UNDER5 AWARDとは? わかりやすく解説

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UNDER5 AWARD

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/25 05:02 UTC 版)

UNDER5 AWARD
決勝会場である
ルミネtheよしもと
受賞対象 芸歴5年以内のお笑い芸人
開催日 毎年6月
日本
主催 吉本興業
報酬 賞金100万円ほか
初回 2023年(第1回)
最新回 2025年(第3回)
最新受賞者 あなたとネ
公式サイト UNDER 5 AWARD

UNDER5 AWARD(アンダーファイブ・アワード)は、吉本興業が主催するお笑いコンクール

概要

2023年3月1日に、吉本興業より、芸歴5年目以内の若手芸人を対象とした賞レース「UNDER5 AWARD 2023」の開催が発表され、4月15日から全国で予選が始まった。

応募資格は、フリー・アマチュアを含め、事務所問わず芸歴5年以内の芸人。ピン、コンビ、トリオ問わず。漫才漫談コントなど、ネタのスタイルも自由[1]

大会の流れ

東京大阪の1回戦は動画審査、札幌名古屋福岡沖縄[注 1]ではエリア予選がそれぞれ行われる。2回戦 - 準決勝は東京・大阪の2会場で行われ、1回戦通過者およびエリア予選の優秀者が2回戦に、2回戦通過者と各会場の敗退者上位5組による敗者復活投票で1位になった者が3回戦にそれぞれ進出できる。その後、3回戦、準決勝を勝ち進んだ9組が、6月にルミネtheよしもとにて実施される決勝戦に出場できる。この様子は配信サービス「FANY」で無料配信される[2]

審査方法

ファーストステージとファイナルステージの2ネタ方式で審査を実施。事前の抽選会でA、B、Cブロックに3組ずつに分けられ、その順番でネタを披露する。ネタ終了後に審査員が一番面白かったと思う芸人に投票し、一番票数が多かった芸人が最終決戦に進出できる。最終決戦も同様で、審査員の票数が多かった芸人がチャンピオンとなる。審査員の票数が同数になった場合、観客からの票数が多かった方が選出される(観客票は審査員票が公開される前に集計済み)。

出演者

司会
1 ニューヨーク
2
3

審査員

審査員一覧
1 石田明
NON STYLE
岩崎う大
かもめんたる
長田庄平
チョコレートプラネット
佐久間一行 哲夫
笑い飯
塙宣之
ナイツ
2 野田クリスタル
マヂカルラブリー
3

歴代優勝者

大会期間 グループ名 結成年 所属事務所 出場組数
1 2023年
4月15日 - 6月18日
金魚番長 2018年 吉本興業 東京 1797
2 2024年
2月19日 - 6月23日
清川雄司 2021年 吉本興業 大阪 2001
3 2025年
3月22日 - 6月22日
あなたとネ 2024年 アマチュア 2420

歴代決勝戦結果

第1回

順位 グループ名
所属事務所
出番順 結成年 芸歴
優勝 金魚番長
吉本興業 東京
C-3 2018年 5年
2/2位 キャプテンバイソン
プロダクション人力舎
B-2 2020年 4年
3/3位 あくびぼうや
フリー[注 2]
A-2 2021年 4年
決勝戦敗退 三遊間
吉本興業 大阪
A-1 2019年 5年
ハマノとヘンミ
太田プロダクション
A-3 2018年 5年
イチゴ
吉本興業 東京
B-1 2021年 5年
どんちっち
吉本興業 大阪
B-3 2019年 5年
エナマキシマ
吉本興業 東京
C-1 2022年 4年
ライムギ
吉本興業 大阪
C-2 2019年 4年
Aブロック
ネタ順 コンビ名 得票数 石田 う大 長田 佐久間 哲夫
1 三遊間 1
2 あくびぼうや 4
3 ハマノとヘンミ 1
Bブロック
ネタ順 コンビ名 得票数 石田 う大 長田 佐久間 哲夫
1 イチゴ 1
2 キャプテンバイソン 4
3 どんちっち 1
Cブロック
ネタ順 コンビ名 得票数 石田 う大 長田 佐久間 哲夫
1 エナマキシマ 0
2 ライムギ 0
3 金魚番長 6
最終決戦
ネタ順 コンビ名 得票数 石田 う大 長田 佐久間 哲夫
1 あくびぼうや 0
2 金魚番長 4
3 キャプテンバイソン 2
  • 優勝した金魚番長に対して、審査員からは「コンビとしてのボケとツッコミのバランスが頭抜けていた」と評価された[4][5]

