ResourceManager.IgnoreCase プロパティ
アセンブリ: mscorlib (mscorlib.dll 内)

Dim instance As ResourceManager Dim value As Boolean value = instance.IgnoreCase instance.IgnoreCase = value
/** @property */ public boolean get_IgnoreCase () /** @property */ public void set_IgnoreCase (boolean value)
リソース名の大文字と小文字の区別を無視するかどうかを示すブール値。

IgnoreCase プロパティの値が false の場合は、"Resource" という名前のリソースは "resource" という名前のリソースとは異なります。IgnoreCase が true の場合は、"Resource" という名前のリソースは "resource" という名前のリソースと同じになります。ただし、IgnoreCase が true の場合は、ResourceManager.GetString メソッドおよび ResourceManager.GetObject メソッドは、CultureInfo.InvariantCulture を使用して大文字と小文字を区別しない文字列比較を実行します。この利点は、これらのメソッドによって実行される大文字と小文字を区別しない文字列比較の結果が、カルチャにかかわらずすべてのコンピュータで同じになることです。難点は、結果がすべてのカルチャの大文字/小文字区別規則と一致しないことです。
たとえば、トルコ語のアルファベットには 2 つの文字 I があります。1 つはドット付きの I で、もう 1 つはドットなしの I です。トルコ語の場合、文字 I (Unicode 0049) は、別の文字 ı (Unicode 0131) の大文字版と見なされます。文字 i (Unicode 0069) は、別の文字 İ (Unicode 0130) の小文字版と見なされます。大文字と小文字を区別するこれらの規則に従うと、カルチャ "tr-TR (Turkish in Turkey)" の場合、文字 i (Unicode 0069) と文字 I (Unicode 0049) の大文字と小文字を区別しない比較は失敗します。IgnoreCase が true の場合は、この比較は正常に行われます。
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パフォーマンス上の理由のために、常に大文字と小文字を正しく区別してリソース名を指定することをお勧めします。IgnoreCase は、大量のワーキング セットとパフォーマンス ヒットを発生させることがあります。 |

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows CE, Windows Millennium Edition, Windows Mobile for Pocket PC, Windows Mobile for Smartphone, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition
開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。


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