Janeの主な派生版
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「Jane (ソフトウェア)」の記事における「Janeの主な派生版」の解説
Janeには多数の派生版が存在する。ここでは現在主流の派生版を紹介する。 Jane Style 山下遼太が作った派生版。インストーラ版や充実したヘルプにより、初心者に配慮したつくりになっている。OpenJaneや派生版のGUIは通常3ペインだが、書き込み欄を追加して4ペインで構成するなど独自の工夫で人気が高い。ダウンロード数は窓の杜だけで約268万件/年(2008年)、アクティブユーザーは約40万人(2009年3月)に及ぶ。「Open JaneをSleipnirっぽくエレガンスにやったらもうちょっと一般的に支持されるんじゃないか?」というアイデアで、プログラミングの勉強を一から始めて開発した。2009年3月にはJaneから名前を取って「株式会社ジェーン」を設立した。なお山下はクローズドソースを選択した理由について、ユーザーが勝手にオートリロードの設定を変更して、2ちゃんねるのサーバーに負荷をかけて、2ちゃんねるから出入り禁止になるのを防ぐためと説明している。 Jane View: 他派生にも搭載されたビューア機能の源流。 軽快さと安定性の両立のほか、独自スクリプトによる機能拡張が可能。 Jane Xeno(ジェーン・ゼノ): Unicodeに標準対応した派生版であり、「JaneNida」の後継版である。多言語の読み書きが可能で多国語版Windowsに対応し、実況向け機能もある。「Nida」は韓国や北朝鮮情勢の有料オンラインマガジン「コリア・ウォッチ」の発行人が、OpenJane View Doe(0905)をベースにNightlyBuildを取り込み、Unicode機能を強化して作成した。名称はハングル板の意見を参考に命名したらしい。Delphiは2008年までUnicodeに対応していなかったので、韓国語や簡体中国語の入力にriched20.dllをラップしたNida専用コンポーネントを使っていた。2006年8月ごろにTntWare Delphi Unicode ControlsのTTntMemoを使った新しいNidaを発表した。2009年10月に開発を終了し、Unicodeに正式対応したDelphi2009製の「JaneXeno」に移行した。 ※ 携帯電話用プロキシタイプの2ちゃんねるブラウザJaneMobileは、Janeを名乗っているが本シリーズとは全く関係はない。
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