マーティー_(お笑いコンビ)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > マーティー_(お笑いコンビ)の意味・解説 

マーティー (お笑いコンビ)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/29 01:20 UTC 版)

マーティー
メンバー 真平
ホソ
結成年 2020年[注 1]
事務所 吉本興業
活動時期 2020年8月1日 -
出身 NSC大阪校41期中退(真平)
NSC大阪校43期
出会い NSC
旧コンビ名 阪口佃、ウィルキンソンボーイ[注 2](真平)
アイスメン、ビュロング(ホソ)
現在の活動状況 ライブ中心
芸種 漫才
ネタ作成者 真平
同期 例えば炎
清川雄司
やましたなど
公式サイト 公式プロフィール
テンプレートを表示

マーティーは、吉本興業(大阪本社)所属のお笑いコンビ。2020年結成。NSC大阪校43期生。

メンバー

真平(1996年2月19日 - )(29歳)
ボケ・ネタ作り担当。
本名は、阪口 真平(さかぐち しんぺい)。大阪府八尾市出身、同志社大学法学部法律学科卒業。身長170 cm、体重60 kg。血液型はA型[3]
趣味はワイン映画鑑賞、読売ジャイアンツ。特技は英語メルカリ
兄と姉がいる。
石井勝太郎[4](オーケストラ)は小学校・中学校の同級生。
ホソ(1999年12月26日 - )(25歳)
ツッコミ担当。
本名は、細谷 陸渡(ほそや りくと)。京都府京都市右京区出身、大阪医療技術学園専門学校中退[5]。身長174 cm、体重68 kg。血液型はA型[3][6]
趣味はアイドル、野球北海道日本ハムファイターズ)、バレーサントリーサンバーズ大阪)。特技はパワプロ、バレー、野球のキャッチング。
兄と姉がいる。

来歴

NSC大阪校の43期生として出会う。NSC入学当初はお互いに別のコンビで活動していたがどちらも解散し、NSC在学時の2020年8月からコンビを結成した[注 1]

真平は大学卒業後に41期生として入学したが中退、約1年半の社会人を経てから43期生として再入学した。ホソは元々芸人になりたかったが、高卒でのNSC入学は親に止められたことで専門学校に進学。後に専門学校を中退し、約1年のフリーター期間を経てNSCに入学した。

2024年1月の「Kakeru翔チャレンジバトル」で3位になり、同年2月からよしもと漫才劇場に所属[7]

2024年6月、芸歴5年以内の若手芸人が対象の賞レース「UNDER5 AWARD2024」の決勝に進出。キャッチコピーは「王道×ファンタジー」。

2024年9月、「ytv漫才新人賞2024-2025」の選考会ROUND1に出場。371点で2位になり、翌2025年3月のytv漫才新人賞決定戦へ進出。決定戦FIRST ROUNDでは、438点で7位に終わる。キャッチコピーは「無名のゴールデンルーキー」。

エピソード

コンビ

  • コンビ名は先輩のロバートを真似して、アメリカ人の名前から名付けた[8]。後付けで、映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の主人公の名前であるマーティ・マクフライが由来とも話している[9]
  • よしもと漫才劇場に所属するためには勝ち上がらなければならない「Kakeru翔チャレンジバトル」で7回敗退した。8回目の挑戦で3位を勝ち取り、劇場メンバーへと昇格した。
  • 2022年末に「来年はマンゲキへ! ネクスト芸人大ネタライブ」で1位になるも、実際に劇場メンバーとなったのは2024年[10]

真平

  • 41期生時代は2018年10月に中退している。43期生としての再入学を決める以前は芸人を諦め社会人として生活していこうと思っており、グランフロント大阪にあるPORTERで働いていた[11]
  • 41期生時代はコンビを2回組んでいた。元相方の内の1人は現在、月亭柳正[12]として活動している。
  • 当初は芸名を付けずに本名で活動していたが、2023年4月に芸名を変更した。理由の一つとして、「本名の下の名前に破裂音入ってるのちょっとおもろいなと思って」と語っている[13]
  • 出身高校は大阪府立八尾高等学校で、同志社大学には一般入試で合格して入学。他には関西大学にも合格していた。
  • 個別指導塾の塾講師とコンビニ店員のバイトをしていた。
  • メルカリを10年以上やっており、100万円以上売り上げている[14]
  • 映画鑑賞が好きで、2025年5月時点で1550本以上の映画を観ている[15]