第2回

順位 グループ名
所属事務所
出番順 決勝出場回数 結成年 芸歴 キャッチコピー
1/優勝 清川雄司
吉本興業 大阪
B-2 初出場 2021年 4年 なにわの技坊主
2/2位 キャプテンバイソン
プロダクション人力舎
A-3 2年連続2回目 2020年 5年 ミステリアスお兄さんリベンジ
3/3位 ツンツクツン万博
グレープカンパニー
C-2 初出場 2021年 4年 エキセントリックミュージカル
4/決勝戦敗退 伝書鳩
吉本興業 東京
A-1 初出場 2021年 1年 スーパールーキー
マーティー
吉本興業 大阪
A-2 初出場 2020年 4年 王道×ファンタジー
ライムギ
吉本興業 大阪
B-1 2年連続2回目 2019年 5年 憑依系コント漫才
家族チャーハン
吉本興業 東京
B-3 初出場 2023年 5年 遅咲きの草食系と肉食系
ぐろう
吉本興業 大阪
C-1 初出場 2019年 5年 しゃべくりファイター
例えば炎
吉本興業 大阪
C-3 初出場 2020年 4年 同級生の大暴れ
Aブロック
ネタ順 コンビ名 得票数 石田 う大 長田 佐久間 哲夫 野田
1 伝書鳩 1
2 マーティー 0
3 キャプテンバイソン 6
Bブロック
ネタ順 コンビ名 得票数 石田 う大 長田 佐久間 哲夫 野田
1 ライムギ 0
2 清川雄司 4
3 家族チャーハン 3
Cブロック
ネタ順 コンビ名 得票数 石田 う大 長田 佐久間 哲夫 野田
1 ぐろう 2
2 ツンツクツン万博 3
3 例えば炎 2
最終決戦
ネタ順 コンビ名 得票数 石田 う大 長田 佐久間 哲夫 野田
1 ツンツクツン万博 0
2 清川雄司 5
3 キャプテンバイソン 2
  • 清川雄司がピン芸人として初めて決勝に進出し、優勝を果たした。司会のニューヨークからは「歴史が動きました」と評された[6]
  • この回からファイナリストのキャッチコピーが付くようになった。

第3回

順位 グループ名
所属事務所
出番順 決勝出場回数 結成年 芸歴 キャッチコピー
1/優勝 あなたとネ
アマチュア
C-2 初出場 2024年 0年 ノーブランドのダークホース
2/準優勝 シカノシンプ
吉本興業 大阪
B-1 初出場 2022年 5年 純朴メガネのニューエイジ
3/3位 兄弟
吉本興業 東京
A-1 初出場 2020年 5年 シン兄弟漫才
4/決勝戦敗退 生姜猫
吉本興業 大阪
A-2 初出場 2022年 3年 幼馴染の凸凹コンビ
無尽蔵
サンミュージックプロダクション
A-3 初出場 2018年 4年 最高学府!W東大

