」という意味で用いられるが若干ニュアンスが異なる。「amid」は単一のものに囲まれている状態を表す時に用いられることが多い。例えば、「He swam amid the ocean.(彼は海の中を泳いだ。)」のように表現される。海に囲まれた状態ではあるが、海というのは単一のものだ。複数の物体に囲まれている場合は「among」、単一のものに囲まれている場合は「amid」を用いるというわけだ。ただし、「amid」と「among」は入れ替えて使うこともできるため、それほど気にしなくても問題はない。ただし、「amid」は物体だけではなく感情や思考など実体がないものに対しても使えるという点には注意が必要だ。
「amid fears(不安の中で)」、「Amid all of the criticism(批判される中)」のような表現で、「amid」を用いることができる。一方「among」は物体に囲まれている場合のみに用いられる。実体がないものに囲まれている状態を表現する場合は、「amid」と「among」を入れ替えて使うことができないため、注意しなければならない。
「amid」の類語
「amid」の類語は、「among」や「amongst」、「amidst」などがある。「amid」を含む英熟語・英語表現
「amid covid-19」とは
「amid covid-19」とは、「コロナ禍」を意味する表現である。「covid-19(コロナ)」と「amid(~の中で)」を合わせた熟語で、「コロナの中で」という意味から「コロナ禍」と訳されることが多い。
「come amid」とは
「come amid」とは、「~の最中に行われる」、「~により始まる」などの意味を持つ表現だ。「The building was constructed while the residents were come amid of their opposition to the project.(住民の反対運動が行われている最中に、ビルの建設工事が行われた。)」のように用いられる。
「amid」の使い方・例文
「amid」は、「~に囲まれて」、「~の真ん中で」という意味で用いられることが多い。例文としては、「He stood amid of the crowd and gave a speech.(彼は群衆の真ん中に立って演説を行った。)」、「He was in a tight spot, amid by enemies.(彼は敵に囲まれ、窮地に立たされた。)」などが挙げられる。他にも「amid」は以下のような使い方ができる。・He managed to do it amid difficult circumstances.(彼は困難な状況の中で、何とかそれをやり遂げた。)
・Amid much speculation, he held a press conference.(様々な憶測が飛び交う中、彼は記者会見を開いた。)
・He performed well amid a great deal of pressure.(彼は大きなプレッシャーの中で、好成績を収めた。)
・I had to go out amid a storm storm.(暴風雨の中、出かけることになった。)
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