K- RT/RU22系とは? わかりやすく解説

K- (P-) RT/RU22系

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 08:56 UTC 版)

日野・ブルーリボン」の記事における「K- (P-) RT/RU22系」の解説

ブルーリボン ツーステップP-HT226AA 神奈川中央交通初期の車両は後部平面ガラス構成されていた 観光バススケルトンRS系で採用されたスケルトンボディを、中型路線バスレインボーRJ続いて大型路線バスにも採用し、バスボディの全面スケルトン化が実現した。RU6系観光バスと同じブルーリボンの名称が与えられ従来のRE/RC系に変わる都市型路線車両として登場した1982年昭和54年排出ガス規制適合したK-RT/RU22系を発売。このシリーズ新開発EM100直噴エンジン (220ps) を搭載し、RB/RC系以来採用されてきた水平式(リアアンダーフロアーエンジン)を変更して垂直式(縦置き)とした。 RT/RU22系に搭載されEM100エンジンは、省燃費目指し9.4Lという小排気量とされ、RE系のEB400型 (190ps) の9.8Lよりも排気量少なかったちなみにRC3系のER200型 (225ps) は11.6Lであった。小排気量ゆえ回さないパワー出ず、そのため騒音大きく実用燃費が悪いという問題があった。 従来水平式エンジンバス専用部品多く整備性向上とコスト削減図ってトラックと共通の垂直式エンジン採用したが、車内後部デッドスペース発生してエンジン直上車体最後端まで座席設けることができず、保守面からも従来エンジン慣れた整備士からは不評であった。 RT/RU22系は、1983年昭和58年排出ガス規制適合してP-RT/RU22系となりHT/HU系との併売となるが、上記のような点およびRE/RC系が並行生産されていたこともあって販売数伸びず、1985年のHT/HU系のマイナーチェンジの際にRT/RU22系は製造打ち切りとなった。 RT/RU22系は日野車体製の純正ボディ圧倒的に多かったが、西工製が西日本鉄道大阪市交通局長崎県交通局など西日本一部事業者納入されている。その多くはスケルトンボディの58MCだが、初期にはモノコックボディ53MC架装された例も存在する富士重工製の架装数えるほどしかなく小湊鉄道向けの2台が唯一の例と推測されるまた、日野車体ボディにはKC-代の途中まで、RU60/63系(ブルーリボン観光バス)と同様の観光型フロントマスクも設定されていた。 日ノ丸自動車K-RT223AA 広島電鉄K-RU223AAトップドア仕様、RU6A系に準じたボディ架装したもの 西日本鉄道K-RU225AA西工架装車 (53MC)

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