The SWORD Projectとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > The SWORD Projectの意味・解説 

The SWORD Project

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/02/19 14:35 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動

The SWORD Projectは、CrossWire Bible Societyによるの聖書フリーソフトウェアプロジェクト。GNU General Public Licenseでライセンスされたクロスプラットフォームのオープンソースツール群を開発する事を目的とする。それらのツール群は、プログラマ聖書協会が、新しい聖書ソフトウェアをより簡単で効率よく開発できるよう意図されている。

概要

Sword Projectのコアな部分は、C++で記述されたクロスプラットフォームライブラリー集である。増え続けている50以上言語と200以上の訳[1]へのアクセス、検索及び他のユーティリティーを提供する。それらのAPIを用いて作られたソフトウェアは、これらの訳を利用する事ができる。

このプロジェクトは、聖書を符号化するために標準化されたXML言語のサブセットであるOpen Scripture Information Standard (OSIS)の主要な実装者であり、協力者でもある。このソフトウェアは、Text Encoding Initiative(TEI)フォーマットを用いて符号化された特定のリソースを利用する事ができ、Theological Markup Language (ThML)とGeneral Bible Format (GBF)と下位互換性を維持する。

利用可能なフロントエンド

Fedora16で聖書の3つの翻訳をBibelTimeによって表示した様子

フロントエンドとして利用が現状可能なのは、Windows(The SWORD Project for Windows)、様々なUnix(Xiphos[2] and BibleTime)、主要ラインのLinuxディストリビューション、FreeBSDMac OS X (MacSword)、 Windows CE (SwordReader)、 Internet Tablet OS (Rapier)、CGIユーティリティとして(diatheke)とその他のプラットフォームである。[3]

それ以外にも、このライブラリーを利用するフロントエンドがいくつか存在する。[4][5][6][7][8]

JSwordから分離されたJavaによるGUI実装が少なくとも2つ存在する。一つは、より熟成したBibleDesktop[9]であり、もうひとつは「改良版JSWORDのWindowsフロントエンド」と歌われる比較的新しいAlkitabである。[10]

e-Sword Bible software programは名前こそ類似しているが、The SWORD Projectの成果物でも、SWORD Project APIを利用した作られたソフトウェアでもない。

レビュー

聖書ソフトウェアレビュー、 Review of MacSword version 1.2, 2005年6月13日

Foster Tribe SwordBible Review [7] 2008年11月25日

Michael Hansen, Studying the Bible for Free, Stimulus, Volume 12 Number 3, August 2004, page 33 - 38

関連項目

  • Bible software
  • Go Bible – フリーのJava ME platform聖書閲覧ソフト
  • Palm Bible Plus – PalmOSのフリー聖書ビューワー

参照文献

  1. ^ Al Fasoldt (2004年4月11日). “Religion Meets Computer Revolution”. The Post-Standard (Syracuse, New York). 2011年5月17日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2008年3月17日閲覧。
  2. ^ David A. Utter (2006年9月13日). “Linux: The Flash and the Fish”. WebProNews. 2008年10月11日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2008年3月17日閲覧。
  3. ^ [1]
  4. ^ [2] SwordBible
  5. ^ [3] BPBible
  6. ^ [4] Xsword
  7. ^ [5] wxSword
  8. ^ [6] PySword
  9. ^ Bible Desktop 1.0 Released”. Linux News (2006年1月10日). 2008年3月17日閲覧。
  10. ^ Bible Software Review”. 2008年12月24日閲覧。

外部リンク


「The SWORD Project」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

The SWORD Projectのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



The SWORD Projectのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのThe SWORD Project (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS