splice
「splice」とは・「splice」の意味
「splice」とは、主に二つのものを結びつける、または接合することを意味する英単語である。特にロープやケーブル、映画フィルムなどの物理的なものを接合する際に用いられることが多い。また、遺伝子工学や分子生物学の分野では、遺伝子やDNAの断片を結びつけることを指す場合もある。「splice」の発音・読み方
「splice」の発音は、IPA表記では /splaɪs/ となる。カタカナ表記では「スプライス」と読む。日本人が発音するカタカナ英語では「スプライス」となる。「splice」の定義を英語で解説
A splice is the act of joining two things together, typically by interweaving or connecting their ends. It is commonly used to describe the process of connecting ropes, cables, or filmstrips. In the fields of genetics and molecular biology, it can also refer to the joining of gene or DNA fragments.「splice」の類語
「splice」に類似する意味を持つ英単語として、「join」、「connect」、「link」、「attach」、「fasten」などがある。ただし、これらの単語は接合方法や対象物によって使い分けられることが多い。「splice」に関連する用語・表現
「splice」に関連する用語や表現として、「splicing」、「spliceosome」、「gene splicing」、「film splicing」、「splice joint」などがある。これらはそれぞれ、接合の過程、接合を行う細胞内の構造、遺伝子の接合、映画フィルムの接合、接合部分を指す言葉である。「splice」の例文
1. The sailor spliced the two ropes together.(船員は二本のロープをつなぎ合わせた。)2. The electrician spliced the wires to restore power.(電気技師は電源を復旧するためにワイヤーを接続した。)
3. The film editor spliced the scenes together to create a smooth transition.(編集者はシーンをつなぎ合わせてスムーズな遷移を作り出した。)
4. The scientist spliced the DNA fragments to create a new gene.(科学者はDNAの断片をつなぎ合わせて新しい遺伝子を作成した。)
5. The rope was spliced to form a loop.(ロープはループ状につなぎ合わせられた。)
6. The two cables were spliced together to extend their length.(二本のケーブルが長さを延ばすためにつなぎ合わせられた。)
7. The audio engineer spliced the soundtracks to create a seamless mix.(音響技術者はサウンドトラックをつなぎ合わせてシームレスなミックスを作成した。)
8. The technician spliced the fiber optic cables to improve the network connection.(技術者は光ファイバーケーブルをつなぎ合わせてネットワーク接続を改善した。)
9. The film splicing process requires precision and attention to detail.(映画フィルムの接合過程は精度と細部への注意が必要である。)
10. The splice joint was reinforced with adhesive tape.(接合部分は粘着テープで補強された。)
スプライシング
(Splice から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/11 22:18 UTC 版)
生物学におけるスプライシング (splicing) とは、ある直鎖状ポリマーから一部分を取り除き、残りの部分を結合すること。
リボ核酸(RNA)の自然修飾はRNAスプライシングと呼ばれ、タンパク質でインテインが除去される過程はプロテインスプライシングと呼ばれる。
なおスプライシングが起きるのは真核生物の転写の場合のみで、原核生物の転写の場合ではこの過程はない。
RNAの場合にはいくつかの異なるスプライシング機構が知られている。
- pre-mRNA スプライシング: 単にスプライシングというときには、このことを指していることが多い。典型的な真核生物において、DNAから転写されたmRNA前駆体には、イントロンと呼ばれる直接タンパク質のアミノ酸配列を決定していない部分が存在する。pre-mRNA スプライシングは、このイントロンを除き、残りの部分を結合して完全なタンパク質配列を示すmRNAを作ることをいう。
- pre-tRNA スプライシング: いくつかのtRNA前駆体はアンチコドンループにイントロンを持つ。ヌクレアーゼによってこれが切断除去され、ライゲースによって再結合される。この他に自己スプライシングイントロンを持つtRNAもある。
- 自己スプライシング: タンパク質因子が必須ではないスプライシング。テトラヒメナのグループI自己スプライシングイントロンはrRNAで発見されたが、rRNAには他の形式のイントロンを持つ物もある。
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