Underdog

実用日本語表現辞典

underdog

別表記：アンダードッグ

「underdog」とは・「underdog」の意味

「underdog」とは、競争や対立の状況において、勝利の見込みが少ないとされる者やグループを指す英語の言葉である。スポーツやビジネス、政治など、様々なシーンで使用される。例えば、スポーツの試合において、強豪チームに対して勝利の見込みが低いとされるチームは「underdog」と呼ばれる。また、ビジネスの世界では、大企業に対抗する小規模なスタートアップ企業も「underdog」と表現されることがある。

「underdog」の発音・読み方

「underdog」の発音は、IPA表記では /ˈʌndərdɔːg/ となる。これをカタカナ表記にすると「アンダードッグ」となる。日本人が発音する際のカタカナ英語の読み方も「アンダードッグ」である。

「underdog」の定義を英語で解説

「underdog」は、英語で "a competitor thought to have little chance of winning a fight or contest" と定義される。これは、「戦いや競争で勝つ可能性が少ないと思われる競争者」という意味になる。

「underdog」の類語

「underdog」の類語としては、「dark horse」や「long shot」がある。これらの言葉も同様に、予想外の勝利を目指す者や、勝利の見込みが低いとされる者を指す。

「underdog」に関連する用語・表現

「underdog」に関連する用語としては、「upset」がある。これは「予想外の結果」という意味で、特にスポーツの試合において「underdog」が勝利した場合に使われる表現である。

「underdog」の例文

1. The team was the underdog in the championship game.（そのチームは選手権試合でアンダードッグだった。）
2. He was an underdog in the political race.（彼は政治の競争でアンダードッグだった。）
3. The startup company was an underdog in the industry.（そのスタートアップ企業は業界でアンダードッグだった。）
4. The underdog team won the game in an upset.（アンダードッグのチームが試合で逆転勝利を収めた。）
5. She always roots for the underdog.（彼女はいつもアンダードッグを応援する。）
6. The underdog candidate won the election.（アンダードッグの候補者が選挙に勝利した。）
7. The underdog team showed great spirit.（アンダードッグのチームは素晴らしい闘志を見せた。）
8. He was a real underdog, but he never gave up.（彼は本当のアンダードッグだったが、決して諦めなかった。）
9. The underdog team made it to the finals.（アンダードッグのチームが決勝に進出した。）
10. The underdog company managed to survive in the competitive market.（アンダードッグの企業は競争の激しい市場で生き残ることができた。）

（2023年8月2日更新）

ポーカー用語

Underdog

二つの手を比べたとき、 underdog（アンダードッグ）とは、勝つ可能性の少ない方の手を指す。辞書内の他の幾つかの単語もそうであるが、この語は一般英語であり、ポーカーだけに使われる用語ではない。

ウィキペディア

かませ犬

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2023/10/27 12:30 UTC 版)

かませ犬（かませいぬ）とは、本来は闘犬において調教する犬に噛ませて自信を付けさせるためにあてがわれる弱い犬のことである。他の通称としてアンダードッグがある。

概説

若い闘犬には、まず弱い犬をあてがい、その犬を十分に噛ませることで勝つ味を教える。しかし若い犬は戦い方がわからず、うまく噛めないこともあるため、そういう場合には弱い犬の口を縛ったりする例もあるという。往々にして、闘犬を引退した老犬がかませ犬として使われる。

ここから転じて、スポーツ・格闘技において選手やチームの調整のためや華々しい勝利を観客に見せ付けるために、意図的に対戦させる実力の劣る相手や、フィクション作品において主人公または強大な敵役の強さを見せ付けるためのやられ役を指すようになった。例として、映画『ロッキー』におけるチャンピオンのアポロ・クリードに対するロッキー・バルボアや、漫画『ドラゴンボール』に登場するキャラクター孫悟空(主人公)に対するクリリン(サブキャラクター)のような立場がある。

関連項目

• 当て馬
• ジョブ (プロレス)
• 負け犬
• 戸川幸夫 - かませ犬にかかわる小説をいくつか書いている。
• 鉄ワン・アンダードッグ - アメリカン・コミックス『アンダードッグ』を原作とした映画。

外部リンク

• 大辞林 第三版『噛ませ犬・嚙ませ犬・咬ませ犬』 - コトバンク

アンダードッグ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2021/09/09 10:06 UTC 版)

アンダードッグ（英語: underdog）は、かませ犬や負け犬を意味する英単語。英語圏では、スポーツの試合や選挙などの場面で「相手に到底勝ち目のないチームや人」を意味する。

• ウルトラわんちゃん（アンダードッグ ショー） - アメリカのテレビアニメ。主人公の名前が「アンダードッグ」。
  • 鉄ワン・アンダードッグ - 2007年のアメリカ映画。上記の実写映画化。
• アンダードッグ (2008年の映画) - 2008年の香港・中国映画。丁晟監督、劉燁主演。
• アンダードッグ (2020年の映画) - 2020年の日本映画、2021年の配信ドラマ。武正晴監督、足立紳脚本、森山未來主演、北村匠海・勝地涼共演。
• アンダードッグ (アニメ映画) - 2016年の韓国のアニメ映画。
• アンダードッグ カウント3.1からのパイルドライバー - 2015年の日本映画。三代川達監督、田村和宏主演。
• アンダードッグ 二人の男 - 2016年の韓国映画。マ・ドンソク・ミンホ主演。
• Underdog - 2018年発売のEXILE SHOKICHIの5thシングル。

関連項目

• アンダードッグ効果 - バンドワゴン効果の対義表現。