PERCENTRANK 関数
適用対象: Microsoft Excel 2010, Excel Web App, SharePoint Online for enterprises, SharePoint Online for professionals and small businesses
配列 に含まれる値の中で、百分率を使った x の順位を返します。PERCENTRANK 関数は、1 組のデータの中で値の相対的な位置を計算するために利用します。たとえば、あるテストの成績が 70 点である人の相対的な順位を計算するために、PERCENTRANK 関数を使います。
重要 この関数は 1 つまたは複数の新しい関数に置き換えられ、精度が向上していたり、関数の名前が用途をより適切に示すものに変更されていたりします。この関数は、以前のバージョンの Excel との互換性を維持するために引き続き使用できます。ただし、下位互換性が必要ない場合、新しい関数の名前はその機能をより正確に表しているため、今後は新しい関数を使用することを検討してください。
新しい関数の詳細については、「PERCENTRANK.EXC 関数」および「PERCENTRANK.INC 関数」を参照してください。
書式
PERCENTRANK(配列,x,[有効桁数])
PERCENTRANK 関数の書式には、次の引数があります。
- 配列 必須です。相対的な位置を決定するため、数値データを含む配列またはセル範囲を指定します。
- x 必須です。ランクを調べる値を指定します。
- 有効桁数 オプションです。計算結果として返される百分率の有効桁数を指定します。有効桁数を省略すると、小数点以下第三位 (0.xxx) まで計算されます。
解説
- 配列 にデータが含まれていないと、エラー値 #NUM! が返されます。
- 有効桁数 < 1 の場合、エラー値 #NUM! が返されます。
- x に相当する値が配列に含まれていない場合、正しい順位を計算するため、データの補間が行われます。
使用例
使用例を新規のワークシートにコピーすると、計算結果を確認できます。
その方法は?
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メモ 数値をパーセントとして表示するには、セルを選択し、[ホーム] タブの [数値] で (パーセント スタイル) をクリックします。
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