摩訶波闍波提とは? わかりやすく解説

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摩訶波闍波提

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/02 17:48 UTC 版)

摩訶波闍波提(まか・はじゃはだい、名前については後述)は、釈迦叔母であり養母である。また孫陀羅難陀(そんだら・なんだ)の母である。後に釈迦が悟りを得て仏となると、最初の比丘尼(びくに、女性の内弟子)となった。


注釈

  1. ^ カピラヴァットゥ城のジャヤセーナの王女
  2. ^ 名前は記されない
  3. ^ 古代インドでの年齢は、満年齢数え年が混在していたとされ、また起算も入胎であるか、出胎であるか判然としない。本記事では森章司と本澤綱夫による「入胎から起算する満年齢」を前提とする[2]
  4. ^ 釈迦の宮参りや、釈迦の出家を予知する夢を見る話があるが、後世に作られた伝承と考えられる[3]
  5. ^ ただし、釈迦が女人の出家を躊躇ったとの逸話は原始仏典との矛盾が多く、後世に付加されたものである可能性が高い[6]

出典

  1. ^ a b c d 森章司 & 本澤綱夫 2005, p. 5-16.
  2. ^ 森章司 & 本澤綱夫 2005, p. 1-5.
  3. ^ a b 森章司 & 本澤綱夫 2005, p. 16-27.
  4. ^ a b c 森章司 & 本澤綱夫 2005, p. 27-31.
  5. ^ a b c 森章司 & 本澤綱夫 2005, p. 31-45.
  6. ^ 植木雅俊『差別の超克――原始仏教と法華経の人間観』講談社〈講談社学術文庫〉、2018年(原著2004年)、175, 179頁。 
  7. ^ a b c 森章司 & 本澤綱夫 2005, p. 68-69.
  8. ^ a b c d 森章司 & 本澤綱夫 2005, p. 60-68.


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