MessageQueue.CanRead プロパティ

.NET Framework クラス ライブラリ リファレンス

MessageQueue.CanRead プロパティ

MessageQueue を読み取ることができるかどうかを示す値を取得します。

名前空間: System.Messaging
アセンブリ: System.Messaging (system.messaging.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

Public ReadOnly Property
 CanRead As Boolean

Visual Basic (使用法)

Dim instance As MessageQueue
Dim value As Boolean

value = instance.CanRead

C#

public bool CanRead { get;
 }

C++

public:
property bool CanRead {
    bool get ();
}

J#

/** @property */
public boolean get_CanRead ()

JScript

public function get CanRead
 () : boolean

プロパティ値
MessageQueue が存在し、アプリケーションが読み取ることができる場合は true。それ以外の場合は false。

解説

CanRead は、アプリケーションがキューからメッセージをピークまたは受信できるかどうかを示します。CanRead が true の場合、MessageQueue はキューからメッセージを受信またはピークできます。それ以外の場合は、できません。

キューが既に排他読み取りアクセスで開かれている (または、非排他アクセスで開かれていて、この MessageQueue インスタンスが排他アクセスを要求している) 場合、またはアプリケーションに十分なアクセス権が与えられていない場合、CanRead は false です。CanRead が false のときにアプリケーションがキューから読み取ろうとすると、アクセスは拒否されます。

このプロパティが各種のワークグループ モードで使用できるかどうかを次の表に示します。

ワークグループ モード	使用可否
ローカル コンピュータ	○
ローカル コンピュータと直接書式名	○
リモート コンピュータ	×
リモート コンピュータと直接書式名	○

使用例

メッセージ キューの CanRead プロパティの値を表示するコード例を次に示します。

C#

// Display the value of the queue's CanRead property.
Console.WriteLine("MessageQueue.CanRead: {0}", queue.CanRead);

J#

// Display the value of the queue's CanRead property.
Console.WriteLine("MessageQueue.CanRead: {0}", 
    System.Convert.ToString(queue.get_CanRead()));

.NET Framework のセキュリティ

• 直前の呼び出し元に対する完全な信頼。このメンバは、部分的に信頼されているコードから使用することはできません。詳細については、「」を参照してください。

プラットフォーム

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows CE, Windows Millennium Edition, Windows Mobile for Pocket PC, Windows Mobile for Smartphone, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition

開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Framework
サポート対象 : 2.0、1.1、1.0
.NET Compact Framework
サポート対象 : 2.0

参照

関連項目
MessageQueue クラス
MessageQueue メンバ
System.Messaging 名前空間
CanWrite
ReadHandle