SqlParameter.SqlValue プロパティ

.NET Framework クラス ライブラリ リファレンス

SqlParameter.SqlValue プロパティ

メモ : このプロパティは、.NET Framework version 2.0 で新しく追加されたものです。

パラメータの値を SQL の型として取得または設定します。

名前空間: System.Data.SqlClient
アセンブリ: System.Data (system.data.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

Public Property SqlValue As
 Object

Visual Basic (使用法)

Dim instance As SqlParameter
Dim value As Object

value = instance.SqlValue

instance.SqlValue = value

C#

public Object SqlValue { get; set;
 }

C++

public:
property Object^ SqlValue {
    Object^ get ();
    void set (Object^ value);
}

J#

/** @property */
public Object get_SqlValue ()

/** @property */
public void set_SqlValue (Object value)

JScript

public function get SqlValue
 () : Object

public function set SqlValue
 (value : Object)

プロパティ値
パラメータの値を SQL の型として表す Object。既定値は null です。

解説

入力パラメータでは、値は、サーバーに送信する SqlCommand に連結されます。出力パラメータと戻り値パラメータでは、値は、SqlCommand の完了時および SqlDataReader を閉じた後に設定されます。

null パラメータ値をサーバーに送信する場合は、null ではなく DBNull を指定する必要があります。システムの null 値は、値のない空のオブジェクトです。DBNull は、null 値を表すために使用します。

アプリケーションでデータベースの型を指定すると、プロバイダがサーバーにデータを送信するときに、バインドされた値がその型に変換されます。IConvertible インターフェイスをサポートしている場合、プロバイダはすべての種類の値を変換しようとします。指定した型が値と互換性を持たない場合、変換エラーが発生することがあります。

Value を設定すると、DbType プロパティと SqlDbType プロパティの両方が推論できるようになります。

Value プロパティは、UpdateCommand によって上書きされます。

パラメータ値を CLR (共通言語ランタイム) の型として返すには、Value プロパティを使用します。

プラットフォーム

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows CE, Windows Millennium Edition, Windows Mobile for Pocket PC, Windows Mobile for Smartphone, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition

開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Framework
サポート対象 : 2.0

参照

関連項目
SqlParameter クラス
SqlParameter メンバ
System.Data.SqlClient 名前空間
その他の技術情報
SqlTypes の使用
ADO.NET でのデータへの接続およびデータの取得
.NET Framework Data Provider for SQL Server の使用