XmlDataSourceView クラス
アセンブリ: System.Web (system.web.dll 内)


XmlDataSource コントロールは、その基になるデータを、そのデータにバインドする Web サーバー コントロールにテーブルおよび階層構造の両方の形式で表示できます。GridView や DropDownList などのコントロールは XmlDataSource を使用して XML データにバインドし、リスト形式または表形式でデータを表示します。これに対して、HierarchicalDataBoundControl クラスから派生されるコントロール (TreeView など) は XML データにバインドし、階層構造の形式でデータを表示します。
XmlDataSource は、各種のコード パスを通じて内部的に個々のビュー タイプを作成します。XmlDataSource に対して GetView メソッドが呼び出された場合、XmlDataSourceView が XmlDataSource によって作成されます。GetHierarchicalView メソッドが呼び出された場合、XmlHierarchicalDataSourceView が作成されます。XmlDataSourceView クラスは、DataBoundControl から派生してリストおよびテーブルのデータにバインドする Web サーバー コントロールのために提供されます。これに対して、XmlHierarchicalDataSourceView は、HierarchicalDataBoundControl から派生して階層構造のデータにバインドする Web サーバー コントロールのために提供されます。返されるデータ ソース ビュー オブジェクトに関係なく、データ バインド コントロールのすべてのメソッドは、内部的に Select メソッドを呼び出します。
すべての DataSourceView ヘルパー オブジェクトと同様に、XmlDataSourceView は、基になるデータを使用してデータ ソースで実行できる操作を定義します。XmlDataSourceView クラスは Select メソッドだけをオーバーライドするため、関連付けられている XmlDataSource コントロールは更新、挿入、削除の各操作をサポートしません。XmlDataSourceView クラスはシールされているため、XmlDataSourceView クラスを拡張して、この機能を追加することはできません。ただし、追加の機能が必要な場合は、データ ソース コントロールとビューをそれぞれ XmlDataSource および DataSourceView から派生させることができます。


System.Web.UI.DataSourceView
System.Web.UI.WebControls.XmlDataSourceView


Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition
開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。


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