ホソ

  • 芸名は昔から呼ばれていたあだ名であること、苗字の細谷のままだと「ほそたに」と読み間違えられるのが多かったことから名付けた[14]
  • R-1グランプリ2021・2024に出場し、1回戦敗退[16][17]。2021年大会出場の際、エントリー用紙に書いた字が汚かったためか名前を「ホリ」と誤表記されてしまった[14][16]
  • 会社の社長をやっている人物とインターネット上のお笑い掲示板で知り合い、NSCにコンビで入学した。当時のコンビ名は「アイスメン」で、五十音順で早い方がいいという理由で相方が名付けた。しかし、会社で借金を作った相方がわずか1ヶ月でNSCを辞めたため解散[18]。その後、同期の清水大智[19]とコンビ「ビュロング」を組むも程なく解散し、3人目の相方として真平と組む[20]
  • 「Kakeru翔チャレンジバトル」への3回目の挑戦の際に突然衣装をピンクのスーツに変更した。バトル前までは「マジで今回オレらあるんちゃう?」と自信満々だったが、3分間スベり続けた[21]
  • 専門学校時代は約40人のクラスの中に男子が8人しかおらず、一番仲の良かったクラスメイトが辞めるのと同じタイミングで中退した[5]
  • マーティーのライブをよく担当している後輩作家に専門学校時代、彼女をとられた。
  • 幼少期に親が離婚して母子家庭で育ったため、父親がいないことを真平からよくイジられている。

芸風

主に漫才で、しゃべくり漫才を得意とする。真平が実在する物事や実際に起きた出来事を取り入れながらボケていき、ホソがツッコむスタイルが多い。

ytv漫才新人賞決定戦で審査員を務めたリンゴハイヒール)からは「ほんまのことばっかり言われても(中略)そこがちょっとな」と講評を受けるが、同時に粗品霜降り明星)からは「ほんまのこと言い続けてるだけでお客さんが笑うのこそ話芸」「将来有望」と評価された。

出囃子

宮武弘『オーシャンゼリゼ』

賞レース成績

M-1グランプリ

結果 エントリー
No.
会場 備考
2020年(第16回 1回戦敗退[22] 3038 朝日生命ホール アマチュアとして出場[注 1]
2021年(第17回 2回戦進出[22] 550 森ノ宮よしもと漫才劇場 1回戦再エントリー
2022年(第18回 307
2023年(第19回 3回戦進出[22] 496 よしもと祇園花月 1回戦再エントリー
2024年(第20回 1592

UNDER5 AWARD

結果 会場 備考
2023年(第1回) 準決勝進出[23] よしもと漫才劇場
2024年(第2回) 決勝進出[23] ルミネtheよしもと 決勝キャッチコピー「王道×ファンタジー
1stステージ Aブロック3位敗退
2025年(第3回) 準決勝進出[23] YES THEATER ラストイヤー

その他

出演

テレビ

ラジオ

ライブ

単独ライブ

  • 2025年6月27日 「エム」(よしもと漫才劇場)

主催ライブ

  • 2023年2月9日「マーティーの60分」(道頓堀ZAZA POCKETS) - ゲスト:エナマキシマ

トークライブ

  • 2025年2月12日「マーティーの60分 公開収録」(難波サザンシアター)
  • 2025年7月24日「マーティーの60分 公開収録2」(日本橋Pollux Theater)

マーティー寄席

日程 ゲスト 会場
2024年 9月24日 20世紀 新世界ZAZA POCKETS
10月16日 ドーナツ・ピーナツ
11月25日 バッテリィズ
12月9日 鬼としみちゃむ

脚注

注釈

  1. ^ a b c NSC時代にアマチュアとしてM-1グランプリ2020へ出場しているが、プロとしてのデビュー日は2021年4月1日である。
  2. ^ ウィルキンソンボーイは、真平が41期生だった当時の同期である安土範彦(現在のひでき(タイムキーパー))に付けてもらったもの。しかし後に、M-1グランプリ公式サイトへ残っていたコンビ情報により、学生時代の安土がかつて組んでいたコンビ名をそのまま横流ししたものだったと発覚した[1][2]

