JSF のバージョン
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「JavaServer Faces」の記事における「JSF のバージョン」の解説
JSF 1.0(2004年3月11日): (DEPRECATED) JSF仕様の最初のリリース JSF 1.1(2004年5月27日): (DEPRECATED) バグフィックスリリース。HTML仕様やHTML 出力部分に変更はない。 JSF 1.2(2006年5月11日): コアシステムとAPIに多くの改善を含むリリース。Java EEに採用された最初のバージョンで、Java EE 5に含まれる。コンテンツ織込みの問題についての暫定的な解決策を提供する改善内容については、 に記述されている。 設定ファイルに DTD の代わりに XML Schema を提供 Faces アプリケーションが、複数のフレームや複数のウインドウを持つ UI デザインができるような改善 TCKのサポート範囲を多くするための f: タグライブラリの改善、 f:viewライフタイムイベント、その他の小さな機能改善 API オブジェクトのデコレータのサポート クライアント側での状態保存のためのセキュリティの改善 ボタンの多重押し問題の解決 実装を容易にするため、仕様書を標準を記述している部分とそうでない部分を分離するよう整理 Portlet に関連するバグ修正 最小限の仕様変更を伴うバグ修正 JSF 2.0(2009年6月28日) : 使いやすさの改善や機能の追加、パフォーマンスの向上が図られたメジャーリリース。Ajax対応。Java EE 6に含まれる。 JSF 2.1(2010年10月22日) : 2.0のメンテナンスリリースで、ごく小さな仕様変更が行われている。 JSF 2.2(2013年5月21日) : HTML5の対応、テンプレートを切り替えるリソース・ライブラリ・コントラクト、画面遷移を管理するFacesフロー、サーバー側でコンポーネントツリーを保持しないステートレス・モードの追加、といった変更が加えられている。Java EE 7 に含まれる。 JSF 2.3(2017年4月17日) :Java EE 8 に含まれる。WebSocket機能、CDI拡充、BeanValidation相関チェック対応、Date and Time API(JSR-310)対応、Ajax機能強化。
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