吉本興業 東京
B-2 初出場 2021年 4年 一文字必殺
釈迦虎
吉本興業 大阪
B-3 初出場 2022年 4年 元銀行マンと元消防士
伝書鳩
吉本興業 東京
C-1 2年連続2回目 2021年 2年 芸歴2年目!2年連続
例えば炎
吉本興業 大阪
C-3 2年連続2回目 2020年 5年 同級生のリベンジ
Aブロック
ネタ順 コンビ名 得票数 石田 う大 長田 佐久間 哲夫 野田
1 兄弟 4
2 生姜猫 1
3 無尽蔵 2
Bブロック
ネタ順 コンビ名 得票数 石田 う大 長田 佐久間 哲夫 野田
1 シカノシンプ 4
2 1
3 釈迦虎 2
Cブロック
ネタ順 コンビ名 得票数 石田 う大 長田 佐久間 哲夫 野田
1 伝書鳩 0
2 あなたとネ 6
3 例えば炎 1
最終決戦
ネタ順 コンビ名 得票数 石田 う大 長田 佐久間 哲夫 野田
1 あなたとネ 4
2 兄弟 0
3 シカノシンプ 3
  • あなたとネがアマチュアとして初めて決勝に進出した。アマチュアの芸人が優勝を果たしたのも大会史上初。

歴代準決勝進出者一覧

太字はラストイヤー(5年目)

第1回(2023年)
第2回(2024年)
第3回(2025年)
  • あおいちゃん
  • あなたとネ
  • アリハガ
  • あんよの日
  • ウーロンパンダ
  • ウキビシャ大作戦
  • エアコンぶんぶんお姉さん
  • 江戸川ジャンクジャンク
  • 戎前2丁目
  • えりんぎ探偵
  • おもしろジャンケン
  • ガングリオン
  • ガンマGTP800
  • 兄弟
  • キョンビ
  • 九ノ段
  • 群青団地
  • ケチャップマン
  • サイヤング
  • シカノシンプ
  • 東雲
  • 釈迦虎
  • 生姜猫
  • 例えば炎
  • ツンツクツン万博
  • 照山おうちごはん
  • 伝書鳩
  • 天ロクの丘
  • トツカミツカ
  • ナチョス。
  • ナユタ
  • 人間横丁
  • ネオ・ミナミ
  • ノコノコみさき
  • 野良レール
  • 破壊ありがとう
  • バスター
  • パスタとパスタ
  • ハヤイカガヤイ
  • バリアシオン
  • はるかぜに告ぐ
  • 美魔女
  • ボブのコーラ
  • 梵天
  • マーティー
  • ミックストマトジュース
  • 満丸
  • ムジンゾウ
  • 無尽蔵
  • 紫式部
  • ランクロッド
  • リバイアサン
  • リンドバーグ
  • レインマンズ
  • ローズ
  • わっきゃい

脚注

注釈

  1. ^ 第1回・第2回のみ実施。
  2. ^ 2023年9月より吉本興業所属[3]

出典

  1. ^ お笑い界のNEWスターを、FANYがどこよりも早く発掘! 芸歴5年目以内の超若手芸人No.1決定戦開催「UNDER5 AWARD 2023」」(プレスリリース)、吉本興業株式会社、2023年3月1日。2024年2月22日閲覧
  2. ^ 事務所問わず芸歴5年目以内の新たな賞レース「UNDER5 AWARD」開催決定(コメントあり)」『お笑いナタリー』。2024年2月22日閲覧
  3. ^ あくびぼうや、吉本興業に所属」『お笑いナタリー』2023年9月1日。2023年10月3日閲覧
  4. ^ 若手の新賞レース『UNDER5 AWARD』優勝の金魚番長が高評価「このままテレビに出ても活躍できるんじゃ…」」『FANY Magazine』2023年6月19日。2024年2月22日閲覧
  5. ^ 超若手芸人の頂上決戦! 「UNDER 5 AWARD2023」決勝戦、ルミネtheよしもとで6月18日開催」『西新宿LOVE WALKER』角川アスキー総合研究所、2023年6月13日。2024年2月22日閲覧
  6. ^ 『UNDER5』2代目王者のピン芸人・清川雄司に審査員ら驚愕! ニューヨーク「歴史が動いた」、ノンスタ石田「マジで即戦力やな」」『FANY Magazine』2024年6月24日。2024年6月24日閲覧

関連項目

外部リンク




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