Slot_2とは? わかりやすく解説

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Slot 2

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/22 01:59 UTC 版)

Slot 2
ソケット形式 Slot
チップ形状 SC330
接点数(ピン数) 330
FSBプロトコル GTL+、後にAGTL+
FSB周波数 100, 133 MT/s
電圧範囲 1.3~3.3 V
採用プロセッサ #採用製品を参照
前世代 Socket 8
次世代 Socket 370
Socket 603

この記事はCPUソケットシリーズの一部です

Slot 2は、インテルが一部のPentium II Xeonと一部のPentium III Xeonで使用した330接点のエッジ・コネクタの、物理的・電気的仕様である。

概要

最初に導入されたとき、Slot 1Pentium IIは、ホーム/デスクトップとローエンドのSMP市場のPentiumPentium Proプロセッサを置き換えることを意図していた。マルチプロセッサのワークステーション/サーバをターゲットとしていたPentium II Xeonは、512 - 2048KBまでのL2キャッシュの選択範囲とフルスピードのオフ・ダイL2キャッシュ(Pentimu IIはコスト削減のため、CPUスピードの半分で動作する、より安価なサードパーティーのSRAMチップを使用した)を除いて、同じP6 Deschutesコアの後期のPentium IIと非常に良く似ていた[1]

242接点のSlot 1コネクタの設計は、XeonのフルスピードのL2キャッシュをサポートしなかったため、330接点に拡張したコネクタが開発された。この新しいコネクタは'Slot 2'と名付けられ、Pentium II Xeonと最初の2つのPentium III Xeon(コードネーム'Tanner'と'Cascades')で使用された。Slot 2は、最終的にPentium III Tualatinで使用されたSocket 370に置き換えられた。同一であるという事実にもかかわらず、一部のTualatin Pentium IIIは'Pentium III'として出荷され、一部は'Xeon'として出荷された。

採用製品

CPU
チップセット

関連項目

脚注

  1. ^ 本文では、キャッシュなどの半導体メモリの容量に言及する場合、KBは210bytesを表す。

この記事は2008年11月1日以前にFree On-line Dictionary of Computingから取得した項目の資料を元に、GFDL バージョン1.3以降の「RELICENSING」(再ライセンス) 条件に基づいて組み込まれている。


「Slot 2」の例文・使い方・用例・文例

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