TypeCodeDomSerializer.Deserialize メソッド

.NET Framework クラス ライブラリ リファレンス

TypeCodeDomSerializer.Deserialize メソッド

メモ : このメソッドは、.NET Framework version 2.0 で新しく追加されたものです。

指定した型宣言を逆シリアル化します。

名前空間: System.ComponentModel.Design.Serialization
アセンブリ: System.Design (system.design.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

Public Overridable Function
 Deserialize ( _
    manager As IDesignerSerializationManager, _
    declaration As CodeTypeDeclaration _
) As Object

Visual Basic (使用法)

Dim instance As TypeCodeDomSerializer
Dim manager As IDesignerSerializationManager
Dim declaration As CodeTypeDeclaration
Dim returnValue As Object

returnValue = instance.Deserialize(manager, declaration)

C#

public virtual Object Deserialize (
    IDesignerSerializationManager manager,
    CodeTypeDeclaration declaration
)

C++

public:
virtual Object^ Deserialize (
    IDesignerSerializationManager^ manager, 
    CodeTypeDeclaration^ declaration
)

J#

public Object Deserialize (
    IDesignerSerializationManager manager, 
    CodeTypeDeclaration declaration
)

JScript

public function Deserialize (
    manager : IDesignerSerializationManager, 
    declaration : CodeTypeDeclaration
) : Object

パラメータ

manager

シリアル化に使用するシリアル化マネージャ。

declaration

シリアル化に使用する型宣言。

戻り値
ルート Object。

例外

例外の種類	条件
ArgumentNullException	manager または typeDecl が null 参照 (Visual Basic では Nothing) です。

解説

Deserialize メソッドは、以前にシリアル化されたコード型宣言を逆シリアル化します。既定の実装が実行するタスクを次の表に示します。

タスク	説明
大文字と小文字の区別の確認	実装は CodeDomProvider サービスを検索し、メンバで大文字と小文字を区別するかどうかを決定します。
ステートメントの並べ替え	init メソッドのすべてのメンバ変数とローカル変数はテーブルに格納されます。次に、init メソッドの各ステートメントが、その左辺に従ってグループ化されたステートメント コレクションに追加されます。そのため、特定の変数に割り当てられたステートメントまたは特定の変数で動作するステートメントは、すべてその変数でグループ化されます。ステートメントを持たない変数は破棄されます。
逆シリアル化	各変数のステートメント コレクションは、変数に従って逆シリアル化されます。

Deserialize メソッドが必要とするサービスを次の表に示します。

サービス	説明
CodeDomProvider	必ずしも必要ではありませんが、利用できる場合は、このサービスを使用してシリアル化で大文字と小文字を区別するかどうかを決定します。
IContainer	逆シリアル化中に名前テーブルにオブジェクトが存在しない場合は、IContainer の問い合わせを行います。この問い合わせが成功すると、コンテナでオブジェクトがチェックされます。コンテナは、コンポーネントで必要なコンテナ引数の代理としても使用されます。

.NET Framework のセキュリティ

• 直前の呼び出し元に対する完全な信頼。このメンバは、部分的に信頼されているコードから使用することはできません。詳細については、「」を参照してください。

プラットフォーム

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition

開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Framework
サポート対象 : 2.0

参照

関連項目
TypeCodeDomSerializer クラス
TypeCodeDomSerializer メンバ
System.ComponentModel.Design.Serialization 名前空間
CodeDomSerializer クラス
IDesignerSerializationManager インターフェイス
System.CodeDom.Compiler.CodeDomProvider
System.CodeDom.CodeTypeDeclaration
その他の技術情報
動的なソース コードの生成とコンパイル