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ジャパンナレッジ【JapanKnowledge】


ジェー‐ケー【JK】

読み方:じぇーけー

《JapanKnowledge》⇒ジャパンナレッジ


ジャパンナレッジ

(JapanKnowledge から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/03 14:31 UTC 版)

ジャパンナレッジ
URL
https://japanknowledge.com/
タイプ 統合型オンライン百科事典・辞書
分野 全般
使用言語 日本語
項目数 487万
閲覧 【個人契約「JKパーソナル」】[1]
月会費 1,500円(税抜き)
年会費 15,000円(税抜き)
【個人契約「JKパーソナル+R」】[1]
月会費 2,000円(税抜き)
年会費 20,000円(税抜き)
運営元 株式会社ネットアドバンス
営利性 あり
現代表 相賀昌宏(株式会社ネットアドバンス代表取締役社長、株式会社小学館代表取締役社長)

ジャパンナレッジ(Japan Knowledge)は、小学館グループの株式会社ネットアドバンスが提供する、有料会員制の知識探索サイト、インターネット百科事典である。小学館グループを中心に国内外の出版各社の辞書・事典コンテンツをデジタルデータとして提供することを目的としている。2025年3月16日時点で、80種類を超えるコンテンツの総項目数487万のデータに一括検索を実行し、結果を表示する[1]ロゴマークではJapanKnowledgeと表される。

収録コンテンツ一覧

ジャパンナレッジには、2025年3月16日現在、百科事典・辞書を中心に、以下のコンテンツが収録されている[2]

百科
日本語
歴史・地名
英語
  • 小学館ランダムハウス英和大辞典 第2版/小学館
  • プログレッシブ英和中事典 第5版/小学館
  • プログレッシブ和英中辞典 第4版/小学館
  • コンパスローズ英和辞典/研究社
  • コンパスローズ和英ライティング辞典/研究社
  • プログレッシブ中学英和辞典/小学館
  • プログレッシブ中学和英辞典/小学館
  • コリンズコウビルド英英和辞典デジタル版/HarperCollins Publishers
  • Oxford Advanced Learner's Dictionary 10th Edition/Oxford University Press
  • 小学館 オックスフォード 英語コロケーション辞典/小学館
  • 小学館 オックスフォード英語類語辞典/小学館
  • 理化学英和辞典/研究社
  • 医学英和辞典 第2版/研究社
  • ビジネス技術実用英語大辞典V6/プロジェクトポトス
  • プログレッシブ ビジネス英語辞典/小学館
  • SPED理工系英和辞典/小学館
  • ジーニアス総合英語 第2版/大修館書店
外国語
  • 小学館 独和大辞典 第2版/小学館
  • 小学館 ロベール仏和大辞典/小学館
  • 小学館 西和中辞典 第2版/小学館
  • 小学館 和西辞典/小学館
  • 小学館 伊和中辞典 第2版/小学館
  • 小学館 和伊中辞典 第2版/小学館
  • 羅和辞典 改訂版/研究社
  • 小学館 韓日辞典/小学館
  • 小学館 日韓辞典/小学館
  • ポケットプログレッシブ中日・日中辞典/小学館
用語・情報
人名・文化・宗教
  • 日本人名大辞典/講談社
  • 岩波 世界人名大辞典/岩波書店
  • 日本近代文学大事典 増補改訂デジタル版/[編集]日本近代文学館 [刊行]講談社
  • デジタル版 集英社世界文学大事典/集英社
  • 新版 日本架空伝承人名事典/平凡社
  • 新版 能・狂言事典/平凡社
  • 新版 歌舞伎事典/平凡社
  • ビジュアルカラー国語便覧/大修館書店
  • 有斐閣 現代心理学辞典/有斐閣
  • 例文 仏教語大辞典/小学館
  • 日本人物文献目録/平凡社
  • 国文学研究資料館「国書データベース」連携/国文学研究資料館
自然科学
  • 岩波 数学辞典 第4版/岩波書店
  • 朝倉 数学辞典/朝倉書店
  • 旺文社 高校数学解法事典 第九版 デジタル補訂版/旺文社
  • 旺文社 物理事典/旺文社
  • デジタル化学辞典 第2版/森北出版
  • 旺文社 化学事典/旺文社
  • 岩波 生物学辞典 第5版/岩波書店
  • 旺文社 生物事典 五訂版/旺文社
  • 地学用語集/旺文社
  • 人間の許容・適応限界事典/朝倉書店
  • 法則の辞典/朝倉書店
  • 八訂準拠 カラーガイド食品成分表/大修館書店
社会科学・統計
  • 法律用語辞典 第5版/有斐閣
  • 有斐閣 判例六法Professional/有斐閣
  • 日本統計年鑑/日本統計協会
  • 日本長期統計総覧/日本統計協会
  • 日本国勢図会矢野恒太記念会
  • 世界国勢図会/矢野恒太記念会
  • 統計でみる日本/日本統計協会
記事・コラム
  • 東洋文庫/平凡社
  • 新編 日本古典文学全集/小学館
  • 明治文学全集/筑摩書房
  • 文庫クセジュ ベストセレクション/白水社
  • 新編国歌大観/KADOKAWA
  • 新釈漢文大系明治書院
  • 岩波新書 セレクト100/岩波書店
  • 岩波ジュニア新書 セレクト100/岩波書店
  • 岩波科学ライブラリー セレクト100/岩波書店
  • 岩波ブックレット セレクト100/岩波書店
  • ブルーバックス セレクト100/講談社
  • ちくまプリマー新書 セレクト100/筑摩書房
  • 岩波ジュニアスタートブックス/岩波書店
  • ちくまQブックス/筑摩書房
  • 角川ソフィア文庫 セレクト100/KADOKAWA
  • 角川ソフィア文庫 ビギナーズ・クラシックス セレクト90/KADOKAWA
JKBooks
  • 太陽/[編集・刊行] 日本近代文学館 [製作・発売]八木書店
  • 文芸倶楽部 明治篇/[編集・刊行] 日本近代文学館 [製作・発売]八木書店
  • 第一高等学校 校友会雑誌/[編集・刊行] 日本近代文学館 [製作・発売]八木書店
  • 滝田樗陰旧蔵 近代作家原稿集/[編集・刊行] 日本近代文学館 [製作・発売]八木書店
  • 風俗画報/ゆまに書房(原誌:東陽堂)
  • 群書類従(正・続・続々)/[編集・刊行] 八木書店
  • 美術新報/[編集・刊行] 八木書店
  • 東洋経済新報/週刊東洋経済デジタルアーカイブズ/東洋経済新報社
  • 弘文荘待賈古書目/[編集・刊行] 八木書店
  • 人物叢書/吉川弘文館
  • The ORIENTAL ECONOMIST デジタルアーカイブズ/東洋経済新報社
  • 鎌倉遺文/[編集・刊行] 東京堂出版
  • 文藝春秋アーカイブズ/文藝春秋
  • 新訂増補 国史大系/吉川弘文館
  • 天皇皇族実録/[編修] 宮内省 [刊行] ゆまに書房
  • 史料纂集/[編集・刊行] 八木書店
  • 平安遺文/[編集・刊行] 東京堂出版

※JKBooksのコンテンツは法人向けサービスであり、ジャパンナレッジPersonal(個人向け)では利用できない[3]

検索の方法

最も簡単な検索方法は、調べたい言葉や事柄を検索バーに入力して検索ボタンをクリックするだけだが、複数の語を組み合わせ検索範囲や検索条件を設定したり、コンテンツを絞り込んで検索する「詳細(個別)検索」も可能である。検索範囲は見出し全文、検索条件は完全一致・前方一致・後方一致・部分一致を設定できる。さらに、検索結果は並び順や表示件数を変えて表示させることができる。

