adenosine triphosphateとは? わかりやすく解説

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エー‐ティー‐ピー【ATP】

読み方:えーてぃーぴー

《adenosine triphosphate》アデノシン三燐酸(さんりんさん)。


アデノシン三リン酸

同義/類義語:アデノシン三燐酸, アデノシン5'-三リン酸
英訳・(英)同義/類義語:adenosine triphosphate, ATP

アデノシンの5'OH基にリン酸が3分子ジエステル結合したもの。このうち2個のリン酸分子結合高エネルギーリン酸結合とよばれ、この結合が切れるときにエネルギー生体内様々な反応利用している。

電子伝達系

同義/類義語:電子伝達鎖
英訳・(英)同義/類義語:electron transfer, electron transport system, electron transport systems, Electron transport chain, ETS, ATP (adenosine triphosphate)

ミトコンドリア葉緑体含まれる一連の電子伝達を行う物質の組(電子伝達系)があり、ATPなどへのエネルギー変換行っている。

アデノシン三リン酸

【仮名】あでのしんさんりんさん
原文】adenosine triphosphate

atp生きている細胞中に必ず存在する物質で、多く代謝プロセスへのエネルギー供給に関わっており、さらにrna合成にも関与している。現在、製造ラボ合成されるアデノシン三リン酸について、進行固形腫瘍患者において体重減少軽減筋力改善効果がないか研究されている。「atp」とも呼ばれる

アデノシン三リン酸

(adenosine triphosphate から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/29 19:34 UTC 版)

(アデノシンさんリンさん、: adenosine triphosphate)とは、アデノシンリボースに3分子のリン酸が付き、2個の高エネルギーリン酸結合を持つヌクレオチドである。リボースの5位の炭素に、リン酸が結合しているため、アデノシン 5'-三リン酸などとも書かれる。しばしば「adenosine triphosphate」から取ったアルファベットを並べて「(エー・ティー・ピー)」と呼称される。本稿では以後、ATPと略記する。


  1. ^ デジタル大辞泉【アデノシン三リン酸】(アデノシンさんりんさん)
  2. ^ ただし、結合自体がエネルギーを持つわけではない:この化学結合の切断は、吸エネルギー反応である。
  3. ^ ATP腸溶錠(p.1)
  4. ^ ATP腸溶錠・ATP顆粒剤(p.11)
  5. ^ ATP腸溶錠・ATP顆粒剤(p.15)
  6. ^ Sawada, K.; Echigo, N.; Juge, N.; Miyaji, T.; Otsuka, M.; Omote, H.; Yamamoto, A.; and Yoshinori Moriyama (April 15, 2008) “Identification of a vesicular nucleotide transporter” Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America, 2008 105: 5683-5686; doi:10.1073/pnas.0800141105
  7. ^ VNUTによって神経末端のシナプス小胞に運ばれたATPは貯蔵された後、外部に放出されて疼痛を発生させたり血管を収縮したりするため、VNUTが抑制できれば痛み・血管収縮を管理することが可能かもしれないと考えられている。


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