LGA1156とは? わかりやすく解説

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LGA1156

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/17 01:34 UTC 版)

LGA1156
ソケット形式 LGA-ZIF
チップ形状 FC-LGA
接点数(ピン数) 1156
FSBプロトコル DMI
採用プロセッサ #採用製品を参照
前世代 LGA775
次世代 LGA1155

この記事はCPUソケットシリーズの一部です

LGA1156(別名:Socket H)は、ランド・グリッド・アレイ (Land grid array) を採用したインテルCPUソケットで、LGA775の後継にあたる規格の1つである。

概要

LGA1156は、その名前の通り、1156本のランド(=平たい接点)を持つLGAパッケージである。 NehalemWestmereに対応しており、メインストリームCPU用となる。 外観は、LGA775と比較した場合、切欠きの位置が異なり、ランドの数が381本増えている。LGA1156以外のLGA115x系(LGA1155LGA1150LGA1151)との互換性はない。ただし、マウントホールの間隔を従前プラットフォームから継承したため、ほとんどのメーカーのLGA775やLGA115x適合を謳ったCPUクーラーは、互換性を持つ。

採用製品

CPU

CPU側にメモリコントローラPCI Expressコントローラ等を内蔵しているため、これらCPUはノースブリッジを不要とした。CPUチップ内でのノースブリッジにあたる部分とCPUコアの通信には同時期に併用されたLGA1366CPUと同様にQPIで接続されている。

チップセット

CPUとチップセットの通信は、従来のサウスブリッジ(PCH)との通信に用いられたDMIで接続されている。このことから、これらチップセットは「単体のサウスブリッジチップでありICHの後継製品である」と見做せる。

脚注

関連項目

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