コースと会費

JapanKnowledgeは有料会員制で、法人契約と個人契約がある。法人向けは「ジャパンナレッジLib」、個人向けは「ジャパンナレッジPersonal」というサービスである。このうち「ジャパンナレッジPersonal」は“JKパーソナル”と、全コンテンツが利用できる“JKパーソナル+R”の2つのコースに分かれている[1]

歴史

  • 2001年4月16日 - 小学館グループのネットアドバンスにより「ジャパンナレッジ.コム」のサービスが開始された[4][5]。当初2か月近くは無料だったが、同年6月4日から有料となった[5]
  • 2004年9月 - 携帯電話向けサービス「JKモバイル」が開始された[4]
  • 2005年3月 - JKセレクトシリーズ『字通』が提供開始された[4]
  • 2007年7月 - JKセレクトシリーズ「日国オンライン」が提供開始され、日本国語大辞典が利用できるようになった[4]
  • 2006年10月 - JKセレクトシリーズ『日本歴史地名大系』のサービスが開始された[4]
  • 2008年5月 - JKセレクトシリーズ『Web版日本近代文学館』が開始された[4]
  • 2009年5月1日 - 大幅なリニューアルにより、法人向け「ジャパンナレッジ・プラス」のサービスが開始された[4]。独立サイトであったJKセレクトシリーズの「字通」「日本歴史地名大系」「日国オンライン」が統合され、一括検索が可能となった。また、年間契約のコースも新設された。旧ジャパンナレッジ(法人契約)は「ジャパンナレッジ・クラシック」と改称された。
  • 2010年7月1日 - JKセレクトシリーズ「国史大辞典WEB」が公開され、日本最大級の歴史百科である吉川弘文館の「国史大辞典」が新たなコンテンツとして加わった。
  • 2011年4月1日 - JKセレクトシリーズ「字通」「日国オンライン」とジャパンナレッジ・クラシックが「ジャパンナレッジ・プラス」に統合された。
  • 2014年4月1日 - サイトのリニューアルにより、検索エンジンインターフェースが一新された。法人向けサービス「ジャパンナレッジ・プラス」は「ジャパンナレッジLib」としてリニューアルされた[6]
  • 2016年3月1日 - 平凡社「世界大百科事典」が提供開始された。

受容

株式会社ネットアドバンスの川原一夫は、ジャパンナレッジの受容について「スタート当初はデジタルデータが揃えやすい辞書・事典を中核コンテンツとしたことから、『辞書検索サイト』として扱われることが多く、今でもその傾向は多分にあります」と分析しつつ、「しかし、実際は名前の通り、定評ある日本や日本語に関するコンテンツが体現する『日本の知識』を可能な限り網羅し、安い価格で提供する、というのがスタート時から変わらぬ目標です」と述べている[7]

脚注

  1. ^ a b c d 辞書・事典検索サイト ジャパンナレッジ”. ジャパンナレッジ. 2025年3月16日閲覧。
  2. ^ ジャパンナレッジ総合コンテンツ一覧”. JapanKnowledge. 2025年3月16日閲覧。
  3. ^ JKBooksとは”. JapanKnowledge. 2025年3月28日閲覧。
  4. ^ a b c d e f g ネットアドバンス > 沿革”. 2016年1月19日閲覧。
  5. ^ a b “【新サービス】小学館、キーワード1つで各種データベースを検索できるサービスを開始”. INTERNET Watch. (2001年4月16日). https://internet.watch.impress.co.jp/www/article/2001/0416/jkc.htm 2016年1月19日閲覧。 
  6. ^ ジャパンナレッジLib”. 紀伊國屋書店. 2023年4月22日閲覧。
  7. ^ 川原一夫「1.5 [コラム] 日本発のe-resource「ジャパンナレッジ」」『JEPA Books 電子辞書のすべて』、株式会社インプレスR&D、2016年、22頁、ISBN 978-4-8020-9066-7 

外部リンク



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