PHS、コードレス電話
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/20 15:47 UTC 版)
「ガラパゴス化」の記事における「PHS、コードレス電話」の解説
携帯電話のように使える公衆PHSおよび固定回線電話機のコードレス子機として使える自営PHSとして、日本独自規格のPHSが展開された。しかし家庭用電話機の子機としてのPHSの利用は縮小し、2.4GHz帯デジタルコードレス電話が普及した。2010年代頃から、デジタルコードレス電話の新方式として、ヨーロッパで普及しているDECTが日本にも導入され一定の普及を見ている。また、2020年、携帯電話と同様のTD-LTE互換コードレスが策定、開発中である(日本向けTD-LTEコードレスを「sXGP」と呼んでいるが、国外ではほぼ通用しない)。 ただし、DECTやTD-LTE方式(sXGP)の場合については、PHS向けの電波帯域を共用することから、一部改修された日本向けの電波規制規格に則っており、日本国外のこれらの方式の機器がそのまま利用できるわけではない。sXGP方式については、公衆用LTE端末(所謂一般のスマートフォン)との技術共通性が高い事からローカル5Gとしての展望もある。
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