追加の機能
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/06 07:09 UTC 版)
「VirtualBox」の記事における「追加の機能」の解説
バージョン4.0より、Extension Packageと呼ばれる機能拡張プラグインが導入された。これは、4.0よりVirtualBox本体がGPLライセンスとなったために、プロプライエタリソフトウェアによる機能を標準で実装することができなくなったために設けられたものである。 Oracleから「Oracle VM VirtualBox Extension Pack」と呼ばれる機能拡張プラグインを配布しており、これにより以下の機能が提供される。 USB 2.0 コントローラ (EHCI) USB 3.0 コントローラ (xHCI)(バージョン5.0から追加) Remote Desktop Protocol(RDP)による遠隔制御機能(マイクロソフトおよびシトリックスにより開発された、プロプライエタリな遠隔制御プロトコル。つまりWindowsのリモートデスクトップクライアントやrdesktopソフトウェアから接続することが可能) ホストのウェブカメラのパススルー機能(ゲスト側からホストのウェブカメラを透過的に使用できるようにする機能、バージョン4.3から追加) LinuxホストにおけるPCIバスパススルー機能(バージョン6.0まで。ゲスト側からPCIデバイスを透過的に使用可能にする機能、実験的機能) IntelカードによるPXEブート機能 シームレスモード (ホストOSとゲストOSのデスクトップの操作を統合する機能) ゲスト仮想ディスクの暗号化(バージョン5.0から追加) 初回のみ別途ダウンロード及びインストールが必要。一度インストールすればVirtualBox本体をアップデートしたあとの初回起動時にExtension Packのアップデートをするか聞かれ、応じればそのままアップデート作業に入るため別途ダウンロードの必要はない。またインストール後はパッケージを削除するか聞かれるので、応じれば自動的に削除される仕様となっている。
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