jamバンドとは? わかりやすく解説

Jamバンド

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/28 07:01 UTC 版)

Music Maker Producer Edition
jamバンド
開発元 MAGIX
初版 2007年12月21日
最新版
対応OS Windows XP/Vista
Windows 7(サポート外)[1]
サイズ HDD空き容量 4 GB 以上
種別 DAW、音楽作成ソフトウェア [2]
ライセンス プロプライエタリ
公式サイト http://www.ah-soft.com/musicmaker/jam.html
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jamバンド(ジャムバンド、jam BAND)は、DAW(音楽作成ソフト)「Music Maker」等の、日本ローカライズ版限定の特別パッケージ、および、そのイメージキャラクターである。

音楽ソフトとしてのjamバンドの詳細については Music Maker を参照。

キャラクター

jamバンドは、Music Maker をVOCALOIDバックトラック作成に使うことを想定し、初音ミクのバックバンドをイメージしたキャラクターである[3]。「jamバンド」は彼女たちのバンド名である。

2007年12月21日にMusicMakerシリーズのキャラクターとして弦巻マキ天音カナ鼓リズムの3人組でデビュー。
2009年3月19日に鼓リズムのとして鼓カノンが新メンバーとして加わり4人組になる。
2010年5月21日に鼓リズムが開発したロボタが加わり4人+1機となった。
2013年12月19日に新入部員の御手師マリーが新メンバーとして加わり5人+1機になった。

月刊ゲームラボ三才ブックス)にて、『どきどきjamバンド通信』が櫻井靖之(原案)により2009年5月号から2011年11月号にかけて連載される。2011年12月号から2012年5月号にかけて櫻井靖之(原作)と梅谷阿太郎(漫画)による4コマ漫画が連載された。

メンバーは次のとおりで、詳細は別記。

名前 読み 担当楽器 誕生日 血液型 声優 背景色[4] 髪の色 瞳の色
弦巻マキ ツルマキ マキ Guitar 09月15日 A型 民安ともえ田中真奈美[5] 金髪
天音カナ アマネ カナ Bass 11月30日 B型 加乃みるく 水色 水色 水色
鼓リズム ツツミ リズム Drum 07月11日 AB型 梨本悠里 ピンク ピンク ピンク
鼓カノン ツツミ カノン Keyboard 11月07日 AB型 ヒマリ オレンジ ピンク ピンク
御手師マリー ミタラシマリー Guitar 12月25日 A型 伊藤ゆいな[6]

イラストレーターは梅谷阿太郎。スリーヴレスの上着に末広がりのアームカバー、ヘッドセット楽器ストラップ風のバンド(カナのみ)などのデザインが使われている。初音ミクを強く意識した製品ではあるが、いわゆる「ボカロ亜種」ではない。

弦巻マキ
2007年12月21日にMusicMakerシリーズのキャラクターとしてデビュー。2010年11月12日にはAHSにより販売された音声合成ソフトである「VOICEROID+ 民安ともえ」のパッケージキャラクターに選ばれている。2021年6月18日には、CeVIO AIによるトーク用ライブラリ『CeVIO AI 弦巻マキ トークボイス』(日本語/英語)と、Synthesizer Vによるソング用ライブラリ『Synthesizer V 弦巻マキ AI コンプリート』が発売。CeVIO AIとSynthesizer V以降は声優が民安ともえから田中真奈美に変更された。2024年にVOICEPEAK版およびVoiSona Talk版(日本語/英語)が発売された。
御手師マリー
2021年9月29日にぴた声による音声素材集が発売されている。

パッケージ

Music Maker

Music Maker は、MAGIX製造・AH-Software (AHS) 輸入販売のDAWである。日本版は2007年12月21日、Music Maker Producer Edition(以下「バージョン1」)が発売され、2009年3月19日には Music Maker 2 Producer Edition にバージョンアップした。なお、日本では Producer Edition(以下「通常版」)のみがラインナップされている。

数量限定の「特別限定版」として、「Music Maker Producer Edition jamバンド」と「Music Maker 2 Producer Edition jamバンド」が、それぞれ通常版と同日発売された。

これらは、パッケージデザインが大幅に異なり、萌え系のオリジナルキャラクターの「jamバンド」がデザインされていて(通常版は音符を中心に据えたシンプルなデザイン)、タイトルロゴも、「jamバンド」が「Music Maker ~」より大きくなっている。中には、オリジナルキャラクターグッズ等が同梱されており、また、通常版のパッケージも箱ごと入っている。

ソフトウェア本体は、インターフェースが「jamバンド仕様」になっているほかは同じで、音楽ソフトとしての機能に違いはない。

Sound PooL

Sound PooL は MAGIX製造・AHS輸入販売の著作権フリーオーディオ素材集である。Music Maker 用の追加データとして最適化されているが、Music Maker 以外でも使用は可能である。日本版は2008年5月16日にVol.1と2が同時発売され、現在 Vol.8 まで販売されている。

Sound PooL に対しては、「jamバンドパック」が発売されている。「jamバンドパック」は Sound PooL 2巻ずつとオリジナルキャラクターグッズが同梱されており、2巻セットであること以外は音楽ソフトとしては同じである。現在までに、I (Vol.1&2)、1.5 (Vol.3&4)、II (Vol.5&6)、III (Vol.7&8) が通常版と同時発売された。

Music Maker の「jamバンド」と違い、数量限定とはされていないが、「I」は入手困難になっており、通常版のように継続的に販売されるかどうかは不明である。

その他

jamバンド単体の商品として、WindowBlindsスキン「jamバンド Window Blinds スキン」が販売されている。

出典

外部リンク


jamバンド

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/06/23 20:02 UTC 版)

Music Maker」の記事における「jamバンド」の解説

詳細は「jamバンド」を参照 jamバンド (「Music Maker Producer Edition jamバンド」「Music Maker 2 Producer Edition jamバンド」) は、数量限定の特別パッケージである。パッケージデザイン大幅に異なり萌え系のオリジナルキャラクターの「jamバンド」がデザインされていて、オリジナルキャラクターグッズ等が同梱されている。ただし、パッケージ中には通常版パッケージそのまま入っている。ソフトウェア本体は、インターフェースが「jamバンド仕様になっているほかは同じで、音楽ソフトとしての機能違いはない。

※この「jamバンド」の解説は、「Music Maker」の解説の一部です。
「jamバンド」を含む「Music Maker」の記事については、「Music Maker」の概要を参照ください。

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