WRX WRP10(2005年)
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「スバル・インプレッサ (2代目)」の記事における「WRX WRP10(2005年)」の解説
2005年には、200台限定でスバル・インプレッサWRX WRP10が生産された。このオーストラリア向けモデルのエンジンは、圧縮比を9.0:1に高め、インテークカムシャフトに可変バルブタイミングを採用することで、最高出力168 kW(228 PS、225 ps)、最大トルク300 N·mに性能が高められた。 スバル・インプレッサWRX WRP10は、インプレッサWRXのオーストラリア向け限定車である。WRP10は、2005年1月下旬から販売された200台限定のモデルで、個別にシリアルナンバー入りのバッジが付いていり。ホイール、タイヤ、サスペンション、エンジン、エグゾーストなどを標準のWRXよりも強化している。"WR" は "World Rally"、"P" はスバルとピレリタイヤのパートナーシップ、"10" はそのパートナーシップ10周年を意味している。STiカーボンファイバー製エンジンベイストラットブレースと、STiスプリングを使用したWRXサスペンションローイングキットにより、車高を15 mm下げることができる。これらのSTiスポーツパーツは、剛性を高めて乗り心地とハンドリングを向上させ、WRP10により攻撃的な構えを与える。WRP10には、STI差し替え電子制御ユニット(ECU)が搭載されており、最大出力は標準のWRXの168 kW(225 ps)/6,000 rpmから175 kW(235 ps)/6,000rpmに向上している。また、トルクも2 N·m向上し、302 N·m/4,000 rpmとなる。なお、WRP10のSTiチューンのECUは、STiによってロックされているため、フラッシュチューン(ECUの書き換え)には対応していない[要出典]。
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