XmlSerializationReader.Fixup クラス
アセンブリ: System.Xml (system.xml.dll 内)


XML ドキュメントから .NET Framework オブジェクトへの逆シリアル化時に、.NET Framework XML シリアル化インフラストラクチャにより、XmlSerializationFixupCallback デリゲートを実装するフィックスアップ メソッドが動的にインスタンス化されます。また、このフィックスアップ メソッドを入力と共に格納するXmlSerializationReader.Fixup クラス オブジェクトもインスタンス化されます。インフラストラクチャでこの処理が行われるのは、データ型が .NET Framework 参照型に割り当てられる SOAP エンコード済み配列のためです。次に、必要に応じて、フィックスアップ メソッドが呼び出され、配列内のオブジェクトが補完されます。
また、初期化時に、.NET Framework XML シリアル化インフラストラクチャは、XmlSerializationReader クラスから派生する逆シリアル化用の一時クラスを動的に生成し、コンパイルします。この処理中に、インフラストラクチャは、XmlSerializationFixupCallback プロパティと、多重参照される SOAP エンコード済み XML データの XmlSerializationReader.Fixup クラス オブジェクトを生成します。この後、逆シリアル化時にメソッドが呼び出されます。
XmlSerializationFixupCallback クラスまたは XmlSerializationReader.Fixup クラスのインスタンスを直接作成しないでください。

System.Xml.Serialization.XmlSerializationReader.Fixup


Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition
開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。


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