出典

  1. ^ 2023年6月19日生放送分「タイムキーパーのNSC LAUGH ROUGH HOUR」. YouTube よしもとアカデミー (2023年6月23日). 2025年5月20日閲覧。
  2. ^ ウィルキンソンボーイ|コンビ情報. M-1グランプリ 公式サイト. 2025年5月20日閲覧。
  3. ^ a b タレント詳細(マーティー). 吉本興業株式会社. 2025年5月20日閲覧。
  4. ^ タレント詳細(オーケストラ). 吉本興業株式会社. 2025年5月20日閲覧。
  5. ^ a b #8 「出囃子を決める75分」. stand.fm マーティーの60分 (2024年1月20日). 2025年5月20日閲覧。
  6. ^ 5月20日. note マーティー ホソ (2024年5月23日). 2025年5月20日閲覧。
  7. ^ 【結果速報!】1/11(木)「Kakeru翔チャレンジバトル」. note よしもと漫才劇場 (2024年1月11日). 2025年5月20日閲覧。
  8. ^ 【Kakeru翔ニュージェネレーション!】芸歴7年目以下の翔メンバーを紹介!マーティー編. YouTube よしもと漫才劇場チャンネル (2024年2月1日). 2025年5月20日閲覧。
  9. ^ #59 「ミステリーハンターと63分」. stand.fm マーティーの60分 (2025年1月20日). 2025年5月20日閲覧。
  10. ^ お笑い好きなら見るべき!銀シャリ橋本&ナイチンゲールダンス・ヤスが語る芸歴5年目以内の超若手大会「UNDER5 AWARD」の魅力. お笑いナタリー (2024年6月17日). 2025年5月20日閲覧。
  11. ^ 【夜食会】#181 実は先輩の阪口といつ見てもなんか変な相方ホソ ゲスト:マーティー阪口【ほぼラジオ】. YouTube (仮)ムギ近藤 (2023年1月27日). 2025年5月20日閲覧。
  12. ^ タレント詳細(月亭柳正). 吉本興業株式会社. 2025年5月20日閲覧。
  13. ^ 2023年4月17日生放送分「タイムキーパーのNSC LAUGH ROUGH HOUR」. YouTube よしもとアカデミー (2023年4月21日). 2025年5月20日閲覧。
  14. ^ a b c ビジネスマナー「お辞儀ハンコ」. YouTube ますます!ハイヒール (2024年10月5日). 2025年5月20日閲覧。
  15. ^ マーティー真平さんの鑑賞した映画. Filmarks マーティー真平@2h1m9ei. 2025年5月20日閲覧。
  16. ^ a b 大会日程・会場. R-1グランプリ2021 公式サイト. 2025年5月20日閲覧。
  17. ^ 大阪 1回戦 1/10(水)なんでもアリーナ. note R-1グランプリ (2024年1月3日). 2025年5月20日閲覧。
  18. ^ 「マンゲキ芸人リレーコラム」第282回 マーティー ホソ編. note よしもと漫才劇場 (2024年7月1日). 2025年5月20日閲覧。
  19. ^ タレント詳細(清水大智). 吉本興業株式会社. 2025年5月20日閲覧。
  20. ^ 「マンゲキ芸人リレーコラム」第283回 あんよの日 朱海(ちゅな)編. note よしもと漫才劇場 (2024年7月1日). 2025年5月20日閲覧。
  21. ^ マーティー 真平. X マーティー 真平 @2h1m9ei (2023年3月31日). 2025年5月20日閲覧。
  22. ^ a b c マーティー|コンビ情報. M-1グランプリ 公式サイト. 2025年5月20日閲覧。
  23. ^ a b c 日程・会場. UNDER5 AWARD 公式サイト. 2025年5月20日閲覧。
  24. ^ 大会日程 予選1回戦【6】7月1日(木) 朝日生命ホール[大阪]. キングオブコント2021. 2025年5月20日閲覧。

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  マーティー_(お笑いコンビ)のページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「マーティー_(お笑いコンビ)」の関連用語

マーティー_(お笑いコンビ)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



マーティー_(お笑いコンビ)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのマーティー (お笑いコンビ) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS