SB陽角【SBヨウカク】(野菜)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第8288号 |
登録年月日 | 2000年 9月 5日 | |
農林水産植物の種類 | とうがらし | |
登録品種の名称及びその読み | SB陽角 よみ:SBヨウカク |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | エスビー食品株式会社 | |
品種登録者の住所 | 東京都中央区日本橋兜町18番6号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 金子良次、清水実 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,大韓民国から導入した品種の選抜系統どうしを交配して育成されたものであり,成熟果は赤色の細長形で,辛味の発現がない品種である。草丈はやや低,分枝開張度はやや開張,分枝性は中,第1分枝の節位はやや低,角度は中,節間長はやや短,枝の強度及び腋芽の発生は中である。葉色は緑,葉の大きさはやや小,葉柄の長さは短である。未熟果の果色は緑,成熟果の果色は赤,果の着生は節成り,着果の向きは下向き,果形は細長形,果肉の厚さは中,果の大きさは小,長さはかなり長,太さはやや細,果頂部の形は尖,果面のシワは少,心室数は2,果のアントシアニンは極少,光沢は中,果面の条溝の深さは無,果柄の強さ及び帯離れは中,果皮の硬さはやや硬,果の辛味の発現は無,着果数はやや多である。早晩性はやや早,TMV抵抗性は中である。「朝鮮なんばん」と比較して,草丈が低いこと,果の辛味の発現が無いこと等で,「伏見甘長とうがらし」と比較して,草丈が低いこと,果面のシワが少ないこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,昭和63年に出願者の委託ほ場(東京都練馬区)において,大韓民国から導入した湖南産品種から選抜した系統に同英陽産品種から選抜した系統を交配し,その実生の中から選抜,以後,固定を図りながら特性の調査を継続し,平成8年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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