M-stage music
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/12/21 00:21 UTC 版)
「M-stage」の記事における「M-stage music」の解説
対応機種はPicwalk P711m・Picwalk SH712m 2001年1月に対応機種Picwalk P711mの発売に伴い開始されたドコモによる音楽配信サービス。mopera網へ回線交換による32k/64kデータ通信で接続し、サイト上でJ-POPや洋楽を中心とした楽曲(コンテンツ)を検索のうえ購入し、端末のメモリーカードにダウンロードすることでフルコーラスの音楽を楽しめるものである。サイト上で試聴もできた。月額利用料は100円。 記録フォーマットは、P711mは128kbpsのAAC方式とSDメモリカード(SD-Audio)、SH712mはATRAC3(132kbps)方式とマジックゲートメモリースティックを用いている。2000年初頭よりレコード会社主導のPC向け音楽配信サービスが本格的に展開されたが、当初はコンテンツ供給者とメーカーの関係によってATRAC3、AAC、MP3と採用フォーマットがバラバラであったことから、Picwalkもメーカーにより採用フォーマットが異なった。 先述のVisualと同じく、従量制で通信費が嵩み対応機種が限られたことから苦戦し、2004年9月にサービス終了となった。携帯電話端末を用いたフルコーラスの音楽配信サービスはパケ・ホーダイと着うたフルが広く受け入れられる2006年頃までブランクが生じている。 ドコモでは、movaにおいて2000年11月に「SO502iWM」を、2004年12月にD253iWMをSH702mと同じコーデック形式で発売していたが、PCなどでMGメモリースティックへリッピングした楽曲再生のみ対応で音楽配信には未対応であった。また2007年に月額定額制の音楽配信サービスうた・ホーダイを開始したが、2010年5月にNapster Japanの撤退によりコンテンツが大幅縮小している。
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